
エイジング対策、何から始めればいいかわからない!という方に。皮膚科医の友利新先生が、エイジングケアの極意を教えてくれました。
オイリー肌だった私が辿り着いた美肌の結論は「抗炎症」!
【エイジングケアの達人】信頼度大のわかりやすい解説が大好評!

医師
友利新先生
内科、皮膚科医。都内の美容クリニックに勤務する傍ら、雑誌やYouTubeなどを通して正しい美容情報を発信。
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炎症の鎮静化こそ、エイジングケアの要
「私が皮膚科医を目指したきっかけは、ひどいニキビに悩んでいたから。もともとオイリー肌でゴワつきやすく、テカリや毛穴詰まりにも悩み、ニキビをつぶしたり、硬いスクラブでゴシゴシこすったり、脂分を完全に抜くケアをするなど失敗もたくさんしたけど、クリニックに通い、みずからも皮膚科学を学ぶ中で辿り着いたのが抗炎症ケア」

「ニキビは毛穴に詰まった皮脂が炎症を起こしてできるもの。炎症性の慢性疾患なので、いかに炎症を起こさないかにフォーカスして、コスメを選び、摩擦や日差しを避けるなどを徹底したところ、30代に突入した頃、ニキビを克服。
そして、この抗炎症ケアが、そのままエイジングケアにも。老化は慢性的にくすぶり続ける炎症が発端となって、伝達物質がつくられ、シミやシワ、たるみなどの原因に。しかも炎症は一度起こるとゼロにするのが難しいから、今も私のお手入れの基本は抗炎症ケア。さらに炎症に繋がるトラブルもトータルでケアします」
▼やってよかったこと
- 日焼けをしない
- ビタミンC&Aケア
- 美容情報にアンテナを立てる
▼やらなければよかったこと
- ニキビをつぶす&触る
- ハードに擦るケア
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