1. 【同じスキンケア化粧品を使っていると肌がマンネリ化する?】皮膚科医が斬る! 美容のウワサ

2018.09.23

【同じスキンケア化粧品を使っていると肌がマンネリ化する?】皮膚科医が斬る! 美容のウワサ

VOCE読者の皆さんに「美容について知りたいこと」というお題で広くアンケートを取らせていただいたところ、「これって本当?」とみんながモヤモヤ思っている巷の美容ウワサが出てくる出てくる! VOCEスキンケア企画のご意見番、ウォブ クリニック 中目黒総院長の髙瀬聡子先生に、医師目線でズバッとジャッジしてもらいました。

【同じスキンケア化粧品を使っていると肌がマンネリ化する?】皮膚科医が斬る! 美容のウワサ

髙瀬聡子(たかせあきこ)先生

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皮膚科医。ウォブ クリニック 中目黒総院長。専門は皮膚科と美容皮膚科。丁寧でわかりやすいカウンセリングによる美容医療と薄毛治療の人気が高く、VOCEを始め、雑誌・テレビでも活躍中。

【美容のウワサ】同じスキンケア化粧品を使っていると肌がマンネリ化する?

A. しません。(肌が「慣れる」とかないですから!)

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「たとえば薬であれば、同じものを常に飲んでいると体が慣れてしまったり、薬の過剰な作用に合わせて体が自らの機能を抑制するということがあります。でも、誰でも自由に購入して使えるスキンケア化粧品に、そこまでの影響力(効果)はありません。スキンケアは肌本来の健康な機能をサポートするもの。肌がマンネリ化するとか、慣れて効かなくなるということはないのです」

化粧品を使っていて変化が起きなくなったら、それは肌に合っている証

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「とはいえ、自分の肌と相性のいい化粧品を初めて使ったとき、肌がふっくらと潤ったり、ベタつきが抑えられたりして、高揚感を覚えることはあると思います。でも使っているうちによくわからなくなる……その理由は、肌の調子がよくなったから。効かなくなったのではなく、肌の足りない要素が日々補わられているからこそ、安定して変化がなくなったのです。それが最もいいこと。調子がいいのなら、ぜひそのまま使い続けてください」

化粧品が肌に合う、合わないの見極め方

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「スキンケア化粧品を新調して、しばらく経っても、これといった効果が見られない。しっとりして感触も悪くはないけど、効いてる~という感じもしない……。という場合も、その化粧品はあなたの肌にちゃんと合っています。化粧品はやはり薬ではないので、肌に合っている場合、使ってすぐに劇的な変化は起こりません。むしろ合わないと、乾燥して突っ張ったり、ニキビができたり肌があれたり、ピリピリしたりという、マイナス方向の変化が起こります。よくそれを『好転反応』と表現する人もいますが、それも化粧品では起こらないこと。合わないコスメはすぐに使うのをやめたほうがいいでしょう」

若いのにリッチな化粧品を使うと、肌が甘やかされる?

「また、巷でよく聞くウワサで、『若いときに高い化粧品を使うのはダメ』というのもありますよね。実際は、高額な化粧品、高機能な化粧品が肌を甘やかすということはありません。ただ、大人向けのスキンケア化粧品は概して油分が多く、若い人が使うとニキビの原因になることはあります。そういうよくない変化が起きず、肌が安定してさえいれば、その化粧品は肌に合っている、ということになります。

肌に何も起こらないからといって“効かない”わけではありません。日々健やかで潤った肌をキープすることこそが、コスメの役割です。長期的にはエイジングケアにつながるので、ぜひそのまま使い続けてくださいね」

さまざまな美容のギモンをこの1冊で解決!

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「たばこを吸ってても美肌の人ってなんなの?」「豆乳や納豆を摂ると美肌になれる?」といった”本当のところどうなの?”的質問、「朝は洗顔しなくていいって本当?」、「同じ化粧品を使っていると肌がマンネリ化する?」といった“今さら聞けない”質問などに、VOCEでもおなじみの皮膚科医、髙瀬聡子先生がズバッと答える新刊『ゆる美容事典』がこちら! ガツガツ頑張るのはムリ。でもやる気がないわけじゃない。最短で最低限できれいになれる方法が知りたい! という人にぴったりな1冊です。

ゆる美容事典 「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる
著者:皮膚科医 髙瀬聡子
定価:¥1300

イラスト/ナカオテッペイ