連載 これがワタシの生きる道

【マヂカルラブリー野田クリスタル】賞レースは調整が効かなくてバグったやつが優勝する

公開日:2022.05.20

VOCE7月号「美体グラビア」に登場。マッチョ芸人としても活躍し、2020年にはM-1王者にも輝いたマヂカルラブリーの野田クリスタル。身体を鍛える意味、それによって見えてきたこと。そして、芸人としてどう進んでいくのか。あますところなく、前・中・後編でお届けします。

VOCE7月号「美体グラビア」に登場。マッチョ芸人としても活躍し、2020年にはM-1王者にも輝いたマヂカルラブリーの野田クリスタル。身体を鍛える意味、それによって見えてきたこと。そして、芸人としてどう進んでいくのか。あますところなく、前・中・後編でお届けします。

メンタルはメンタル。筋トレは筋トレ。
けれど、応用は効くのかもしれない

――今回の撮影はいかがでしたか?

野田「マッチョな撮影とは聞いてたんですけど、マッチョセクシーだったので、これは初めてだったかもしれないですね。今まではマッチョを生かすためのポーズをしてたけど、今回はそれとはまた違うポーズをとったので、もっと絞ってもよかったかなって。セクシー=絞りだと思うので」

――絞るのは自在なんですか?

野田「絞ったり大きくしたりを繰り返してて。僕の場合、特に大会に出るとかではないので、自分で『ぼちぼち絞るか』って思ったら絞るみたいな感じで。今の時期は絞り中です。仕上がり具合がどんなふうになるか自分で試したいんですよね。一回削いでみて、どういう筋肉になるだろうってのは、やってみないとわからないので。マッチョ点検ですね」

――鍛えることは、自分を育成するゲームみたいだって言われてたこともありましたね。

野田「育成ゲームと表現するのは、けっこう“体を鍛えてる人あるある”でもあるんです。だから、自分としては、つらいことをやってるというよりも、筋肉に餌を与えて成長してるのを観察している感じで、それが楽しいんです。僕の場合は“リフター”って言って、ものを持ち上げる筋トレから始まってます。『昨日よりも重いものが持ち上がるとうれしい』っていうモチベーションが大きいんです」

――よく聞かれることだとは思うんですが、そもそも最初に鍛えたいと思ったきっかけというのは何だったんですか?

野田「ダンクシュートがしたいって思ったのがきっかけでした。お笑いをやるまではバスケをやってて、そのときは、『そんなの夢の話だよな』って思ってたんです。大人になって27歳のときに『真剣にダンクするとしたら、どうやったらできるのかな』って考え始めて、スクワットを極めていったんですよ。『単純に筋力が強ければ飛べるようになるんじゃないかな』という理論で。それで、重いものを持ってジャンプするってのを繰り返していたら、結果、140キロの重りを持ってジャンプしてて。鏡を見たらマッチョになってました」

――体を鍛えて、マッチョになって、メンタルには良い影響があったりしたんですか?

野田「僕の場合はメンタルが強くなった記憶はなくて、変わらずでした。性格変わるとか、攻撃的になるとか言われることはあるんですけど、まったくそんなことはなくて、もっと理屈っぽくなるというか……。そういうタイプのほうが筋トレはハマりやすいんですよね。僕は、メンタルが強かったことはないですね。メンタルはメンタル、筋トレは筋トレ。けど、応用は効くかもしれないです。メンタルも筋トレみたいに鍛えられるのかもしれない。筋肉は疲れ切って、疲れ切って、追い込まれて、“オールアウト”っていうんですけど、全部使い切って栄養を取るから強くなる。メンタルも、『辛いときは負荷をかけてるんだ』と思うことにして、時間ができたら、ゆっくり寝る。メンタルにとっての栄養は寝ることしかないですね」

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