1. コスメの効きが倍に!?あなたが知らない正しい保湿【基本のき】

2018.09.23

コスメの効きが倍に!?あなたが知らない正しい保湿【基本のき】

年齢とともに乾きがひどくなるのがアラサーの肌。その理由と対処法をきちんと押さえておけば、数年後の美肌は手に入れたも同然!

コスメの効きが倍に!?あなたが知らない正しい保湿【基本のき】

アラサー肌を1週間で変える保湿講座スタート!

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目指すのはこのハリつや!

教えてくれるのは

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ポーラ研究所 B.Aリサーチセンター副主任研究員
後藤 悠さん

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花王 スキンケア研究所 上席主任研究員
片山 靖さん

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今泉スキンクリニック 院長・医学博士
今泉 明子先生

アラサー肌、1年で最もケアが必要な時期は?

【事実01】自覚がなくてもインナードライ!

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データ出典:ポーラ
アベックス 2010~2013年 初回スキンチェック結果よりn=1,345,683(20代~60代女性)

「上の図は角層のはがれ方を示したもの。悪い状態ほど肌の潤いが低いことを意味します。9月から10月にかけて一気に角層状態が悪化しているのがわかりますよね。つまり、表面に潤いを感じていても、夏の終わりから肌では乾燥が始まっているということ。いまからしっかり保湿をすることが、秋冬の肌を左右します」(後藤さん)

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9月から角層の潤いは悪化する!
知らないうちに乾燥が進んでいるのが秋の肌。
「表面は潤って見えても、中はスカスカの傷んだリンゴのような状態になっていることも」(今泉先生)

【事実02】メラニン状態が一番悪くなる時期

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「気をつけていても、夏前と夏の終わりで肌色が変わる人がほとんど。気づかないうちにUVの影響を受けているわけです。UVA量のピークは8月までですが、その影響を受けてメラニン状態が最も悪くなるのは9月。ダメージも相当蓄積しています」(片山さん)

【事実03】ターンオーバーも遅くなる

「強烈な紫外線によるダメージや、季節の変わり目ゆえの乾燥、寝不足など生活リズムの変化でもターンオーバーは乱れます。周期が遅くなると古い角質がはがれにくくなるため、肌がくすんだり化粧品の浸透が悪くなったり、さらに乾燥したりと悪循環に陥ることも。夏の終わり、秋の始めはとくに注意が必要です」(今泉先生)

いま正しい保湿ケアをすれば1週間で肌が変わり始める

【朗報01】見た目印象は表皮が決め手

「肌のハリや弾力を左右するのは真皮ですが、見た目の美しさやメイクのノリなどに大きく影響を与えるのは表皮です。しかし外界との界面という性質上、さまざまな外的刺激にさらされ、ダメージを受けやすい部分でもあります。さまざまな原因により表皮が乾燥してかたくなると、シワっぽさが出てきてしまう」(片山さん)

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真皮に弾力がなく表皮がかたい状態
→ 指で押すとシワが出現!

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真皮に弾力があり表皮がやわらかい状態
→ 指で押しても弾力肌のまま

【朗報02】表皮は1週間で改善できる

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「上の写真は、気持ちに余裕があり湿度も高い月曜の肌と、疲れが溜まって湿度も低い金曜の肌には、シワっぽさなどに大きな違いが出ると示したもの。たった5日でも表皮は大きく変わるという証拠なのですが、逆に言えば表皮の改善は短期間で叶うということ。適切なお手入れをすれば、わずか1週間でも肌状態は変わります」(片山さん)

【朗報03】アラサーはお手入れ次第で人と差がつきやすい!

「30代は肌のハリや見た目の印象が大きく変わってしまいがち。適切なスキンケアをするかしないかで、今後の肌が決まってしまいます」(片山さん)

「夏の疲れや秋の湿度低下などの影響をダイレクトに受けてしまうのがアラサー世代。でもそれだけ肌感度が高いわけですから、お手入れ次第で変えていくことが可能なんです」(後藤さん)

撮影/大貫史貴(人物)、恩田亮一(静物) ヘアメイク/藤本希(cheek one) スタイリング/川㟢加織 モデル/岡本あずさ 取材・文/穴沢玲子