1. 【簡単レシピ】美味しい発酵料理|夏バテ対策・美肌づくりに効果大!

2018.07.28

【簡単レシピ】美味しい発酵料理|夏バテ対策・美肌づくりに効果大!

発酵食品は疲れた体に元気を与えてくれるパワーフード。だから甘酒も、江戸時代には夏の栄養ドリンクとして飲まれていたんですね。暑い日でもさっぱり食べられる発酵食品レシピを教えてもらいました!

【簡単レシピ】美味しい発酵料理|夏バテ対策・美肌づくりに効果大!

発酵食品って何がそんなに体にいいの?

納豆、ぬか漬け、塩辛、味噌に甘酒。しょうゆに酢、しょうゆ麹に塩麹、日本の食卓には昔から発酵食品があふれています。日本のものだけではありません、ビールやワイン、パンにチーズ、紅茶だって発酵食品ですよね。

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では発酵食品とは一体、何なのか?

まず発酵とは、微生物が食材にくっついて繁殖を繰り返し、食材の元の成分を変化させること。この繁殖がうまくいった場合は発酵になり、先に書いた納豆やぬか漬け、味噌やしょうゆなどおいしい食材になります。でも一歩間違えてしまうと、発酵ではなく「腐敗」となり、これは食べてはいけません。

また、発酵する中で微生物が食材に含まれるでんぷんやたんぱく質を分解し、アミノ酸や糖分などに変身させるため、発酵食品は元の食材にはない新たなおいしさが生まれたり、栄養分が加わり、「おいしい」「栄養価が高い」と言われるのです。

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事実、発酵食品には体を作るための三大栄養素である糖質・脂質・たんぱく質のみならず、身体の調子を整えるビタミン、ミネラル、酵素なども含んでいるため、免疫力を上げてくれます。免疫力が上がるということは、身体の中からしっかり元気になった証拠。
夏バテ撃退はもちろん、免疫力が上がれば肌もきれいになりますから、美肌効果も期待できます。だからこそ日々、しっかり発酵食品をとることが大切なんです。

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発酵食品の簡単アレンジ

とはいえ、いくら好きでも毎日、ヨーグルトをそのまま、納豆をそのまま食べていたのでは飽きてしまいます。
アレンジの効かせ方、発酵食品を楽しむ幅を広げてみませんか? そこで毎年、手作り味噌教室を開催している料理家の尾田衣子先生に身近な発酵食品を使った夏向けアレンジレシピを教えてもらいました。

色も涼しげで夏にぴったり!

★甘酒のガスパチョ風スムージー

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「甘酒を使ったスムージーというのはよくあるレシピですが、甘い飲み物って、飲んでいるうちに飽きてしまうんですね。だからこれは甘酒の天然の甘みが活かしつつも、ガスパチョ風にして最大限甘みをおさえたスムージーです。またバゲットも入っているので腹持ちもよく、夏場の朝食としてもおすすめです」

材料(2人分)
甘酒……200ml
キウイ……1個
きゅうり……1本
バゲットスライス……2枚
酢・オリーブオイル……大さじ1
塩・こしょう……適量

作り方
1.

キウイはざく切り、きゅうりは飾り用に少量を角切りにし、残りは輪切りにする。
2.
ジューサーに①のキウイと輪切りにしたきゅうり、甘酒、バゲットスライス、酢、オリーブオイルを入れ、撹拌する。
3.
②に塩、こしょうで味を調え、器に注ぐ。1の角切りきゅうりを浮かべ、オリーブオイルを回しかける(分量外)。

どんなお刺身にも合うレモンみそ

★あじのレモンみそ和え

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「みそにレモンの皮とレモン汁を混ぜ合わせることで食べやすく! あじに限らず、いかやたこの刺身、鯛やひらめ、サーモンやまぐろの刺身とも合います。小料理屋的なワンランク上のおつまみになるので、暑さに疲れた彼に作ってあげるのも一興ですよ」

材料(2人分)
あじの刺身……1尾分
クレソン……1/2束
ミックスナッツ……10g
みそ、レモン汁……各大さじ1
みりん、砂糖……各小さじ1
レモンの皮……適量

作り方
1.

クレソンはざく切り、ミックスナッツは粗く砕く。
2.
ボウルにみそ、レモン汁、みりん、砂糖入れ、よく混ぜ合わせる。
3.
②にあじの刺身とクレソンを加え、よく混ぜる。
4.
器に盛り、レモンの皮をすりおろす。

薬味たっぷり!

★豚しゃぶ肉の塩麹カルパッチョ

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「薬味も消化吸収機能を高めたり、食欲を増進してくれる効果があります。それにお肉に合わせて使うと食べやすくなるので使ってみました。また、このカルパッチョ、作ったあとちょっと冷蔵庫などで冷やしておくと塩麹が肉になじみ、酵素の力で肉をやわらかくしてくれるんです。通常の冷やしゃぶって、時間が経つとお肉が硬くなってしまうことがありますが、塩麹の力で硬くなることはありません」

材料(2人分)
しゃぶしゃぶ用豚薄切り肉……160g
大葉……2枚
パクチー……1株
みょうが、小ねぎ……各1本
スプラウト……1/4パック
塩麹・水・オリーブオイル……各大さじ1

作り方
1.

大葉は手でちぎる。パクチーはざく切りにする。茗荷は薄切りにし、スプラウトは根を切る。小葱は小口切りに切る。
2.
①を全て混ぜ合わせる。
3.
沸騰した湯に豚肉を加え火を入れ取り出す。
4.
塩麹、水、オリーブオイルを混ぜる。
5.
器に②、③を盛り付け④をかける。

教えてくれたのは……
料理研究家 尾田衣子さん

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料理教室「アシェット ド キヌ」主宰。大学卒業後、一般企業に就職するも、料理好きが高じて、働きながらクッキングスクールに通う。その後、ル・コルドン・ブルー東京校、イタリア留学を経て、東京・西荻窪で料理教室を開く。柑橘料理・薬味マニアとしても知られ、著書に「薬味食堂」(朝日新聞出版)、「柑橘料理の本」(オーバーラップ)がある。塩レモンに続く、人気手作り万能調味料「みりんレモン」の発案者。