1. 【アロマで体質改善】アロマのパワーで血流アップ! ポカポカボディを手に入れる

2018.12.27

【アロマで体質改善】アロマのパワーで血流アップ! ポカポカボディを手に入れる

寒さが厳しくなってくると気になるのが体の冷え。厚着をしたり、カイロなどで物理的に温めることも大切ですが、体の内側からポカポカする体質にチェンジできるのであれば、それに越したことはありません。アロマを用いれば、そんな体質改善が叶えられます。

【アロマで体質改善】アロマのパワーで血流アップ! ポカポカボディを手に入れる

お話を伺ったのは……
尾花美奈子さん

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IFA認定アロマセラピスト。AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト。JAMHA認定ハーバルセラピスト。2007年に、ニールズヤード レメディーズに入社。スクールスタッフを経て、現在は、直営サロンにてセラピストとして勤務。悩みや症状に合わせたトリートメントを行っている。

皮ふや呼吸器だけでなく、脳からも体質改善をサポート

アロマテラピーは、精油(アロマオイル)の芳香成分によって、心や体の状態を整えることができる芳香療法です。さまざまな作用をもたらす芳香成分の働きかけは、皮ふや呼吸器を通じて全身に伝わるルートのほかに、嗅覚から脳に伝わるルートがあると言われています。一方、冷え対策のために重要となる体温調節を司っているのが、脳の視床下部にある体温調節中枢です。
「嗅覚から脳に伝わるルートでは、大脳辺縁系という本能などに関与する部分に刺激として伝わると言われています。その刺激が波紋のように脳の中でじわじわと伝わっていくのです。そのため自律神経を司っている視床下部にも伝わりやすく、自律神経を整えることで冷えを改善したり和らげたりすることができると考えられています」と、ニ-ルズヤード レメディーズの尾花美奈子さんは言います。

自律神経はストレスによってもバランスが乱れてしまうため、香りによってリラックスできることも冷えの改善につながります。

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「自律神経のバランスを整えるような精油の香りをかいだり、皮ふから吸収することで血流を促す精油や、リラックス作用によって血管を拡張させてくれる精油などを用いることで、末端まで血液が行き渡るようにサポートし、冷えを改善したり緩和することが期待できます」(尾花さん)

冷え対策におすすめの精油5選

冷え対策に取り入れたいのは、血行を促して循環をよくしてくれる作用のある精油です。代表的なものをピックアップし、特徴を紹介するので、実践する際に役立ててください。

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・ジンジャー

消化器系や循環器系に働きかけて、体の内側と外側の両方から温めていくタイプ。食材の生姜をより濃厚にしたような香りです。マッサージや芳香浴での活用に向いています。

・ジュニパーベリー

循環をよくして体を温める作用に加え、余分な老廃物も外に排出しやすくしてくれます。冷えにより水分を溜め込みやすい人に向いています。マッサージやバスソルトとして用いるのにおすすめ。

・ブラックペッパー

消化器系の働きをサポートし、内側と外側から温めてくれる力が強い精油。セルライトのケアに効果的なので、むくみケアやスリミング対策にも適しています。
「スパイシーですが、ベースはクセがないので、他の香りとブレンドしてもまとまりやすいという特徴もあります」(尾花さん)

・マジョラムスイート

心身の緊張を解きほぐしてリラックスさせることで血行を促すタイプ。普段からうまく緊張を緩めることができない人や、仕事などで常に気を張っている人などに。

・ローズマリー

活力がわいてくるようなスッキリとした香りが特徴。集中力を高めたい時向きの精油として知られていますが、体を温めるという面でもすぐれており、血行を促進してくれます。ただし、血圧を上げると言われているため、高血圧の人は避けたほうがいいでしょう。

「体を温めると言われている精油ではなくても、リラックスすれば副交感神経が優位になって血流を促せるので、自分が好きなリラックスできる香りをいくつか用意しておいて、その時の自分の状態に合わせて選ぶというのもいいかもしれません」(尾花さん)

アロマを用いた冷え対策テクニック3選

冷えが気になる場合は、温熱効果とアロマの効果を組み合わせた方法で血行を促進させるのが有効です。ここでは、冷え対策におすすめの具体的な使用方法を紹介していきます。

〈アロマバス〉

ぬるめのお風呂にアロマを用いたバスソルトを入れてよく混ぜ合わせ、10分くらいを目安に全身浴をします。
「バスソルトにすることで、塩のミネラル成分が皮ふに膜を張り、湯冷めしにくくしてくれます。また、精油はそのままお湯に垂らしても水と油なので混ざりにくいですが、塩に混ぜることで拡散しやすくもなります」(尾花さん)

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アロマバスソルトは、天然塩大さじ2杯に対して精油を1~5滴くらい混ぜて作ります。
「皮ふ刺激は、人によって感度が異なるので、最初は1滴だけ入れて様子を見て、最終的に最大5滴まで増やしていくようにして、自分に合った敵数で使うのがいいでしょう。特に、柑橘系の精油は水に加えると成分変化を起こしやすいと言われているので、柑橘系の精油を使用する場合は、様子を見ながら滴数を調整しましょう」(尾花さん)

〈手浴・足浴〉

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入浴するタイミングではないけれど冷えが気になるという時は、手浴や足浴を。タライや洗面器などにお湯を張り、天然塩大さじ1杯に対して精油1~2滴を加えたバスソルトを溶かしてしっかり混ぜ、10分ほど手または足を入れて温めます。

〈温湿布〉

VOCE

おなかなどの特定の部位に冷えを感じる場合は、アロマを用いた温湿布で温めて血行を促進します。洗面器にお湯を入れて精油を1~3滴垂らし、そこにタオルをくぐらせて絞ったものを、冷えが気になる部位に当てます。タオルが冷めてきたら取り替えながら、20分くらい行いましょう。
大きなリンパ節がある首やわきの下、脚の付け根、腹部を温めるのも効果的です。


アロマは熱によってより香り立つため、芳香もしっかり楽しめるこれらの方法は、嗅覚からの作用も十二分に期待できます。「嗅覚から有効成分が吸収されるスピードは速い」(尾花さん)そうなので、冷えが気になる時にはぜひ試してみてください。