1. アイメイクで注意するべき3つのこと【インライン】【マスカラ】【正しいクレンジング】

2019.02.26

アイメイクで注意するべき3つのこと【インライン】【マスカラ】【正しいクレンジング】

まつ毛エクステサロンを8店舗経営し、確かな技術と豊富な知識で1万人以上の女性の目元を美しくしてきた目元プロデューサー・垣内綾子さん。今回は、毎日のアイメイクで実は気をつけておくべきポイントを教えていただきます。

アイメイクで注意するべき3つのこと【インライン】【マスカラ】【正しいクレンジング】

メイクするとき、どこに一番時間をかけますか?
アイメイクに力を入れる方が多く、誰しもこだわりがあると思います。そんな目元はデリケートゾーンであるという側面も。過度なアイメイクが大切な目を傷つけてしまう心配があります。
そこで今回は、アイメイクをする際に気をつけて欲しいポイントを紹介したいと思います。

わたしは目元プロデューサーとして、これまで1万人以上の方の目元診断をしてきました。少しでも目を大きく、そして印象的に見せたいとおっしゃる方がほとんどです。その手段として、アイライナーやマスカラを使う方が多く、うまく使えば魅力的な目元に変身ができますが、使い方によっては眼病になってしまったりして逆効果を生むこともあります。

美しいアイメイクに必要なのは、ただ塗ることだけを考えるのではなく、その人が本来もっている自分自身の瞳の良さを最大限に活かすことです。
そのために気をつけて欲しいことがありますので具体的に説明していきます。

注意その1:アイライナーをひく位置

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アイメイクに欠かせないアイライン。実はたった1mm引く位置が違ったり、長さが変わるだけで目の印象は大きく変わってきます。そんな大きく目の印象を変えてくれるアイライナーですが、皆さんはどの辺りにアイラインをひかれていますか? デカ目効果を期待し、『インライン』(目の粘膜部分)を引いていませんか?

目の粘膜にはまつ毛の生え際(=毛根)があり、毛根に沿った内側にはマイボーム腺と呼ばれる皮脂腺の穴が、上下にわたり約70〜80個並んでいます。

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この穴は、涙の蒸発を防ぐ脂を分泌して、目元を保湿する役割を担っています。したがって、この部分にアイラインを塗ってしまうと脂の分泌がされにくくなり、目の表面の水分が蒸発して、目が乾いてしまうことになります。これがいわゆる「ドライアイ」です。その他、注視すべきは、粘膜部分にアイラインの色素が涙として溶け出したり、粒子が眼の中に入り結膜炎などの眼病を引き起こすきっかけになることも少なくありません。

目を少しでも大きく見せたい、綺麗に見せたいという気持ちはわたしにもわかります。ただ、目の健康を損なっては元も子もありません。

注意その2:マスカラの塗りはじめの位置

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目の印象、そして見た目の大きさを大きく変えてくれるマスカラ。長く見せたい、太くしっかりとした印象をつけたい。など、まつ毛の状態や仕上がりをイメージして、まつ毛の根元(毛孔)からガッツリとマスカラを塗る方が多く見られます。確かにマスカラをしっかり塗る方が印象の変化は大きくなります。しかし、同時に根元部分(皮膚)にまでべったりとマスカラをつけてしまっていませんか?

先ほどインラインを引く際の注意点としてご説明した通り、この根元までたっぷりと塗ったマスカラがマイボーム腺を塞ぎ、ドライアイや眼病など目の健康を損なう原因となります。なので、マスカラを塗る際は、根元から少し(1mm程)離し、皮膚につかないように気をつけて塗るようにしましょう。

注意その3:クレンジングの洗い残し

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目元診断をさせていただく際、「メイクをオフして来ました」とおっしゃるお客様でもよく見ると、まつ毛の根元や内側にメイクが残っている方も多く、中には炎症をおこしているのをお見かけすることもあります。

美しい目元を作るには、アイメイクはする時よりも、実は落とす時の方が肝心です。
クレンジングをする時は、できるだけたっぷりのクレンジング剤を使うように心がけてください。目元にクレンジング剤をのせたら、ゆっくりと優しく指の腹で上から下へ、そして左右へくるくると回しながら、メイクを浮かしていくイメージでオフしていきます。

ウォータープルーフのアイメイクの場合は、専用リムーバーをひたひたになるまで含ませたコットンを目の上に軽く置き、クレンジング液をメイクにしばらく染み込ませてからオフしていきます。マスカラは、スッと毛流れにそって抜く様に拭き取ります。この時、コットンの摩擦から色素沈着を起こす可能性があるので、十分気をつけてください。


以上、美しい目元作りには、目の健康が重要だと知っていただけたと思います。過度なメイクで充血した白目より澄んだ綺麗な白目の方が断然美しいということです。大切な目の健康を守りながら、本来の美しさが引き出せるアイメイクをして目元美人を目指してくださいね。