1. 【美容のきほん⑨】 敏感肌を効果的に治す方法|かゆみや赤みを解消する「タイプ別・改善法」

2019.07.26

【美容のきほん⑨】 敏感肌を効果的に治す方法|かゆみや赤みを解消する「タイプ別・改善法」

敏感肌とはどんな症状で、どのような原因で肌に現れるのか、また敏感肌のタイプに合わせた効果的な改善法をご紹介します。

【美容のきほん⑨】 敏感肌を効果的に治す方法|かゆみや赤みを解消する「タイプ別・改善法」

敏感肌とは?

敏感肌という言葉はよく使われますが、実は、皮膚科学的には明確な定義はありません。毎日の洗顔やスキンケアなどの、ちょっとした刺激により、かゆみや赤み、ヒリヒリ感を感じるなどの状態を敏感肌と呼ぶことが多くあります。顔だけでなく、腕や背中、足、頭皮などの部位も敏感肌になります。衣服がすれて赤くなる、すねが白く粉をふいたようになる、頭皮のかゆみやフケがいつも以上に気になる、などの症状が出る場合があります。

なぜ、敏感肌になるの?

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健康な肌は、表皮の一番上にある角質層に、紫外線や乾燥、ほこり、細菌などから肌を守るバリア機能を備えています。

このバリア機能の働きは、角質層の表面をおおう「皮脂膜」、細胞の隙間をうめて細胞同士をつなぎとめるセラミドなどの「角質細胞間脂質」、角質層の中の水分を保つアミノ酸などの「天然保湿成分(NMF)」によって支えられています。肌内部のこれらの物質が何らかの要因によって減ってしまうと、水分が放出されて肌は乾燥し、バリア機能の働きが低下してしまいます。そのため、外からの刺激やアレルギー物質、細菌などが肌に侵入しやすい状態になり、敏感に傾きやすくなってしまうのです。

あなたは、どのタイプ?  敏感肌の【タイプ診断】

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敏感肌には、大きく分けて4つのタイプがあります。あなたの気になる症状はどのタイプに当たるのか、早速チェックしてみましょう。

①アレルギー性の敏感肌

・上まぶたなどの目元に、赤みやかゆみが出やすい。

・花粉、ダニ、ホコリ、化粧品の特定の成分などにアレルギーがある。または、喘息やアトピー性皮膚炎と診断されたことがある。

②乾燥性の敏感肌

・肌が乾燥すると、ピリピリしたり、かゆみが出やすい。

・手足の肌も乾燥しやすく、白く粉をふいたようになる。

③まちがったスキンケアによる敏感肌

・オイルやリキッド、シートタイプのクレンジングを使っている。

・クレンジングに時間をかけている。

・洗顔時やタオルで顔を拭くときに、ゴシゴシとこすっている。

・パッティングして化粧水をつけている。

④カンちがいの敏感肌

・化粧品にかぶれたことはないが、赤みやかゆみが気になるときがある。

・見た目にはわからないが、手で触るとザラザラやブツブツがある。

【タイプ別】 敏感肌の特徴と治し方

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①アレルギー性の敏感肌

■特徴
このタイプは、まぶたなどの目もとに赤みやかゆみの症状が出やすいのが特徴です。季節の変わり目やストレスを強く感じた時などに症状が悪化する傾向にあります。

■治し方
アレルギーの原因がわかっている場合には、それを避けることで症状をおさえることができる場合があります。ただし、我慢できないほどの激しいかゆみや、全身にわたって赤みやかゆみが出ている場合には、皮膚以外の病気が原因のこともあります。このような症状があるときには、すぐに医療機関を受診しましょう。

②乾燥性の敏感肌

■特徴
このタイプは、体質的に乾燥肌である可能性があり、乾燥によって、肌が敏感になりやすい傾向にあります。

■治し方
空気が乾燥する冬だけでなく、エアコンが効いた夏の室内や、お風呂上り、洗顔後なども肌は乾燥しやすいので、1年を通じて保湿を重視したスキンケアを心がけましょう。毎日しっかりと保湿ケアを行うことで、肌のバリア機能を向上させることができます。

③まちがったスキンケアによる敏感肌

■特徴
このタイプは、スキンケアの方法がまちがっていることに気づかずに続けてしまうことで、肌を傷めてしまっています。自分で肌を傷めていることに気づいていないため、肌に起こったトラブルを“敏感肌によるもの”と思ってしまう場合があります。

■治し方
肌に適した正しいスキンケアを行うことで、気になる症状を軽減することができます。特に、クレンジングや洗顔の際に肌を傷めてしまうことが多いので、肌に不調を感じた時にはクレンジングと洗顔の方法を見直してみましょう。

④カンちがいの敏感肌

■特徴
このタイプは、誰にでも多少は起こる肌トラブル(わずかな赤みやザラつきなど)を、敏感肌であることによる肌あれと思い込んでしまうタイプです。小さなトラブルを気にしすぎて、あれこれと特別なケアをすると、逆に肌を傷つけてしまうことがあります。

■治し方
多少のザラつきやブツブツは小さなニキビである場合が多く、ケアに敏感肌用の化粧品を使うと、ニキビを悪化させてしまうことがあります。ニキビにはニキビ専用のケアを行いましょう。肌の状態を見極めるのがむずかしい場合には、医療機関を受診してみることもおすすめします。


敏感肌のケアは、肌のバリア機能を正常に保つことが大切です。肌に気になる症状がある場合には、まず毎日のスキンケア方法を見直してみましょう。バリア機能をサポートする適切な保湿ケアを行うことで、乾燥や肌あれを防ぎ、肌の敏感な状態を改善することができます。

でも、正しいスキンケアを毎日おこなっていても、その日の体調や気候の変化などによって、肌の症状が悪化することがあります。その場合には自己流のケアを続けるのではなく、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

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