1. 【黒ずみ、くすみ、ざらつき】におさらば! 【美白ボディ】の新常識基本編

2019.05.13

【黒ずみ、くすみ、ざらつき】におさらば! 【美白ボディ】の新常識基本編

美白系ボディクリームを塗りたくれば、白雪姫のように透き通るような白い肌になれるわけじゃない!? “美白ボディ”の真実を知って、自分史上最高の色白美肌を目指そう!

【黒ずみ、くすみ、ざらつき】におさらば! 【美白ボディ】の新常識基本編

カラダのすみずみまで、そして内側からも美白BODYを手に入れる!

冬の間は服で隠せたカラダの黒ずみやブツブツ。肌を出す季節がやってきて、そんな汚肌(おはだ)に唖然。地黒だと言い訳しながら服を脱ぐ前に、正しいケアをスタートして美白ボディを目指せ!

■教えてくれたのは……

VOCE

銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生

ボディの美白をあらゆる方向から解決します!

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。最新のレーザー機器や治療法を自らの肌で試し、最先端の肌医療を追求。その経験を生かした治療とわかりやすい解説がメディアでも人気。著書に『365日のスキンケア』(池田書店)。

「色白が美しい」は思い込み 透明感こそ美白のもと

「白い肌のボディが美しいという考えは思い込みです」と、皮膚科医の慶田朋子先生。では、どんな肌が美白ボディなの? 「色ムラがなく均一で、透明感のある肌が美白肌です。こういう肌はきめが整い、ハリがあって、みずみずしさが感じられます。美肌の条件がそろえば、私たちのような黄色い肌も白く輝いて見えるのです」 では、肌が黒ずんで見えるのはなぜ? 「自分のもとの肌より黒ずんで見えるなら、肌の質感が悪くなっている可能性があります。肌に透明感が出れば、肌色に関係なく黒ずんでは見えません」 白い肌を目指すのではなく透明感を追求することが、美白ボディケアの極意だった。

【こんな悩みがあれば即ケア! 美白をジャマする“カラダの肌災害”危険地帯】

“カラダの肌災害”危険地帯

敵を知って確実に白くする! 美白ボディの新常識 基本の『キ』

◆新常識1◆ 日本人の肌色は3色。自分色で美白ボディを目指せ!

「例えば、黒髪も金髪もキューティクルが整っているのが美しい髪。色は関係ありません。同じように肌のきめが整っていると、光が乱反射して肌が明るく、美しく見えます。日本人の主なスキンタイプは分けて3つ。自分の肌色の中で、一番美しい肌に持っていくことが大事です」

■ジャパニーズスキンタイプ1【ピンキッシュ】
色白で白人に少し近いタイプの肌。日焼けをしても黒くならずに赤くなる。紫外線に弱く、皮膚がんなどのリスクも高いので、紫外線対策は万全に。

■ジャパニーズスキンタイプ2【オークル】
日本人に一番多いのがこのタイプ。日焼けをすると赤くなった後で、ほどよく黒くなり、徐々に色がさめていく。

■ジャパニーズスキンタイプ3【暗めのオークル】
日焼けをしてもほぼ赤くならずに、すぐに黒くなるタイプ。紫外線ダメージには強いが、虫さされやケガのあとを放っておくと色素沈着しやすいので注意。

◆新常識2◆ ブラに隠れたバストをチェックせよ。そこの色までは白くなる

「紫外線の影響をまったく受けていない、常に下着に覆われたバストやヒップなどがもともとの肌の色。ここの肌色に比べて、腕や背中、脚の肌が黒いなら、日焼けの影響でメラニンの活性が高まり、色黒に見えているだけ」
ケア次第で隠れたところの色までは白くなるそう。

チェック

◆新常識3◆ カラダが茶や黄色にくすんでいたら日焼けじゃなくて、糖化が原因

「日焼け対策やケアをしても肌の色が戻らなければ、糖化によるくすみが原因かもしれません。糖質をとりすぎて糖化が進むと、白いコラーゲン線維が黄色から茶色に変色して肌がくすむ原因になります。普段から肌のためにも、糖質のとりすぎには注意しましょう」

◆新常識4◆ 「地黒で……」 は言い訳。保湿ケアでカラダは色白に見える

学生時代、ずっと日焼けをしていたから地黒、はウソだった!?
「日焼けをして数年たてば、カラダの中に過剰にできたメラニンはもうないので、もとの肌色に戻っているはずです。色がもとに戻らないなら保湿不足の可能性も。角層の水分量が十分なら、肌の透明感が増して白く見えます」

◆新常識5◆ ボディは顔よりターンオーバーが1.5倍遅い! カラダこそUV対策を念入りに

「顔よりカラダのほうが、肌のターンオーバーがかなり遅いのです。例えば、手術のあとがもとに戻るのにかかる時間は顔の約1.5倍。顔が5日で治るならカラダは10日近くかかります」。
ボディは色素沈着しやすいと心して、紫外線予防や黒ずみケアを徹底的に。

【SPF50のヒミツ】カラダに塗りのばすと効果は1/5になる!?

日焼け止めのSPFやPAの数値は肌1平方センチメートル当たり2mgの日焼け止めを塗った場合に得られる効果を測定したもの。これはかなり厚塗りの状態。肌に塗ったときはSPF50なら約1/5のSPF15の効果になると考えて。

◆新常識6◆ ボディの美白ケアは一日2回が基本。保湿こそ美白の命と心得よ

「ボディも顔と同じように、保湿剤を朝晩2回塗ったほうが効果的です。夜は浸透のいい入浴後に肌が少ししっとりするくらいたっぷりと保湿剤を塗布。長く続けることで美白肌に近づけます」
顔用の保湿パックを気になる部分にのせるのも効果的!

保湿パック

◆新常識7◆ 夏だけケアしても足りない! カラダも春のケアを怠るな

日差しが強くなる7月頃から突然日焼け対策をしても、もうカラダはすでに日焼けをしてしまっている。
「紫外線量は6~8月に多いのですが、3~4月も結構あります。特にボディなら春からSPF50の日焼け止めを2度塗りしましょう。汗をかいたら、さらに重ね塗りが安心です」

日積算UV-B紫外線量

◆新常識8◆ もし迷ったら美白研究の進んだ大手メーカーのプチプラ美白がオトク

ボディ用美白剤はプチプラ商品でもいい?
「プチプラの美白剤選びに迷っているのなら、肌の研究が盛んな大手メーカーのプチプララインがおすすめ。ハイブランド商品と同じ成分を配合しながら基材の質を少し下げ、大量に生産している場合が多いので、オトクです」

◆新常識9◆ 日焼けしたら即ケア。放っておけばカラダはシミだらけ

 完璧に日焼け対策をしたつもりでも、日焼けをしてしまったら即ケアが鉄則!
「日焼けで黒くなっても時間がたてばもとに戻ります。怖いのは、紫外線によって遺伝子に少しずつ傷がついて出てくるシミやしわ。日焼けをしたら、早めに保湿ケアを行ってリスクを減らしましょう」

◆新常識10◆ 顔用美白剤は有効成分がたっぷり。ボディの美白にも効果アリ

美白剤には顔用、ボディ用とあるけど、顔用のものをカラダに使ってもいいの?
「多くの場合、顔用商品のほうが有効成分の濃度が濃く、たっぷり入っています」
顔用美白剤で余っているものや試供品など、顔に使わないものがあれば、がんがんボディに塗って美白に役立てて。

撮影/恩田亮一 イラスト/本田佳世 取材・文・構成/山本美和