1. 【プロが教えるメイクテク】疲れがにじむ夕方も、フレッシュ肌をキープする方法!

2019.07.02

【プロが教えるメイクテク】疲れがにじむ夕方も、フレッシュ肌をキープする方法!

肌をキレイに見せたいけれど、厚塗りになるのはイヤ。でも毛穴やシミが目立つのも困る! 隠したいところが多い大人の不満を解決すべく、プロのヘア&メイクアップアーティストにベースメイクが上手になる極意を聞きました。

【プロが教えるメイクテク】疲れがにじむ夕方も、フレッシュ肌をキープする方法!

ベースメイクがうまく決まらない3つの落とし穴

「大人の女性にふさわしいのは、みずみずしくツヤのあるフレッシュな肌。シミやシワなど悩みも少しずつ増えてくるからこそ、少しの手間と工夫が必要になってくると思います」と室岡洋希さん。多くの女優メイクを手掛け、美容誌やファッション誌でも活躍中のヘア&メイクアップアーティストです。

【その1】塗りっぱなしはNG! ファンデは肌と一体化させてこそ

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「ファンデがすぐにヨレたりくずれたりしてしまうのは、肌と一体化していないせいかもしれません。ファンデーションを手でぱぱぱっと塗ってベースメイクを終わらせていませんか? ベースメイクがうまくいかないひとつめの落とし穴がこれ。朝のベースメイクはいわば土台。ここで肌とファンデが一体化していないと、あとから重ねるほど厚塗りに見えてしまいます。ファンデを塗ったら、何もついてない清潔なスポンジで肌全体をならしましょう。余分なファンデを取り除きつつ皮膚と一体化させることで、透明感も出るしモチもぐっとよくなるんです」

汗や皮脂が出やすい夏は、スポンジに水を含ませてからぎゅっと絞り、肌全体をパッティングするのも効果的。メイクツールをあれこれ使うのは面倒かもしれないけれど、このワンステップで肌の印象はガラッと激変。フレッシュでみずみずしい肌を長時間キープする決め手の一つでもあります。

【その2】“ベースメイクの見直し”はしていますか?

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ベースメイクがイマイチになる原因その2は、コスメの見直しをしていないこと。

「ファンデーションや下地、コンシーラーなどのベースメイクアイテムは、どんどん進化しています。皮脂や汗にもくずれにくくなっているし、カバー効果も自然になっているんですよ」と室岡さん。

「さらに言うと、肌状態だってずっと同じではありませんよね。年齢を重ねれば当然、これまではなかったシワやたるみは出てくるし、隠したい悩みだって変わってきます。いまの肌にこのベースメイクアイテムは合っているのか。なりたい肌印象をつくるのに適しているのか。毎シーズンとはいわないけれど、やっぱり1年に1度は使用アイテムを総点検してみることが必要だと思います。大事に使うことはとてもいいことだけれど、ファッションと同じようにベースメイクにも流行はあるのですから」

肌印象だけでなく、ヨレやテカリを抑える効果も年々アップしているベースメイクアイテム。とくに日本の猛暑を考えて設計されたアイテムも多く発売になっているので、夕方になるとドロドロ肌になりがちな人はチェックしてみるといいかも。

【その3】メイク直しでお疲れ顔を払拭!

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夕方になるとくすみやヨレが出てきて、なんだか疲れた顔に見える……。なんとかしようとパウダーファンデやおしろいをはたけば、粉浮きしてさらに老け感が倍増! イマイチベースメイクの落とし穴、最後の3つ目は化粧崩れの対処法です。

「朝はきちんとスキンケアしたあとにファンデを塗っているけれど、夕方の肌には自分の皮脂しか残ってないんですよね。そこにパウダーを重ねてしまうと、カサカサした印象になったり、ファンデがムラになって厚塗りに見えたりしてしまいがちです」

そこで投入すべきは、スティックタイプのファンデやコンシーラー。

「クッションファンデでお直しするのもありですが、もっと簡単なのがスティック系アイテム。ひと昔前まで、スティック系は固くてパサパサしているものも多かったんですが、いまはやわらかくみずみずしいテクスチャーのものが多く出ているんです。余分な皮脂をスポンジで軽くならしつつ、スティック系アイテムを薄く塗って指でなじませてみてください。メイクしたばかりのようなフレッシュな肌があっという間によみがえりますよ」

筆ペンタイプのコンシーラーもやわらかい使用感ですが……。

「きちんとファンデを塗っている状態なら筆ペンタイプもいいのですが、ファンデがあまり残っていない状態で使うと、すべりが良すぎてズルズルしてしまうんですね。とにかくベースメイクで大事なのは一体感。肌にピタッととまりつつしっとりみずみずしく整えるスティックタイプのコンシーラーがお直しには最適だと思います。ランコムのはスティックファンデなのですが、パウダーいらずのサラッとした仕上がり。セミマットになるので、お化粧直しにもピッタリだと思います。そしてシャネルのスティックハイライトで、眉と眉の間、鼻のつけ根、頬骨の上、アゴ先などにツヤを出すのもおすすめ。自然なツヤ感で、肌がグッとフレッシュに見えるんです」

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年齢を重ねるほどに増えていく肌悩み、だけど厚塗りにすると老け感がアップ。このジレンマを解決するためには、3つの見直しが必要でした。ファンデを仕上げるときのひと手間、使用コスメのアップデート、お化粧直しのパウダー回避。

この3つのポイントを押さえて、いつでもフレッシュな肌をキープしましょう。

教えてくれたのは……
室岡洋希さん

VOCE

ヘア&メイクアップアップアーティスト。ファッション誌やビューティ誌のメイクページで活躍、女優やモデルからの指名も多数。「品格ある大人メイク」の達人として、幅広い層の女性から支持を集める。理論的かつ難しすぎないアドバイスが大好評。