1. 「素敵な人」と「イタイ人」の違いって?【神崎恵】が考えるキレイのコツ

2019.02.28

「素敵な人」と「イタイ人」の違いって?【神崎恵】が考えるキレイのコツ

メイクやおしゃれを頑張っているのに、目指すキレイになかなかたどり着けない。そんなお悩みに神崎恵さんが実践的にアドバイス。オトナが知っておくべき、キレイのコツとは?

「素敵な人」と「イタイ人」の違いって?【神崎恵】が考えるキレイのコツ

大人が素敵にアップデートするには?

神崎さんが実際に取り入れているアップデート方法をご紹介。“イタく”ならないために大人が知るべきノウハウは、読めば絶対役に立つ!

VOCE2019年4月号 神崎恵

この春は改めてピンクにトライしたい! コツは、ピンクの可愛さやフレッシュさと大人の肌の“ひずみ”を埋めながらメイクすること

「私史上初めてといえるくらい、ピンクが気になっています。ただ、ピンクは可愛さや甘さを象徴する色。大人がそのまま取り入れると、くすみやしおれが気になる大人の肌との“ひずみ”が生まれることに。そこで淡いピンクのチークを顔全体にふわっと広げてトーンを上げたり、目元は縦幅を足すのではなくやや長めのアイラインで横幅を強調して大人らしさをプラスしたりして、その“ひずみ”を調整しています。服もハンサムな要素を取り入れてバランスを取って」

VOCE

(右)カムフィーブラッシュ 05 ¥3500/セルヴォーク
(左)コンスピキュアス リップス 05 ¥4500/アンプリチュード


つけたいものをつける、着たいものを着る そのための「方程式」があります

「メイクも服も、好きなものを上手に取り入れるためには、年齢や肌、体型や髪型といった様々なハードルをクリアせねばなりません。そのときに役立つのが、似合わせのための方程式。私は朝、出かける前にまずなりたい女性像を考えて服を決めます。そこから『鮮やかな自分でいくか』『淡い自分でいくか』といった、その日のメイクの方向性を決めるのですが、これはリップで決めるのが一番簡単。唇の色は印象をかなり左右するから。鮮明にしたい日は赤などの強いカラーを選び、淡くいく日はベージュピンクなどヌーディなカラーを使います。『鮮やか』『淡い』の次は『可愛くいくか』『モードっぽくいくか』といったその日纏いたい雰囲気を考え、それを踏まえてアイメイクやチークを組み立てます。髪も同じタイミングで調整。タイトにまとめるとモードっぽくなるし、ふんわり巻き髪にすれば女っぽくなれる。こんな風に方程式に当てはめながら考える習慣をつければ、どんなスタイルも自由に楽しめるようになります」

「メイクを楽しむのが好き」なのか「キレイに見せたいという執着」なのか

「例えば大きなシミはなるべくカバーしたほうがいいけど、“完璧な肌”を目指して厚塗りすると、見る人に執着を感じさせてしまいます。そもそも記憶に残るのは、シミの有無ではなくその人の空気感。メイクを自由に楽しんでいる姿こそ素敵」

VOCE2019年4月号 神崎恵

なりたい! というイメージソースは年齢を意識せずに「ときめくもの」で選ぶ

「インスタや雑誌、映画などから常に『こうなりたい』という女性像をストックしています。スマホにフォルダを作り、イメージソースになるような画像を集めたりして。その際は、年齢は意識せずにときめきだけを判断材料にします。変に枠を作らないほうが、キレイの幅は広がっていくから。集めて終わりではなく、忘れないうちにその女性像にトライ。そのときに初めて自分の年齢を考慮します。今の自分とズレが生じないように、メイクやヘアなどを工夫するのも忘れずに」

似合わないものを、まず認める

「昔は似合っていたのに、なんだか最近しっくりこない。まずそこから目を背けず認めることが大事。認めなければ改善の仕方もわからない。似合わないからトライしない、ではなく大人なりのつけこなし方を探すのです」

静止画の顔でメイクしない

「私はメイク中、歌ったり、しゃべったりします。その理由は、顔を動かしながらのほうが、表情に沿ったメイクができるから。鏡を見るときって大抵の人が、無言で真顔、つまり静止画。しかも、キレイに見えるように無意識に整えてしまってる。だけど、人と接するときに真顔のままでいることってまずないですよね。しゃべったり、笑ったり、くるくると表情は変わっていく。静止画でメイクをしないことで、その“生きてる”ニュアンスを上手に出せるのです」

撮影/寺田茉布(LOVABLE) スタイリング/コギソマナ(io) ヘア/赤羽麻希(joemi by Un ami) 取材・文/中川知春 協力/プロップスナウ