1. 【メイクしたまま寝るのはぞうきんを顔にのせてるのと同じ!?】皮膚科医が斬る! 美容のウワサ

2018.09.22

【メイクしたまま寝るのはぞうきんを顔にのせてるのと同じ!?】皮膚科医が斬る! 美容のウワサ

VOCE読者の皆さんに「美容について知りたいこと」というお題で広くアンケートを取らせていただいたところ、「これって本当?」とみんながモヤモヤ思っている巷の美容ウワサが出てくる出てくる! VOCEスキンケア企画のご意見番、ウォブ クリニック 中目黒総院長の髙瀬聡子先生に、医師目線でズバッとジャッジしてもらいました。

【メイクしたまま寝るのはぞうきんを顔にのせてるのと同じ!?】皮膚科医が斬る! 美容のウワサ

髙瀬聡子(たかせあきこ)先生

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皮膚科医。ウォブ クリニック 中目黒総院長。専門は皮膚科と美容皮膚科。丁寧でわかりやすいカウンセリングによる美容医療と薄毛治療の人気が高く、VOCEを始め、雑誌・テレビでも活躍中。

【美容のウワサ】メイクを落とさずに寝るのは、ぞうきんをのせてるのと同じくらい汚いって本当?

A. メイクや皮脂の油分は1日経つと酸化します。汚いのはもちろん、危険です!

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「仕事や食事会などで遅い時間にぐったりして帰宅し、もうこのまま寝てしまいたい……でも不潔? まあ1日くらい汚くたっていいかな!? となる気持ち、わかります。ただ、メイクを落とさずに寝るということは、不潔というよりむしろ『危険』!

問題は、メイクの油分や1日を過ごして分泌した皮脂が、肌の上で酸化しているということです(特に皮脂は天然の油分なので酸化しやすい)。酸化した油分は肌にとって刺激物となり、肌表面の角層が厚くなってごわつきやくすみが発生。頻繁に繰り返せばたるみの原因になります」

疲れてしかたないときでも、頑張ってメイク落としを!

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「ダブル洗顔ができないほど疲れているなら、洗顔料では油分が落ち切らない可能性があるので、クレンジングだけでも行って。睡眠は美肌のためにとても重要ですが、3分だけ削って、クレンジングしてから寝ましょう。そして、翌朝しっかり洗ってくださいね。メイクを落とさず寝ると、寝ている間中、肌に酸化物質が刺激を与えているいうことに。気絶していいのは、1か月に1回まで!」

自分の肌質に合ったクレンジング料を使いましょう!

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「メイクを落としてくれるクレンジング料は、同時に肌の潤いも奪ってしまう危険を秘めています。肌トラブルを防ぐために、自分の肌タイプやメイクの度合いに合わせてクレンジング料を選びましょう。そのためには、クレンジングの種類と特徴を知っておくことが大切です」

1. クリーム、乳液タイプ
「肌にもっとも優しいのはクリームタイプ。多めの油分でメイクを浮かせる分、界面活性剤の配合量が少なくて済むからです。乳液タイプはクリームより油分が少ないので水ですすぎやすく、界面活性剤の料もほどほど。以上2つは乾燥~普通肌におすすめです」

2. ゲル、オイルタイプ
「ゲルタイプは、油分が少ない分界面活性剤が多めで、普通~オイリー肌向け。オイルタイプはすすぎをスムーズにするために界面活性剤が多く配合されており、メイク落ちはよいのですが乾燥肌にはおすすめできません

3. ローション、シートタイプ

「メイクを浮かせるのは『油性成分』と『界面活性剤』の力。界面活性剤を多く含むものは洗浄力が高い分、刺激になりやすいといわれています。クレンジングシートやウォーターなど水分系のクレンジング料は、油分を含まない分界面活性剤の量が多めの傾向に。手軽ですが肌への刺激が強いので、毎日使うのは控えましょう

さまざまな美容のギモンをこの1冊で解決!

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「たばこを吸ってても美肌の人ってなんなの?」「豆乳や納豆を摂ると美肌になれる?」といった”本当のところどうなの?”的質問、「朝は洗顔しなくていいって本当?」、「同じ化粧品を使っていると肌がマンネリ化する?」といった“今さら聞けない”質問などに、VOCEでもおなじみの皮膚科医、髙瀬聡子先生がズバッと答える新刊『ゆる美容事典』がこちら! ガツガツ頑張るのはムリ。でもやる気がないわけじゃない。最短で最低限できれいになれる方法が知りたい! という人にぴったりな1冊です。

ゆる美容事典 「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる
著者:皮膚科医 髙瀬聡子
定価:¥1300

イラスト/ナカオテッペイ