1. ”運のいい女と、悪い女”って本当にいるのか?”運のいい女”は、本当に運がいいのか?

斎藤薫の美容自身2

2017.03.08

”運のいい女と、悪い女”って本当にいるのか?”運のいい女”は、本当に運がいいのか?

人気連載「斎藤薫の美容自身 STAGE2」。 今月のテーマは"運のいい女と、悪い女"って本当にいるのか?"運いい女"は、本当に運がいいのか?について毎月第2水曜日更新

齋藤 薫
ビューティジャーナリスト
by 齋藤 薫

根は臆病だから、大殺界に絶対しちゃいけないことはやはり避けたいが、どうしても今やっておかなきゃならないことは、やってしまう。だってタイミングが大切なものが目の前にあるのに、大殺界に動かずに待つなんて無理。だから恐れながらもやってしまおうと思うようにもなった。ある女性は、転職はいけないと言われる大殺界に、ヘッドハンティングが来て、泣く泣く諦めたと言った。でもなぜあの時思い切って動かなかったのだろうと生涯で一番後悔をしているとも言った。そういう話を聞くにつけ、運気の悪い時こそ逃げずにいようと思ったのだ。

何かが起きても運勢のせいにできる。逆にこんなことで済んで良かったと思えるし、何かを犠牲にしないと前に進めないのだとも思えるし。つまり災いに対して強くなれるのだ。災いは起きるもの。その代わり、災い転じて福となすのだと。

そう、以前はこんなふうに思っていた。良いことがあると、必ず悪いことがある。幸運の分だけ不幸なことが起こりうる……でも今思うと、それは運勢を怖がっていた時の自分。

”答え合わせ”するようになってからは、常に、悪いことが起きるのは想定内。でもその分ちゃんと良いことがやってくる……逆にそれが希望につながっていくのだ。つまりコワゴワ生きていたのが、不運を恐れず、自ら運を生み出す勇気が生まれたと言っていい。

言い換えれば、良いことが起きますように……そう思って生きるより、悪いことは起きて当然……そういう生き方の方がじつはずっと楽であると言うこと。少なくとも、災いのほとんどは、過ぎてみると「この程度で済んで良かった」と思えるはずのもの。死なない限り、後でそう思えるからなのだ。

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”つまずき”だけが、教えてくれるものとは?

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