1. 【齋藤薫】が考える、今っぽ美人にアップデートするメイクの新常識

2019.02.03

【齋藤薫】が考える、今っぽ美人にアップデートするメイクの新常識

年齢に関係なく、常に今っぽい空気をまとっている人がいる。同じ時代に同じ空気を吸いながらも、“今っぽい”と“なんとなく”古いの差が出るのはなぜなのか。齋藤薫さんの言葉に、そのヒントを見つけたい!

【齋藤薫】が考える、今っぽ美人にアップデートするメイクの新常識

ビューティジャーナリスト 齋藤薫さん

VOCE 齋藤薫

迷い、悩む人たちの心に、潤いと栄養を与えてくれる齋藤薫さんの言葉は、まるで“読む栄養ドリンク”。美を更新させるための“気づき”を教えてくれた。

メイク法を変えずとも、化粧品を常に新しくしていれば顔は常に今っぽい

「極端な話、メイク法は10年前のものでも、ファンデーションから口紅まですべてを最新作に替えていれば、不思議と顔は古くならない。たとえ昭和みたいな“しっかりフルメイク”をしたとしても、今の化粧品はちゃんと素肌感と透明感を進化させているから、質感さえ更新されれば、ちゃんと今っぽい顔ができ上がるのだ」

VOCE2019年3月号 比留川游

透明感はすべてを凌駕。透明感は常に新しい

「新しさはやがて古くなる。でもいつの時代も決して古く見えないものがあるとすれば、それは透明な美しさ。透明感とは常に不純物を取り除かれた新鮮な美しさ。時代も年齢も超えた究極の美しさ。常に更新され続けるから、透き通ってる、そう考えてもよいのかもしれない」

VOCE2019年3月号 比留川游

眉毛とまつ毛は時代を語る。毛の表情をこそ緻密に更新しよう

「例えば同じ太眉でも、一昔前のふんわり淡太眉とは少し太さの質が違ってきていて、今はもっとしっかりとした太さ。とはいえもちろん、貼り付けたような太さとも違う。カーラ・デルヴィーニュの野性眉が今の気分。眉毛は質感や密度、角度までが時代を繊細に物語るのだ。長さや濃さが永遠のテーマであるまつ毛にも、ヒジキまつ毛や本数多すぎのエクステはもうNGなど、微妙な時代の変化が見える。毛の表情だけは、緻密に更新してほしい」

VOCE2019年3月号 比留川游

知らないって一番怖い。知った上で無視すれば、絶対に古っぽくならない

「新しいモノとコト、片っ端から試してみるのは、手間もかかるしお金もかかる。だから知っておくだけでいい。知った上で無視すれば、それだけで、あなたのキレイは更新されるから。トレンドを知らないのと、無視するのとでは、全く意味が違う。不思議なことに見た目まで違ってくるのだ。知らずに外すと、私、間違ってる?という弱々しさや後ろめたさが見えて美しくないが、知った上で無視すると、むしろその先を行く堂々たるキレイができあがって、いっそ新しいの?と周りに錯覚させるほど。トレンドにも引けを取らない。だから、まずは知っておくこと」

撮影/黄瀬麻以 ヘアメイク/イガリシノブ(BEAUTRIUM) スタイリング/川﨑加織 モデル/比留川游 構成/鬼木朋子