1. 「UVケア」が大転換!“太陽と愛し合える”2020年サンケアの3新作

2020.01.30

「UVケア」が大転換!“太陽と愛し合える”2020年サンケアの3新作

「UVケア」が大転換!“太陽と愛し合える”2020年サンケアの3新作

太陽は本当に敵!? 新作からみえた「UVケア」の転換点を、美容ジャーナリスト近藤須雅子さんが徹底取材。

【教えてくれたのは……】

美容ジャーナリスト近藤須雅子さん

太陽は本当に敵!? 新作から見えた「UVケア」の転換点

ここ数年、紫外線から近赤外線やブルーライトまで防御強化の一途だった日焼け止め。それが、2020年には大きく潮目が変わりそうだ。そもそも日差しと美容の関係は、これまでもコロコロ“常識”が覆ってきたもの。1960年代には「七難隠す」白肌が一気に野暮になり、日焼け肌にタンクトップの肌見せモードが一世を風靡。でも、80年代に入り紫外線の害が知られるようになると、ころっと美白へ。アムラーやガングロの出現で一瞬揺り戻しもあったけれど、現在は再び「日差しは美の敵」観が主流だ。

その結果、子供の頃から紫外線を避けている今どきの20代は、老化速度もかなり遅そうな見通しだ。反面、ビタミンD(紫外線を浴びると皮膚で合成される)欠乏症が増加し、免疫力低下を心配する医師も少なくない。また、日焼け止めが溶け込んだ海水では光合成が阻害され珊瑚が死滅するなど、自然に与える深刻な弊害も明らかに。おまけにカネボウの調査では、「日焼け止めは歯磨きよりつまらない」という、やけにリアルな本音まで見え、ここに来てUVケアがやや劣勢になりつつあるのだ。

こうした流れを受け、2020年新作では珊瑚に負荷をかけない処方が急増。またエトヴォスからはビタミンD機能を補うパウダリー、カネボウのアリィーからは香りや使い心地にこだわった“歯磨きよりもずっと楽しい”ジェルなど、新機軸のアイテムが次々と登場している。

さらに一歩進んで、自然光を積極的に生かし、太陽と仲良くしよう!という画期的な新作も。その代表がポーラ B.Aの新デイケア。美容クリニックで行われている、オレンジ光でコラーゲン増殖を促す光治療のコスメ版といえるもので、肌に有害な太陽光線はカットしつつ、肌再生を促す光線で太陽の力をキレイに生かす……つまり、太陽と仲良くしながらキレイになれるという魅力的なサンケアだ。

冷静に考えれば、人類が生まれたのは光溢れるアフリカ大陸だし、輝く太陽は生命の源泉。いくらシミの元でも、日光をバイ菌みたいに嫌うなんて、やっぱり行き過ぎだ。日差しを遮断する日焼け止めから、太陽と愛し合えるサンケアへ、こんな素敵な進化は大歓迎!

VOCE

(左)ミネラルUVベール ¥3500/エトヴォス(3/4限定発売)
紫外線をカットしつつビタミンD機能をサポート。

(中)B.A ライト セレクター 45g ¥11000/ポーラ(3/2発売)
太陽を味方につける最新UVケア。

(右)アリィー ニュアンスチェンジUV ジェル PK 60g ¥1800(編集部調べ)/カネボウ化粧品(2/1限定発売)
ほんのり桜色の美肌に整える、“使いたくなる”魅力的な日焼け止め。

撮影/吉田健一(No.2)取材・文/近藤須雅子

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