
植松マスターにお悩みを相談したい!という声が続々到着。その中から今回は転職と運気についてをピックアップ。常にポジティブ&ハッピーなマスターだからこそ、アドバイスに説得力ありありです。
教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー
植松晃士さん
辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

お悩み1:職場が理不尽なことだらけなので辞めて、大好きな美容の道に進みたい!
最近、アパレル系に転職しましたが、店長にわからないことを聞くと笑われたり、やり方が違うと後から言われたり。耐えられないのは好きな仕事ではないから? 好きな美容の分野なら続く? と再転職を考えてます。
ペンネーム:まみごんさん(25歳・会社員)

常連M
ちなみに、まみごんさん、この企画が大好きです、だって。

植松さん
まぁ! では、ズバリお答えしましょう。美容の道に進んでください。僕自身、ファッション業界と美容業界、同時進行でずっとやってきてますけど、まったく違う文化だから。同じカテゴリーだと思われがちだけど、火星と水星っていう感じよ。

常連M
星が違うレベルか! でも、元ファッション誌のファッション班で、現在は美容雑誌の美容班に属する私も、そう思います!

植松さん
でしょ〜。特にアパレルの店舗にいるんでしょ、そりゃあ、ド級に違うわよ。制服があればまだいいけど、制服がない場合、ファッションのセンスが合うか合わないかで仕事の評価がほぼ決まるといっても過言ではない。同じ感度を持っていないとカテゴリーが違うって烙印を押されるというか。センスが近いと仲良くなれるし、遠いと話をしないみたいな。世の中はそれを“いじわる”っていうのかも。

常連M
ギャルブランドに森ガールが来ちゃったら、全然違うってなるかもなぁ。友達になれる、なれないの感覚に似ているのかも……。

植松さん
ヘアメイクさんはセンスとテクニックが重視されるけど、基本的に美容はコンプライアンスが守られている世界。対してファッションはほぼセンスで成り立つ個性的な世界。そもそも、かのカール・ラガーフェルド様が『この業界では不公平さが当たり前。ファッションは儚く、危険で理不尽だ』って宣のたまっているんだから間違いないわよ。

常連M
理不尽に感じてつらいなら、やっぱり美容業界へ!

植松さん
しかも彼女は、メイクやヘアスタイルといった首から上を可愛くすることにも興味があるのよね。もちろんファッションも好きだと思うから、お洋服はこれからも着たいものを着てプライベートで楽しんで。世の中的な流れを見ても、ファッションはますます趣味の世界に行っているし、厳しいのが現実。対して美容は拡大する一方。以上の理由から、美容業界への転職、オススメします!

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何かとうまくいかないことだらけ。運気の上げ方を教えてください。