1. 【齋藤薫さん】が総評!信頼度NO.1のVOCE2019年【年間ベストコスメ】

2019.12.21

【齋藤薫さん】が総評!信頼度NO.1のVOCE2019年【年間ベストコスメ】

2019年のコスメ事情を知り尽くす齋藤薫さんには、「年間ベストコスメ」の受賞アイテムがどのように見えているのか? 齋藤さんの俯瞰的視点の総括を読んで、2019年のビューティをおさらいして!

【齋藤薫さん】が総評!信頼度NO.1のVOCE2019年【年間ベストコスメ】

圧倒的に斬新なのに、人を裏切らない仕上がりに大拍手!

2019年は、一言で言うなら「心ざわつく一年」、まさしく期待と不安が入り混じる一年だった。令和という新しい時代を迎えるとともに、いよいよ来年にオリパラを控え、新しい光が差し込むような期待感が一年を覆ったかと思えば、消費税アップに加え、人生100年、お金は足りるの?という不安。気候変動に、地球は大丈夫?という不安。どちらにせよ、より広い視野で日本や地球を俯瞰し、見つめ直す一年となったのだ。

そういう期待と不安が、知らず知らず化粧品選びにも反映したのだろうか。年間ベスコスは、メイクアップ編でさえ、ゆるぎない普遍性の中に新しさを併せ持った製品がずらりと並んだ。だから口紅は、進化した質感の赤。そしてアイシャドウとしては大胆な赤と黒の2色組みも、透ける黒で「黒の奥に色がある」という、斬新にして“人を裏切らない美しさ”を提案するアンプリチュードが評価を得た。ファンデーションも同様に、クッションファンデを新たな王道タイプの一つとして決定づける“ブレのない美しいカバー力”を確立させたNARSが、圧倒的な評価を集めている。安定感と未知なる新しさの両方を兼ね備えた製品が、今年を美容的にも実り多い年にしてくれたのだ。

シャネル ルージュ ココ フラッシュ

【年間ベストコスメ1位】口紅部門
シャネル ルージュ ココ フラッシュ 56

「何とも言えない華やかシック、シアーの傑作」

イヴ・サンローラン ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン

【年間ベストコスメ1位】リキッドルージュ・グロス部門
イヴ・サンローラン ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン 603

「目を引くのに清らか。欲しかったのは、この唇」

アンプリチュード コンスピキュアス ダブルアイズ

【年間ベストコスメ1位】アイシャドウ部門
アンプリチュード コンスピキュアス ダブルアイズ 01

「ここまで大胆な2色組みでここまで上品仕上げ!」

NARS ナチュラルラディアント ロングウェア クッション ファンデーション

【年間ベストコスメ1位】ベースメイク部門
NARS ナチュラルラディアント ロングウェア クッション ファンデーション SPF50/PA+++

「クッションファンデ王道への道を決定づけた名品」

もう一つ、今を象徴するのが、プチプラの台頭だ。いや、もう「プチプラ」という括りでまとめてはいけない。それこそプレステージコスメに勝るとも劣らない感性とクオリティーを持った製品が驚くほどの価格で買える時代到来を宣言したのが、かつてない方法で世界市場に打って出たUZUだった。このブランドが訴えたように、あらゆる領域を越え、既成概念が全て覆される時代が来たのかもしれない。

UZU アイ オープニング ライナー グレー

【年間ベストコスメ1位】プチプラメイク部門
UZU アイ オープニング ライナー グレー

「完成形に行き着いてなお先に行ってしまう先進!」

革命の鍵は、むしろ「温故知新」。今最も眩しいスキンケア開発の精神だ

スキンケアもまた、“期待と不安”を見事に反映する形となり、言わば“古さと新しさ”を融合させた製品にスポットが当たったのも、偶然には思えない。例えばアルビオンのフローラドリップは、発酵コスメ・ブームの中、「計画発酵」なる革命的処方で、7800種もの成分を生み出すことに成功している。ランコム ジェニフィックも発酵の恵みで、ビフ ィズス菌や乳酸菌を速攻で取り込む疲労回復マスクを作ったが、“発酵”という大昔からある概念と“先進のテクノロジー”の掛け算は、まさに温故知新。疑いようのない効果と未知数の効果の掛け算こそ、私たちの心に住む不安と期待、両方にしっかりと答えてくれた。

アルビオン フローラドリップ

【年間ベストコスメ1位】化粧水部門
アルビオン フローラドリップ

「計画発酵という未来で古代からの知恵が進化する」

ランコム ジェニフィック アドバンストハイドロジェル デュアルメルティング マスク

【年間ベストコスメ1位】スペシャルケア・アイケア部門
ランコム ジェニフィック アドバンストハイドロジェル デュアルメルティング マスク

「肌がヘタったときの即効改善というありがたさ 」

美容液・オイル部門でも、昔からのスキンケアの主役“ビタミンC”の最高濃度配合によりその底力と未知なるパワーを浮き彫りに。 身近にあり過ぎて逆に見えづらかったCの全方位効果に改めて目を見張る年となった。美容液・オイル部門2位のジェニフィックアドバンスト Nが訴えた“美肌菌”は美容界の流行語大賞とも言えるキーワードとなったが、これもいわゆる常在菌をもっと積極的にエイジングケアに生かそうと考えた発想の勝利。昔からの知見を再認識させる視点の素晴らしさに評価が集まった。

オバジC25セラム ネオ

【年間ベストコスメ1位】美容液・オイル部門
オバジ オバジC25セラム ネオ

「ビタミンCの威力をこれでもかと見せつけた25%」

一方、美白では「夏に日焼けする」のは誰も疑わない道理だけれど、でもなぜ夏は余計 に日焼けするのかという素朴な疑問から全く新しい発見に至ったのが、当たり前を当たり前と思わない基礎研究で、とてつもない快挙を生み続けているポーラ。ルナソルの毛穴掃除の先進性も含め、常識の見直しもまた、古きを訪ねて新しきを知る。浮ついた一過性の先進ではない、成熟しきった先進は、確信を持って私たちを一段上に押し上げる。清々しいくらいの進化に、100歳まで美しく生きられる未来が早くも提示されたようである。

ポーラ ホワイトショット RXS

【年間ベストコスメ1位】乳液・クリーム部門
ポーラ ホワイトショット RXS

「またもポーラが美白の新しい扉をこじ開けた」

ルナソル スムージングジェルウォッシュ

【年間ベストコスメ1位】クレンジング・洗顔部門
ルナソル スムージングジェルウォッシュ

「洗う心地よさと手際の良さを高次元で融合」

撮影/ヤノコージ(STIJL)、伊藤泰寛 取材・文/中川知春、穴沢玲子、楢﨑裕美 構成/鬼木朋子

「年間ベスコス」を大発表!

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