1. 良い結婚は、やっぱり〝計算〞して成し遂げるもの

斎藤薫の美容自身2

2015.05.13

良い結婚は、やっぱり〝計算〞して成し遂げるもの

人妻な女、恋人な女、愛人な女…… そして、あなたはどれを生きているのか?

良い結婚は、やっぱり〝計算〞して成し遂げるもの

私たちが“わりと女嫌い”と勝手に決めつけていた西島秀俊が、あっけなく結婚してしまった時、結婚それ自体より、お相手が“プロ彼女”と呼ばれる一般女性であったことのほうが、むしろショックだったりはしなかっただろうか?

 誰が呼んだか“プロ彼女”……プロといってもそれを仕事にしているわけじゃなく、芸能人有名人、時には政財界のオジサマたちとも合コンなどを通じて“仲良し”である美女軍団。西島サンのお相手も当初の職業が“コンパニオン”だったのに、それがいつの間にか“会社員”に変わっていたりしたが、元タレントや元モデルなど、かつては何らかの形で芸能界に所属してきて、今は“会社員”。でも、やっぱりズバ抜けて美しいから有名人男たちの集まりに呼ばれるわけで、そういう美女を何となく組織化するシンジケートがいくつかあると聞く。

 従って、誰かと交際が始まっても決して口外しない。会えなくても文句は言わない。おそらくは別れても悪口を言わない……ちゃんとわきまえた“完璧な恋人”を演じるからのプロ? そういえば、最近入籍した伊藤英明もお相手は“一般の女性”……。意外にも質素な選択、と思ったけれども、これもたぶん……。

 じつはこういう存在はかなり昔からいて、有名人の妻には元“プロ彼女”がとても多いのだ。でもすったもんだの離婚劇を展開する芸能人妻に、元“プロ彼女”らしき人はあまり登場しないから、妻としてもプロフェッショナルなのだろう。

 なるほどこういう生き方もあるのだ。美形に生まれて芸能界に憧れ、でもそういう意味で大成はしなかったから、有名芸能人の彼女になり、妻になり、結果華やかで安泰な人生を送る……。

 中には「そこにアイデンティティはあるの?」と思う人もいるだろうが、ひとつの巧みな生き方ではある。“自らが注目を浴びるという夢”をほんの少し変形させて実現させる……。一般大衆に愛されなくても“大物俳優”に選ばれるのは大きな達成感のあることなのだろうから。

 ましてやアイドルやタレントの寿命は短いが、大物俳優の妻は一生もの。失礼な言い方ながら、じつに賢い。異論反論はあるだろうが、女としてあっぱれな生き方。女の人生だけに許された、見事な成功例ではある。ちなみにこの人たちが“プロ彼女”と呼ばれるのは、あくまでも有名芸能人と“良い結婚”をするという大きな目的を果たすためにこそ、“理想の恋人”を演じたから。“恋人であるよりあくまで華やかな人妻”の人生を選んだ人たちなのだ。

どのコースを生きるのかは、自分で決められるのだから

 女は人生を進めていく過程で、“自分の役割”を知らず知らず決めていく。仕事で何かを成し遂げるのが自分の使命と気づく人がいる一方、自分は“人妻”という立場で真価を発揮するタイプと気づく人もいるのだろう。どちらにしても早いうちにその方向性を決めておくほうが、人生無駄がないのは確か。

 もちろん仕事と結婚を完璧に両立させる人もたくさんいるし、「今は仕事が大事」と、いつの間にか結婚や出産のタイミングを外す人も多い中、人妻人生を選ぶのはけっこうな意志の強さ。人妻な女は、やっぱり女として“もっともしたたかなタイプ”なのだ。

 もちろん、最初から自分を“愛人な女”と考える人はいないはずだが、結果として気がつくといつも“愛人”をやっている人はいて、この人たちには心の弱さと強さが混在している。妻帯者を好きにならないガマンはそう難しくなく、だから愛人になりたくない人は生涯ならない。つまり既婚者を好きになるのは、ある種の心の弱さ。ところが本人たちに言わせれば、「好きになってしまうものは仕方がない」と、やむにやまれぬ情熱を訴えるし、割り切った不倫と言いながらも、心のどこかで自分は妻に勝てるかも……という強気を秘めている。だから何度でも繰り返してしまいがちなのである。

 それもその人の選んだ生き方。中には、“カミラ夫人”のように、長年“愛人”をやっていて、結果的にダイアナ元妃を追い出す形で妻の座に座った人もいるから、必ず損をするとは限らない。ただこの人も人妻のまま“皇太子の愛人”をやっていたわけで、むしろ相当にしたたかな愛人。しかも一般的には、仮に略奪婚できても今度は自分が浮気される。多くの愛人は恨みも買いつつ、結局損もするのだ。

 また、もしも“恋人な女”とでも言うべきタイプがあるなら、いっつも恋をしているのに、結婚には意外につながらない。もちろんいろんな男といろんな恋をする人生は輝かしいが、結婚願望よりも“恋愛体質”のほうが勝ってしまうがために、恋愛でグズグズもたもたするばかりで、妻にはなれない人が少なくないのだ。

 もちろん結婚できればいいってものではまったくない。でも何だかんだ“したたかな女”ほど、確実に良い結婚をしているのは間違いないのだ。自分を大切に取り扱い、自分を幸せにする実行力も人一倍強い女ほど、ちゃんと人もうらやむ結婚をしている。もうあまりにも順当な結論になってしまうけれど、結婚にだけ関して言えば、それなりの努力と打算を怠らない女が目的をちゃんと果たしている。とても単純な話なのである。

 ともかく人妻人生を送る人、何となく恋人ばかりやってる人、そして気がつくと愛人になってる人。そして結果として仕事に使命感を感じちゃった人……いろいろだけれども、どのコースを生きるにしても、どこかの時点でそれをハッキリ自覚しておくべき。自分の人生がどっちの方向に向かって進んでいくか、それは自分じゃコントロールできない。どんなに冷静な人でも、自ら操るのは無理。しかし自分は女として、どのコースを歩いているのか、それは自分自身が選べるうえに、いつだって方向転換ができるのだから。

 女は往々にして、すべてを運命のせいにし、占い通りの人生を生きてしまいがち。でも“女としてのコース”を選んでいるのは自分自身であることを忘れちゃいけない。愛人ばっかりしている人生を、運命のせいにするのは間違いだと言いたいのだ。結婚に失敗して傷つく女も世の中にいっぱいいるわけで、これは人生がどこへどう暴走していくかわからないという証。でも自分は女としてどういう女なのかを知れば、人生はそれ以上やみくもにならず、そのためにはらったギセイにも納得がいくはず。

 言いかえれば、人生という乗り物に乗ったら結果的にどこへ行くのかわからないが、少なくともどんな乗り物に乗るのかは自分で決められるからこそ、人生は暴走しないはずなのだ。“プロ彼女”の存在がクローズアップされた時、世の中の奇妙な仕組みに複雑な想いに囚われた人もいたはずだが、そうやって人生を思い通りに進めていこうとする緻密な女たちがいることは知っておくべき。自分を幸せにする知恵と力を女はもっと駆使すべきなのだ。女は幸せになるために生まれてきた性なのだから。結婚はテクニックではない。幸せになる技なども存在しない。でも、自分をしっかり幸せのコースに乗せて先に進まなきゃダメ。

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