1. お尻の“黒ずみ”と“ニキビ”を防ぐ! ライフスタイル見直しポイント【イケメンドクターの美容論vol.13】

2019.05.05

お尻の“黒ずみ”と“ニキビ”を防ぐ! ライフスタイル見直しポイント【イケメンドクターの美容論vol.13】

未病治療や健康増進のための医療を提供するイケメンドクターが、美容の“真実”を語る! 本当に美しくなるために必要なことを医学的観点から教えてくれます。

お尻の“黒ずみ”と“ニキビ”を防ぐ! ライフスタイル見直しポイント【イケメンドクターの美容論vol.13】

お尻は自分からは見えない部分ですので、ケアが十分にできていないことがあります。そのため、お尻の悩みといえば見た目(垂れ、セルライト、大きさ、黒ずみ)や質感(乾燥、弾力不足、ニキビ)など多岐に渡ります。そこで、今回は黒ずみとニキビにスポットライトを当て、なぜできるのか、どのようにケアすべきかを解説します。

床ずれと黒ずみができるメカニズムは同じ

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床ずれと聞くと寝たきりの方や車いすの方に起こるものと考えている人は多いでしょう。確かにそれは間違いではありませんが、実は床ずれと黒ずみのメカニズムは同じなのです。床ずれは、いつも同じ場所が圧迫されたり、摩擦があることで、血流が悪くなり、皮膚の一部がただれたり、傷ができてしまうことです。同様に、お尻の黒ずみも、血流障害や皮膚の圧迫・刺激が原因で起こります。

黒ずみを医学的に言うと「摩擦性黒皮症」

黒ずみとは、皮膚にメラニンなどの色素物質が沈着することで、肌が黒褐色に変化した「黒皮症」と呼ばれる状態です。特にお尻にできる黒皮症の特徴は「摩擦性黒皮症」と呼ばれるものです。機械的刺激によって色素沈着をきたすものです。衣服や下着による“摩擦”や椅子にお尻が当たる“擦れ”で肌が刺激を受けると、防御反応でメラニンを生成したり、ターンオーバーを早めて角質層を厚くします。角質層が厚くなる現象を「過角化」と呼びますが、過角化が発生すると肌がくすんだり、黒ずんでしまいます。

“尻ニキビ”と“黒ずみ”の悪循環

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お尻はもともと皮脂分泌の少ない場所なのに、ニキビができやすいものです。黒ずみの原因が過角化などの皮膚の防御反応ということを上述しましたが、分厚くなった皮膚は毛穴のつまりや細菌の繁殖が起こりやすく、ニキビができやすくなってしまいます。お尻は椅子に座ったり下着が当たったりそっとしておくことが難しい場所であり、ニキビの跡に「炎症性色素沈着」と呼ばれる色素沈着が発生することがあります。肌の炎症が刺激となり、肌を守ろうとメラニン色素が生成されるのですね。このように、尻ニキビができると黒ずみや肌のザラザラにつながり、それがまたニキビのできやすい状態を作ってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

お尻の皮膚トラブルを減らすには

お尻の皮膚トラブルは多くの場合、あなたのライフスタイルが原因で起こっていることがほとんどです。

[保湿]

お尻の皮膚トラブルを減らすには、一にも二にも「保湿」が大切になります。保湿は皮膚の物理的な刺激(擦れなど)を軽減するだけでなく、ターンオーバーを正常に近づけます。

[刺激を減らす]

締め付けの強い服を極力避けるようにしましょう。また、肌着やボディタオルはナイロンやポリエステルなどの人工繊維より綿などの天然繊維の素材を選ぶ方が肌への刺激が少なくなります。衣類だけでなく、長時間の座位や自転車やバイクの乗車は摩擦を起こして悪化するので注意が必要です。

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[ピーリング]

余分な角質をピーリング石けんなどで優しく取り除くと効果的です。ピーリングを行うと、普段よりも肌が乾燥しやすい状態となるため、しっかりと保湿をするようにしてください。

[ターンオーバーを乱さない]

皮膚への刺激の他に、ターンオーバーはストレス・偏食・睡眠不足によっても乱れます。これらが、健やかで美しい肌に欠かせないことは顔のケアでもお尻のケアでも同じです。バランスのとれた食事を心掛け、不規則な生活習慣を改善することも重要です。

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以上、お尻の黒ずみとニキビにスポットライトを当て解説しました。お尻の皮膚トラブルの多くは、長時間のデスクワーク、肌着の種類、お尻のスキンケアをしない、などあなたのライフスタイルが原因で起こっていることがほとんどです。お尻の皮膚トラブルのために特別なことをする前に、まずあなたの日常生活を見直してみてはいかがでしょうか?