1. 楽しい! 美肌になれる! 自宅で簡単【アロマ蒸留水】

2019.11.07

楽しい! 美肌になれる! 自宅で簡単【アロマ蒸留水】

蒸留器ってご存知ですか? まるで理科の実験のような面白さで。フレッシュな植物から蒸留水をつくって、入浴剤に、アロマに、化粧水に、と活用しています。わざわざ買ってトライするだけの魅力満点! 超絶オススメの理由とは?

楽しい! 美肌になれる! 自宅で簡単【アロマ蒸留水】

最近、蒸留器を購入し、フレッシュな植物から和のアロマ蒸留水を作るのにハマっています。入浴剤やアロマ加湿器に入れて使ったり、そこにレチノールやグリセリンなどを足して化粧水にしたりなど使い道はさまざま。身近な草や木を使った和のアロマ蒸留水の楽しみ方を紹介します。

アロマ蒸留水の面白さ

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先日、新潟に遊びに行ったときに“黒文字”の枝を鑑賞用に頂いたのが蒸留に目覚めるきっかけになりました。黒文字とは、高級和菓子の楊枝に使われる香りのよい木なのですが、枝をパキッと折ると甘く、爽やかな香りが立ち上り、心がスーッと落ち着くのです。外国産のものが多い精油の中で、日本原産の珍しい精油として昔から日本人に親しまれてきた黒文字。ローズウッドと成分が似ていて、高いリラックス効果があり、不眠にも有効なんだとか。もちろん市販されているのですが、比較的高額なこともあり、いっそ自分で蒸留してみたらどんな香りになるのだろう?と思ったのです。

蒸留器について

蒸留器

あまりなじみがありませんが、ネットでも簡単に手に入ります。私が持っている蒸留器は2種類。蒸留器はガラス製、銅製、ステンレス製などサイズや材質などで金額が変わります。アロマオイルまで抽出できるタイプの蒸留器になると機械の構造が複雑になる分、金額も高くなるのですが、シンプルな構造のものは1万円台で購入が可能。植物のアロマ蒸留水を抽出する目的なら、シンプルなタイプで十分です。

つくりかたはいたって簡単

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材料は樹木やハーブと水だけ。加熱して、水蒸気が冷却され出てきた蒸留水には素材の香りがついており、アロマ蒸留水として楽しめます。例えば、安眠効果の高いラベンダーなどは乾燥させたタイプが比較的手頃ですし、ローズマリーやミントなど、家で簡単に栽培できるハーブでも作れます。

自分でつくったアロマ蒸留水の魅力

さて黒文字でつくったアロマ蒸留水は、樹木の良い香りがぎゅっと凝縮されており、頭の芯からすっとストレスが消えていくような香りでした。たまたま黒文字という素材が素晴らしかったこともあると思うのですが、他の素材で試してみてもどれも個性があって楽しいのです。例えば、マンションの裏庭に生えていたドクダミを蒸留してみたときは、生の葉との香りの違いに驚きました。生だとムッとするような強い香りを放つドクダミが、蒸留すると爽やかな香りに化けたのです。

アロマ蒸留水の使い方

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いろいろな素材で試して、気に入った香りを見つけたらお風呂にそのまま入れる、アロマ加湿器に入れる、化粧水に使うなど、さまざまな使い方ができます。精油よりもっと優しく寄り添ってくれるような香りなので、心を癒やしてくれる効果が高いように感じています。

私はネットで購入したレチノールやビタミンCなど手作り化粧品の材料を追加して楽しんでいますが、保存料が入っていない自然のものなので冷蔵庫に保存して早めに使い切っています。安価でたっぷり使えるのも自作化粧水の魅力のひとつなので、乾燥が気になる時期には嬉しいです。

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また、美容目的以外の面白い使い方として、樹木から抽出したアロマ蒸留水はハイボールやジントニックの香り付けに使っても美味しいですよ。ジンというお酒の香りのベースになっているジェニパーベリーというネズの実を蒸留してみたのですが、よくあるジントニックに香りの層がさらに立体的になって追加された感じで抜群に合いました。

くせになる面白さ

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いろんなハーブを使って楽しめるのが蒸留の面白さなのですが、乾燥させた素材と生の素材では出来上がりの香りに大きく差がつくのも楽しく、植物やハーブの本を買い込んで実験しています。街を歩いていても「あの葉っぱを蒸留してみたい」「この草を蒸留したらどうなるのだろう」と考えるようになったので、楽しみが広がりました。また、作ったアロマ蒸留水を混ぜたりするのも面白いです。

家庭菜園やベランダ菜園などをやられている方は、葉っぱを蒸留してみるという楽しみが増えるかもしれません。もし実際に試される場合は、アレルギーや肌との相性、農薬等の使用の有無などはきちんと確認されてから作ってくださいね。