1. 【体臭解消!】食べる物に気をつけて体臭を防ごう!

2018.09.08

【体臭解消!】食べる物に気をつけて体臭を防ごう!

大きな声では言えないけれど、実は自分の体臭に悩んでいる女性は多いもの。とくに汗をかく季節は気になりますよね。でも、実はこのにおい、食べるものを改善することで抑えられるんです!

【体臭解消!】食べる物に気をつけて体臭を防ごう!

汗そのものがにおっているわけじゃない!

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人間の汗腺には、「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。エクリン腺から出る汗は、運動したときに出る汗でさらさらとしており、すぐに蒸発します。また、成分もほとんどが水のため、においません。

問題はアポクリン腺から出る汗! 運動不足や緊張、ストレスなどを感じたとき、このアポクリン腺から出る汗が増えます。エクリン腺から出る汗と違い、べたべたとした汗で、においの原因となるたんぱく質や脂質などの成分が含まれています。

でも、実はアポクリン腺の汗そのものがにおっているわけではありません。皮膚にいる雑菌が不快な匂いを作っているんですね。この雑菌、高温多湿の環境が大好物! そのためワキやお股、足などに発生しやすいんです。どの部位も空気の循環が悪く、じめじめとしたところ。まさに「においが気になるゾーン」にこの雑菌軍団は潜んでいるんです!

体臭につながる食べ物とは?

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雑菌がにおいの発生源なのはわかりました。しかし、なぜ食べ物で体臭を軽減できるのか? そのあたりがよくわからないですよね。そこで管理栄養士の金丸絵里加先生に教えていただきました。

「先ほどの雑菌は、アポクリン腺から出てくる汗が含むたんぱく質や脂質をえさにしているんですね。だからそのえさを減らせば体臭というのは軽減できるんです。だからよく、『肉食の人は体臭がキツイ』と言いますよね。あれは事実で、過剰に脂質の多い動物性のたんぱく質をとっているため体臭がきつくなってしまうんです。このようなたんぱく質は大腸に届いた時点で腐敗し、においが発生します。さらには腸内の悪玉菌などによって分解されるため、アンモニアを作り出し、これもまたにおいの原因になります」(以下、「」金丸先生)

「お肉のほかにも以下の食べ物は体臭につながる食べ物ですので、自分のにおいが気になる人は摂取量を減らしてください。ただしたんぱく質は体を構成する大事な栄養素。若い女性や偏食気味の人は不足するといけません。ですから体臭が気になりだしたり、食べすぎている傾向があると感じたら、毎日肉食をやめたり、食べる量を工夫したりしてください」」

●にんにく、ねぎ、玉ねぎ
これらの野菜は切るとアリシンという物質が作られ、これが口臭や体臭の原因になります。
●動物性脂肪(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
これもお肉と同じたんぱく質なため、においの原因に。
●アルコール
アルコールは体内で分解されたあと“アセトアルデヒト”という成分になり、それが汗腺を伝わり、皮膚からにおいを発生させます。またアルコールは口の中を乾燥させてしまうため、唾液が出にくくなり、これが口臭の原因にもなります。
●辛すぎる食べ物
あまりに辛い食べ物を食べると汗がたくさん出ます。しかもこのときかく汗は、「辛い!」というある種ストレスによってかく汗なため、アポクリン腺から出ている汗です。そのため、この汗と雑菌が混ざり、においが発生します。
●トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、酸化した揚げ物やスナック菓子などの酸化臭はそれだけでも臭いますが、体内でも同じように体を酸化させ、においの原因を引き起こさせます)

なるほど! だから「焼き肉とビール」なんて最高ですが、におうこと間違いなしの組み合わせなんですね(冷や汗)! 確かに体臭がそんなでもない人でも、焼き肉×ビールのあとは翌朝、体がにおうといいますものね。では、反対に体臭を抑える食べ物とは何なのでしょうか?

体臭を抑える食べ物とは?

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「簡単に言うと、“ヘルシーで体にいいもの”です。以下のリストを見てください」

 ●抗酸化食品
緑黄色野菜や緑茶などです。ビタミン、ミネラルをたっぷり含んでいるため、においの原因であるたんぱく質や脂質の酸化を抑制します。
●腸内環境を整える食品(食物繊維やオリゴ糖を含んだ食品、海藻類やきのこ、発酵食品や大豆製品など)
これらは、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らします。そのため、腸内でにおいが発生するのを抑え、このにおい物質を便として排出する作用があります。
●アルカリ性食品(海藻、きのこ、大豆、お酢、梅干し)
においの原因となる乳酸の生成を抑えることで、においを抑制します。

簡単! 体臭軽減メニューを作ってみよう!

最後に簡単に作れて体臭を抑えるレシピをご紹介。
「どちらも海藻を使ったレシピです。海藻料理というとなかなかレシピの幅が広がらないかもしれませんが、これは手軽に作れて、副菜にもおつまみにもなるので、こまめに海藻を食事に取り入れることが出来ますよ」。

カリカリ油揚げのもずく酢サラダ

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◆材料(2人分)
みょうが……2個
きゅうり……1本
油揚げ……1枚
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もずく酢……小1パック(70g)
しょうゆ・ごま油……各小さじ1

①油揚げはオーブントースターで焼き色がつくまで3~4分焼き、縦半分に切ったあと1㎝幅に切る。
②きゅうりは麺棒でたたき、食べやすい大きさに切る。みょうがは縦半分に切ったあと斜め薄切りにする。
③ボウルに②とAを混ぜ入れて、最後に①を加えて混ぜる。

大豆もやしとわかめのナムル

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◆材料(2人分)
大豆もやし……1袋
生わかめ……40g
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ごま油……小さじ1/2
鶏がらスープの素・しょうゆ……各小さじ1

①大豆もやしはできればひげ根を取る。わかめは食べやすい大きさに切る。
②ボウルに大豆もやしを入れ、ラップをふんわりかけて3分加熱し、水けをきる。
③Aを②に加えて手でなじむまでよく混ぜ、わかめを加えてまぜ合わせる。

教えてくれたのは……
料理研究家・管理栄養士
金丸絵里加先生

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食を通じて健康になることをモットーに、ヘルシーな家ごはんやおつまみのレシピを提案。監修書籍は50冊以上にのぼる。TV、雑誌、企業や施設へレシピ提供や栄養指導でも活躍する、ヘルシーごはんのエキスパート。自身も“夜低糖質ごはん”を実践し、現在18カ月。6㎏の減量に成功。著書に「女子のやせ定食」(光文社)や「糖質オフで大満足!やせるスープ」(エイ出版社)など多数。