1. 【ツボ押しで体質改善②】冷え・肩こり・疲労感を解消する「特効ツボ」って?

2019.01.06

【ツボ押しで体質改善②】冷え・肩こり・疲労感を解消する「特効ツボ」って?

ツボ押しは、ストレスや生活習慣の乱れなどによって体のバランスが崩れがちな女性にとって、体の不調をケアするための有効な手段です。体に不調を感じた時はもちろん、理想的な健康状態をキープし続けるためにも、ツボ押しを取り入れてみませんか。

【ツボ押しで体質改善②】冷え・肩こり・疲労感を解消する「特効ツボ」って?

お話を伺ったのは……
神﨑貴子さん

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鍼灸あん摩指圧マッサージ師。JSTA認定スポーツアロマトレーナープロフェッショナル。CIDESCO認定エステティシャン。働く女性のための「さくら治療院」の院長として、鍼灸やマッサージなどによる治療を行う傍ら、NPO法人日本スポーツアロマトレーナー協会も設立。自らもアスリートのサポートを行いながら、「プレミナセラピストスクール」を開校し、スポーツアロマトレーナーの育成にも尽力している。著書に、『スポーツアロママッサージ よくわかる!実践バイブル』(フレグランスジャーナル社)などがある。

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女性の体質改善におすすめのツボ8選

ツボ押しは、気になる症状に働きかけるツボを刺激するだけで、体の不調を改善し、バランスの整った体質へと導くことができる手軽で便利な体質改善法です。短い時間で行えるうえに、テレビを見ながらや、電車で移動しながらのような“ながらケア”も可能なので、忙しい人が取り入れやすいのもメリット。

ここでは、特に女性が悩みがちな体の不調をピックアップ。ツボの専門家である神崎貴子さんに、それぞれの悩みの改善に適したツボを教えてもらいました。悩みや、その日の状態に合わせて、ツボ押しを実践してみてください。

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〈ツボ押しの基本テクニック〉

ツボ押しは、目的のポイントを指の腹で押した状態を5秒くらいキープするのが基本です。その後、いったん指を離し、再度、指で押していきます。これを5~10回繰り返します。
「できれば、ゆっくり息を吐きながら押すのがベストです。が、まずは続けることが大切なので、そこまで意識しなくても、『気持ちいいな~』って感じながら押してもらえれば大丈夫です」(神崎さん)
押す強さは、痛気持ちいい程度に。皮膚が薄い顔のツボを押す場合は、力が強くなり過ぎないように、中指を使って押すようにしましょう。

女性におすすめの万能ツボ「三陰交(さんいんこう)」

三陰交は、さまざまな症状のケアに効果的な万能ツボ。特に、冷えやむくみ、女性ホルモンのバランスが原因の不調などのような、女性の多くが悩む症状のケアに適しているので、女性の味方のようなツボと言えます。

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内くるぶしから指4本分上のポイントにあるのが三陰交のツボです。足と同じ側の手で、足をつかむようにしてツボに手の親指を当て、親指で押します。

「三陰交は、全身の血の巡りを整え、体を温める作用が抜群の特効ツボです。不調を感じた時はもちろんですが、特に不調がない時でも、このツボだけは女性には押してほしいですね。できれば、朝起きた時と、夜寝る前の1日2回、ツボ押しを行うのがおすすめです」(神崎さん)

眼精疲労には「攅竹(さんちく)」と「四白(しはく)」

パソコンやスマホなどによって目に疲れを感じた時や、眼精疲労からくる頭痛などの不調が気になる場合は、攅竹と四白のツボを刺激。

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ツボの場所は、攅竹は、眉頭の下側の骨のきわのへこんだところ。四白は、目の下の骨から指1本分下の、黒目のライン上にあるポイント。それぞれ手の中指で押します。

肩こり、イライラ、手の冷えには「合谷(ごうこく)」

合谷は、気持ちを落ち着かせたり、肩こりや手を中心とする冷えのケアなど、さまざまな効果が期待できる万能的な働きのあるツボのひとつ。手にあるツボなので、場所や状況を選ばずに押すことができるのも魅力です。

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合谷のツボは、人差し指と親指の骨が交わったあたりの、やや人差し指寄りの骨のきわにあります。反対側の手の親指で、人差し指寄りの骨のきわをグッと押し上げるようなイメージで押します。

肩や首のこりには「肩井(けんせい)」

同じ姿勢を続けたことなどによる肩周りの緊張は、肩井のツボ押しでケアを。肩や首だけでなく、頭部の血液循環もよくなるため、くすみの改善も期待できます。

VOCE

ツボの場所は、首の後ろの出っ張っている骨(第7頚椎)と肩先の間の真ん中あたり。肩に手を添えて、中指で押します。

便秘の改善には「曲池(きょくち)」

便秘などのような胃腸が関係する不調には、消化器系のバランスを整える曲池のツボを。「便秘になるとニキビができやすくなりますが、曲池は大人のニキビの解消にも有効です」(神崎さん)

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曲池は、ひじを曲げた時にひじにできる外側のスジの先端にあるツボ。反対側の手の親指で押します。

慢性疲労や腰痛には「腎兪(じんゆ)」

腎兪は、腰痛や、腰に重みやだるさを感じた時に。
「“肝腎かなめ”と言われるほど重要な腎臓に働きかけるツボなので、全身の疲労回復にも効果的です」(神崎さん)

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場所は、親指が背中側になるように腰骨に手を添えた時に、ちょうど親指が当たるあたり。両手を腰に当てて親指で押します。

下半身のむくみの改善には「水分(すいぶん)」

むくみには最初に紹介した三陰交のツボも有効ですが、特に女性が気になる下半身のむくみに関しては水分がおすすめ。

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水分のツボは、おへそから指2本分くらい上にあります。中指がツボに当たるようにおなかに両手を添え、左右の中指で押します。


1か所だけであれば、1分もあればツボ押しは完了します。何かをしながらでも構わないので、まずは気になる症状のツボを継続的に押すことから始めてみませんか。

モデル/甲斐まりか