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【齋藤薫が語る!】ファンデーションは善か悪か?是か非か?[PR]

公開日:2019.03.28

ファンデーションとは何なのか? 人にとって何ものなのか? 是か非か? せめぎ合いはいったいいつまで続くのか? コスメ史100年における最大のコスメ革命を齋藤薫さんが語ります。

ファンデーションとは何なのか? 人にとって何ものなのか? 是か非か? せめぎ合いはいったいいつまで続くのか? コスメ史100年における最大のコスメ革命を齋藤薫さんが語ります。

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「ファンデーションのいらない肌になりたい」「ファンデーションをつけていないような肌に仕上げたい」……私たち、気がつけばいつもそういうテーマばかりを追求してきた。ファンデーションを、いつもどこかで否定してきた。“ファンデーションのいらない肌”は、スキンケアの最終目標。“ファンデーションをつけていないような肌”は、ベースメイクの最終目標。「私は今日、ファンデーションをつけていないの」を自慢にしたいし、「本当にファンデーションをつけていないの?」と驚かれたい。まるで、ファンデーションがこの世からなくなる日を心待ちにしているかのよう。私たち本当に、ファンデーションなんかいらないと思っているのだろうか?

でも現実には私たち、ファンデーションなしには生きていけない。「今日もし手元になかったらどうしよう」「とても外出できやしない」「コンパクトの金皿が見えてきたら、もう不安で不安で……」ファンデーションのいらない肌を夢見つつも、現実にはファンデーションなしに生きることの怖さと不安を、女性たちは日々痛感している。だから一方ではやっぱり、より良いファンデーションに出合うことが最大のテーマであったりもするのだ。塗りたくない。でも、塗りたい……そのジレンマこそが、ファンデーションを現在のように進化させてきたのである。

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じゃあ、ファンデーションとは何なのか? 人にとって何ものなのか? 充分にわかっているつもりだったけど、改めて考えてみたくなった。ファンデーションの正体。その功罪。言うまでもなくファンデーションは、肌を美しく見せる膜。でも一方でそれは、肌に負担をかける異物でもあるのだから。ファンデーションと呼べるものが生まれたのは古代ローマ時代などの紀元前、当時もやはり白い肌が求められ、人にとって有害な鉛を原料とするおしろいが使われた。害があることを知りながらも、女性たちは美しくなることを選んだのだ。それこそ美を得るのも命がけ。もちろんこの難問を回避するため、できる限りダメージを減らす工夫はあったはずだが、無害のファンデーション素材が生まれるのは実に19世紀の終わり。日本は明治時代中期になっていた。ファンデーションを悪とするのは、こうした歴史のトラウマか?

ただその後も、ファンデーションが異物であったことに変わりはなく、長い時間塗りっぱなしにすれば、肌に負担がかかる。だからその歴史は、仕上がりをより美しくするための進化と、肌への負担を減らすための進化、常に2つを同時に追求するためのものだったのだ。言うならば、功罪のせめぎ合い。明治時代に是と非が3対7だったとすれば、昭和に入って5対5となり、奇しくも平成に入ってすぐ、1990年に+と-が逆転する。『素肌でいるより肌にいい』……そういうキャッチフレーズのファンデーションが生まれたのだ。それは資生堂プルミエというシリーズからだった。それでもなお、長くつけ続けている時の小さな罪悪感は、未だ残されている。さあ、是か非か? せめぎ合いはいったいいつまで続くのか?

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そこで考えた。最強のファンデーションとはどんなものなのか? ネガティブのないファンデーション。100パーセント肌にいいファンデーション。この上なく美しい肌を作るファンデーション。ただ、そこまでなら既にもうクリアされてしまっている。今、ファンデーションの進歩は本当に目覚ましく、とりわけここ数年、飛躍的な進化を見せた。だから化粧崩れもなく、肌への負担も限りなくゼロに近く、その上で素肌美そのものの肌を作る……それはもう実現していると考えて良いと思う。

でも私たちはとても欲張り。それでもまだ満足はしない。女性の多くがファンデーションなしには生きられないくらい、そこには抜き差しならない関係が出来上がっている。もう一緒に生きていくしかない運命。であるならファンデーションは、さらに肌に良いものになってほしいというのが女心なのだろう。ファンデーションを塗っている化粧時間は一日約10時間、週末時々すっぴんで過ごすにしても、年間約3500*1時間はファンデーションを塗っている。だからこう考えた。もしこの3500*1時間をすべて本気のスキンケアにあてられたら、肌はどんなに多くの美しさを上乗せすることになるのだろうと。3500*1時間を100パーセント肌のための時間にしたら、肌は一体どこまで美しさを更新することになるのだろうと。それこそ美容革命! 化粧品革命! 化粧時間のすべてを肌のために生きるファンデーション、それこそが最強だ!

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そして今年、ついにファンデーションが劇的に変わる。いやこれは進化ではない。突然変異的にファンデーションがスキンケアになってしまったのだ。もちろん、“スキンケア効果のあるファンデーション”はこれまでにも沢山あった。でもそういうことではなく、スキンケアがファンデーションになり、ファンデーションがスキンケアになるという、完全なるハイブリッド化が起きたのだ。つまりこれまでの化粧時間=ファンデタイムは、3500*1時間がそっくりスキンケアにもなるわけで、これはコスメ史100年における最大のコスメ革命と言っていいのかもしれない。何しろ、一日中、24時間スキンケアが続くのだから。かといって、ファンデーションの仕上がりを犠牲にしたりはしない。そこはまさに、私たち女性がずっと夢見た、何も塗っていないような仕上がり。同時にそれがファンデーションのいらない肌を作り出す。肌にとっては二重に夢が叶うこと。じゃあその時、一体何が起きるのか?

まず、リスクなく難なくキレイになれるから、女性の心の向きが変わる。化粧は自分を覆い隠したり、ごまかしたりするものではなく、100パーセント自分を磨き、進化させる行為になるわけで、女性はより堂々と胸を張って生きるようになるのだろう。自分自身も見たことのない、想像もつかなかった美しさを得られるという希望に満たされるのだろう。3500*1時間が欠点カバーではなく、眠っていた自分の潜在能力を呼び覚まし、自分を磨く時間になるのだ。心の向きが180度変わっても不思議じゃない。当然生き方まで変わる。そして女性は明らかに進化するのだ。ありのままの自分に自信を持てる人生へ。ごまかしのない生き方へ。
*1 資生堂調べ:全国15~69歳女性2万人。ファンデーション「週5日以上&1日8時間以上」使用者の使用平均時間。

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協力/資生堂
0120・81・4710(資生堂お客さま窓口 9:00~17:00/土・日・祝日を除く)
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撮影/近藤正一 取材・文/齋藤薫

Edited by 編集チーム

公開日:2019.03.28

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