
メイクがお洒落にキマるか否かは、カラーの組み合わせ次第。今まで以上にカラーアイテムが豊富。だからこそ知りたい秋カラーコーデの正解を、人気ヘアメイクの岡田知子さんが伝授!
【教えてくれるのは……】
ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん
彼女の手にかかればどんなモデルも一気にあか抜けると大人気。ファッショントレンドも加味して組み立てるメイクは、最高にお洒落。
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【失敗しない!】秋カラーコーデの正解
【メイクはバランス】質感と色み次第で、一気にこなれる
カラーメイクがちぐはぐになってしまうそのワケは、質感やトーンのバランスが悪いこと。特にこの秋豊富なくすみカラーのアイテムを使う場合、どんな組み合わせにするにせよ、同じニュアンスを持つ色同士を組み合わせるのが成功への近道。ニュアンスの異なるケミカルなカラーと合わせると、途端に古く見えたり、くすんで見えてしまうから。
【岡田的カラーコーデの基本ルール】
【RULE1】顔のトーンまたは彩度を合わせる
OK!
統一感が生まれるしお洒落にキマる!
同色同士でなくてもくすんだ赤とカーキのような、「雰囲気合わせ」の組み合わせも◎。
NG!
目と唇のトーンが異なると印象が散らかって見える
目と唇のトーンがちぐはぐなため統一感のないメイクに。目元のくすみも際立っている。
【RULE2】色を入れるポイントは2つまでに絞る
洋服やアクセにも色があることを考えると、メイクでポイントにしていいのは2色まで。色数を絞ったうえで、同じ色同士で濃淡をつけたり、マットとラメなど異なる質感で遊びを入れると、何色も使うより色そのものが際立つし、メイクのバランスも整う。
【RULE3】色選びに迷ったらチークレスもあり
頰は目元や唇と比べて面積が広く、色が悪目立ちしやすいパーツ。また、色のチョイス次第では透明感を消してしまうことも。目元と唇に色をのせてみて、血色が足りなければ肌なじみのよいチークをひとはけ入れる、くらいのスタンスがちょうどいい。
撮影/嶌原佑矢(人物) 伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/岡田知子(TRON) スタイリング/程野祐子
モデル/メドウズ舞良(VOCE 専属) 取材・文/中川知春
Edited by 河津 美咲