1. 【伊藤千晃】プロデュースブランド「KIKI AND DAYS(キキアンドデイズ)」に込めた想いは?30歳からの人生を語る!|ロングインタビュー

2019.12.25

【伊藤千晃】プロデュースブランド「KIKI AND DAYS(キキアンドデイズ)」に込めた想いは?30歳からの人生を語る!|ロングインタビュー

【伊藤千晃】プロデュースブランド「KIKI AND DAYS(キキアンドデイズ)」に込めた想いは?30歳からの人生を語る!|ロングインタビュー

ソロでの1stアルバム「Be」のリリースに続き、ライフスタイルブランド「KIKI AND DAYS」を立ち上げ、全国のファンを沸かせ続ける伊藤千晃さん。そんな、今、目が離せない彼女にロングインタビューを敢行。結婚・出産を経て、30代を迎えてからの人生観の変化や、これからの目標、ブランドに込めた思いまで語り尽くします!

ソロ活動を始めてからの1年間の想いを込めた1st アルバム「Be」をリリースし、ソロアーティストとしての地位を確立した伊藤千晃さん。その最中にライフスタイルブランド「KIKI AND DAYS(キキアンドデイズ)」を立ち上げ、全国のファンを歓喜させた。

20代〜30代をターゲットとし、オンラインショップでの販売が開始。ライフスタイル雑貨からファッション、そしてコスメまでラインナップしたこのブランド「KIKI AND DAYS」がVOCE世代に刺さらないわけがない!ということで、伊藤千晃さんにインタビューを敢行。ブランドに込めた想いから、30代を迎えてからの自分の人生の目標、美へのこだわりまで、語り尽くします。

―今回、ライフスタイルブランド「KIKI AND DAYS(キキアンドデイズ)」を立ち上げようと思ったきっかけは?

もともとファッションやメイク、雑貨がとても好きで、20代の頃から様々なブランドや企業とコラボして、商品開発に関わってきました。その度にものづくりの楽しさを感じてきて「いつかは自分のブランドを持てたら素敵だな」なんて思っていたんです。それをつぶやきのように口に出しているうちに、たまたまその想いが様々な方に伝わって「良かったら一緒にブランドをプロデュースしませんか?」とお声掛けいただけるように。そして1つのチームができあがり、今回ブランドを立ち上げるに至りました。なので「絶対に30代になったらブランドを立ち上げるんだ!」と決めていたわけではないんです。やっぱり、やりたいことを言葉に出すことは大切ですね。30代になってまた新しいことに挑戦できる機会をいただけたのはすごく嬉しいことです。

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−ブランド名に込めた想いは?

「KIKI(キキ)」は私が飼っている愛犬の名前です。キキを飼い始めてから自分の生活がとても豊かになり、キラキラと輝きのある生活になりました。なので「KIKI AND DAYS」の製品がお客様の日常に寄り添って、まるでKIKIのように愛おしくてたまらない存在になって欲しいという想いを込めて「KIKI AND DAYS」と名付けました。

コンセプトの「BESIDE YOU, BESIDE ME.」は、「いつでもあなたのそばに、そして私のそばに」という意味。これも私がKIKIに対して思っていることです。私にとってのKIKIのように「KIKI AND DAYS」の製品も、いつでも当たり前にあなたのそばにいる存在になって欲しいと思っています。

−ブランドデビューからいきなりかなり多くのラインナップですが、アイテムを絞らなかった理由は?

作ってみたいものをざっと挙げて「作れるものは作ってしまおう!」ということになりました。誰かのそばにいて本当に活躍できるもの、癒しになるものを作っていきたかったので、私が実際に日常的に使っているものをまずはラインナップさせようと思ったら、こんな数になってしまいました(笑)。

ー1番の推しアイテムは?

すべてのアイテムに気持ちを込めて作ったので、1つには絞りづらいですが……。タオルはふわふわな質感や落ち着いた色みにこだわったので、幅広い年代の方に手に取っていただけるんじゃないかと思います。

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ミニタオル ¥1500/KIKI AND DAYS

あとは、ギフトまわりのアイテムもイチオシです。「KIKI AND DAYS」はギフトコミュニケーションを大切にしています。誰かのためにものを選ぶ喜びとか、誰かの想いが込もったものをもらう喜びとか。そういった贈り物を通したコミュニケーションにも力を入れたくて、ギフトボックスはこだわって作りました。

フタが磁石になっているのですが、そこをパカっと開けるとメッセージが書いてあったり、ギフトボックスを購入していただいた方にはメッセージカードがついてきて、その裏に手書きでメッセージを書き込めるようになっていたりと、細部にまでとってもこだわっています。

−コスメもありますね。

コスメのプロデュースにも20代前半からずっと関わってきたので、今回かなり優秀なものができました! ネイルやティントリップなど……まだ個数は少ないですが、完成度には自信があります。

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ネイルポリッシュ 全3色 ¥2000/KIKI AND DAYS

ブランドのテーマカラーがモーヴなので、モーヴと、その延長にあるカラーラインナップを揃えています。カラーバリエーションはそこまで豊富ではありませんが、赤やピンク、薄むらさきなど、年齢関係なく女性がいつまでも好きな色の展開を意識して作りました。

テクスチャーにもこだわっていて、ネイルはハケの塗りやすさや、にじみにくさなど、細かい部分にもこだわって作っています。コスメ好きのVOCE読者の皆さんにはぜひお試しいただきたいです!

−モーヴをテーマカラーにした理由は?

私が好きな色であることが1つの理由です。「KIKI AND DAYS」を作るときに改めて気がついたのは「モーヴ」と一口に言っても様々な色みがあること。その色としての面白さもまた、モーヴをテーマカラーにした理由です。

色を決めていく作業は本当に初めての経験で、難しかったですね。私自身が淡い色が好きで、ファッション系のアイテムはまさにそういった色展開になっています。本当に今回は好きなものを作らせていただいたので、私が普段愛用しているアイテムにすごく近い仕上がりになっていて、伊藤千晃自身が強く反映されている、等身大のアイテムばかりです。

−ターゲットの年齢、イメージは?

20代〜30代の方に手にとってもらえたらいいなと思っています。雑貨は特に幅広い世代の方々に手に取っていただきたいので、香りものはあまりクセが強くないレモングラスやローズを用意しています。

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この2つの香りは私が20代の頃とても支えられた香りで、仕事で疲れたときや、何か嫌なことがあった時にこういった癒しの香りに救われたことが幾度となくありました。なので、香りものはあまり年齢関係なく、10代の子にも、40代の方にも使っていただきたいです。ファッションに関しては私の等身大の要素をより大きく落とし込んでいるので、20代半ばから30代半ばくらいの方々に着ていただけたら嬉しいなと。

−今日使っているグロスは?

グロスは「KIKI AND DAYS」のリップティントの02を使用しています! 今日着ているセットアップもKIKI AND DAYSのものなんですよ。

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リップティント 02  ¥3000/KIKI AND DAYS

−これからブランドを続けていく上で、ブランドがどのように育って欲しいとお考えですか?

私にとっての愛犬キキのように愛されて欲しいですね。普段はそこにあることが当たり前すぎて気がつかないけど、ふとなくなったときに「私ってこんなに支えられてたんだ」って気がつくような、そんなブランドに育って欲しいです。あまり主張はしませんが、当たり前に部屋にいて、当たり前にあなたの隣にいる--そんな存在になれることを願っています。

−リアル店舗の予定は?

今のところ常設のリアル店舗の予定はありませんが、12月9日からはラフォーレで期間限定のPOP UPストアをオープンします。私自身がファンの方と交流するのがすごく好きなので、これからも実際にお客様と触れ合える場所を増やしていくことは前向きに考えています。イベントなどで、直にお客様の声を聞いていきたいです!

−ソロになってから心境の変化は?

「自分がなにをやりたいか」が軸になってすべてが進んでいくのが、やっぱりグループで活動していた時とは異なることですね。楽しさもありますが、ちょっとした不安もありながら進んでいます。

−30代になり、結婚・出産を経て、美容の意識に変化はありましたか?

変わりましたね。30代になってターンオーバーがすごく遅くなったと実感しています(笑)。20代の頃は気にも留めなかったようなちょっとした不摂生がすぐに次の日には肌に出たり、それがなかなか治りにくかったり。季節の変わり目になると、分かりやすく肌が荒れるようになったのもそうですね。疲れも出やすくなりました。身体の内側の部分から気をつけないと、肌のコンディションも整わないので、昔はちょっとサボりぎみだったサプリメントも定期的に摂るようになりました。

あと、出産してから身体がすごく冷えるようになったんです。冬はもちろん、夏でもエアコンで身体が冷えるので、年中絶対に身体を冷やさないように気をつけています。夏でも氷の入った飲み物は極力飲まないようにしていて、冷え対策のためにボトルにあたたかい飲み物を入れて持ち歩いているので、「KIKI AND DAYS」でも水筒を作りました。女性は身体が冷えていない方が血色も良く見えるし、化粧ノリも良くなりますよね。あったかい飲み物はすぐに買えないので、持ち歩くのがオススメです。20代のときにはコールドプレスジュースなんかも健康のために飲んでいましたが、今は冷えが怖いので秋冬には控えるようになりました。生の野菜と果物なので身体が冷えちゃうんですよね。なので、違うものでデトックスをしようと思い、最近は漢方茶を飲んでいます。

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−透明感、美肌を保つ秘訣は?

20代の経験を経て、30代になってからは自分が必要としているものを必要としているタイミングで使ってあげられるようになりました。それが一番美肌に繋がるんじゃないかな。朝起きて顔を洗うときに、鏡を見て、きちんと自分の肌と向き合ってあげる、肌を触って「乾燥している」とか「ハリがないな」とか、「くすんで見えるな……」とか。そういったコンディションによって、やっぱり使うアイテムは変わってくると思うんですよね。

私はすごくパックが好きで、ほぼ毎日するんです。毎日高いものは使えないので、高級なものはスペシャルなときに使い、日常使いには大容量のプチプラパックを取り入れています。乾燥を感じたら保湿力の高いパックを選び、大事な撮影の前にはスペシャルなものを、くすみが気になるときにはブライトアップを……と、毎日自分の肌と向き合って、その時に肌が必要としているものを与えてあげることが大切だと感じています。

−今、若い子に向けて美容のアドバイスは?

やっぱり身体の内側から美を目指すことをおすすめします! 安くて優秀なスキンケアも増えているので、まずはしっかりとスキンケアをすること。そこに更に身体の内側のケアを取り入れると、スキンケアの効果もより感じられるようになりますよ。若い時は元気だから不摂生をする機会もあると思いますが、たまに身体の内側をきれいにしてあげることを意識するだけで、30代がずっと生きやすくなると思います。外から取り入れるものも大事だけど、身体の中に入れるものも意識すると、美肌への近道ですよ。常に気にすると疲れちゃうから、1ヶ月限定とかでもOKです。

―子育てとお仕事の両立はどうやってうまくやっている?

両立なんて全然うまくいっていません!(笑)「こうすれば両立できますよ」ということがあるなら教えて欲しいくらいです(笑)。でも本当にありがたいのは、どちらも楽しみながらできていること。もちろん楽しいだけではありませんが、これだけ仕事も色々とお話をいただけて、自分の好きな音楽もできて、さらに子育てにもきちんと向き合う時間が作れていることは、本当に幸せなことだと思います。今のところ大変な思いもしながら、両方前向きに取り組めています! 

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ワンピース¥18,000/KIKI AND DAYS パンツ¥15,000/KIKI AND DAYS ブラウス¥24,000/ルシェルブルー(ルシェルブルー総合カスタマーサービス 03-3404-5370) ブーツ¥34,000/W&M(インドル 03-5808-3977) ピアス ¥20,000/エラボレイト(コンプレックス・ビズ・インターナショナル 0120-087-317)

―これから30代、どうやって生きていきたいですか?

どうやって生きていきましょう(笑)。考え過ぎてしまうタイプなので、肩の力を抜いていきたいですね。音楽を通してわかったことですが、今まで20代で経験してきたことが今の自分の価値観を築いていて。

自分が20代で作ってきた音楽が強くあるから、実際ソロになったときは他の音楽の作り方がわからなくて立ち止まってしまったことも。私にとってはそれが大きな壁だったので、20代の時に常識だと思っていた価値観を、30代では良い意味で破っていきたい。それが、自分らしさに繋がっていくのかな。頑張り過ぎず、様々なことに前向きに取り組んでいる自分でいたいと思っています!

―自分らしさって?

わからないですね……。それが今回出したアルバムにあるのですが、自分らしさを語れる人ってそんなにいないと思うんです。私も明確にはわからないまま、これまで音楽活動を続けてきました。このアルバムを作って思ったのは「自分らしさってなんだろう」って探し続けることが、一つの答えでも良いんじゃないかということ。「自分ってなんだろう」「自分が好きなものってなんだろう」と追求することをやめてしまうと、恐らく自分らしさは生まれてこないと思います。明確なものがわからなくても「自分とはなんだろう」と問いかけ続けていくことが自分らしさに繋がっていくんじゃないかな。そんなことに気が付かせてくれたのが今回のアルバムです。自分自身と向き合う時間を作ってあげたことで、私はとても生きやすくなってきました。

―これからの人生で一番の目標は?

どんな形であれ、死ぬまで音楽はやっていきたいと思っています。自分がいつかステージに立つパフォーマーじゃなくなったとしても、音楽に触れている人生を送っていきたいです。自分にとって音楽は本当に人生を変えてくれたもの。悲しいときや辛い時にも音楽の力に救われることは本当に多かったと自分の人生を振り返って思うので、自分の息子にも音楽には触れていて欲しいし、自分の人生は死ぬまで音楽であふれていて欲しい。その中にKIKI AND DAYSというブランドがあったり、他の活動もあるかもしれません。でも軸は音楽で、そこから幸せが広がっていく、そんな人生が良いなって思います。

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KIKI AND DAYSオフィシャルサイト▶︎https://www.kikianddays.jp/
KIKI AND DAYS公式instagram▶︎@kikianddays

撮影/横山翔平(t.cube)