1. 【神崎恵さん】春アップデート術① 春は、「バランス」の意識に目覚める

2020.01.21

【神崎恵さん】春アップデート術① 春は、「バランス」の意識に目覚める

【神崎恵さん】春アップデート術① 春は、「バランス」の意識に目覚める

新鮮な自分にワクワクしたい。飽きたくない。その願いを叶えるためには、どうすればいいのだろう? そんな疑問への答えをくれるのは、いつでも私たちに新しい“キレイ”を見せてくれる、大人気美容家の神崎恵さん。

【神崎恵】新鮮な自分に出会うためのアップデート術

素顔、素肌、素爪……“自分という素材”を素直に受け止められるように

昔はすっぴんやネイルを塗らない素爪で出歩くことに、すごく抵抗がありました。だけど最近は、力の抜けたその感じが素敵だなと思えて、顔も爪もある意味ハダカで歩けるように。これって“別にいいや”とズボラになったワケではなく、素材を磨く術を身につけたからこそ、できるようになったことが大きい。例えば爪ならヤスリで形を軽く整え、乾燥しないようにトップコートを。飾り立てることで勝負しないぶん、素材をキレイに整えることを常に忘れません。

VOCE2020年3月号 神崎恵

「ファイルに爪を当て水平に削るだけで簡単に形が整うKOBAKOのアイテムは長年の相棒。爪に優しいウカはシリーズすべて好き」

ウカ トップコート シャイン、KOBAKO ネイルファイル

(画像左から)
ウカ トップコート シャイン 10ml ¥2000/uka Tokyo head office
KOBAKO ネイルファイル(オーバル)no.3 ¥1300/貝印

毛穴もクマもシワも――「生きてる!」っていうニュアンスは大切

肌のネガティブ要因は隠しすぎない方がいい。実は私、若い頃のクレンジング不足のせいで目まわりが少しくすんでいるのですが、そこを隠さずメイクすることで、いい感じの陰影が出せる。だから常に隠しすぎないことを心がけています。美しい女優さんの写真集でも、そういったものをあえて残していたりもする。生きていくうえで出てくるものには温もりが宿るから。完璧には隠さず、楽しむくらいの心意気で!

VOCE2020年3月号 神崎恵

「軽い肌ならランコム、カバー力ならNARSを。その日になりたい肌で使い分け」

UV エクスペール トーン アップ ローズ、ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション

(画像左から)
UV エクスペール トーン アップ ローズ SPF50+/PA++++ 30ml ¥5800/ランコム
ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション SPF50/PA+++ 全6色 ¥6300(セット価格)/NARS JAPAN

引き続きブラウンリップがマイブーム。アップデートしたいのは、そのバランス

秋からずっと、私の中でブームなのがブラウンリップ。洒落感と女っぽさを絶妙なバランスで持つこの色を、ついつい手に取ってしまいます。この春は「こんなのありなんだ!」と驚くくらい意外な組み合わせでブラウンを使いたい。例えば今までのワントーンではなく目元にはピンクや黄色をのせてみたり、ファッションも淡い色の花柄ワンピにしたりして。見慣れないバランスで新鮮に楽しみたい。

VOCE2020年3月号 神崎恵

「眉はきっちりとは描かず、ブラウンのアイブロウマスカラで毛流れを整えるだけにして、お気に入りのコッパーブラウンのリップをさらりと。こんなバランスも、この春の気分」

ジンジャーリップスティック、ボリューム アイブロウ マスカラ

(画像左から)
ジンジャーリップスティック 9Ⅰ02 ¥4000/SHIRO
ボリューム アイブロウ マスカラ 02 ¥3000/SUQQU

2020年はニュートラル元年。この春は、「バランス」の意識に目覚める

 飾ることで戦わない。これが今の気分。なぜこのような境地に辿り着いたかというと、肌、目、頰、唇といったすべてを100%で盛ることがキレイの正解ではないと気づけたから。とは言え、毎日すっぴんで過ごすことを良しとしているワケではありません。ファッションやシーンによってはしっかりメイクをするのがふさわしい日ももちろんあります。美容が好きだからこそ陥りがちな、“こうあらねば”という力みから自分を解放して、一度ニュートラルな状態になってみることは、新しい魅力を手に入れる近道だと思うのです。

 マスカラをやめてみる。ファンデを塗らずに下地とコンシーラーだけでベースメイクを仕上げてみる。このような引き算は目元、肌といったパーツだけで見ると物足りなく感じるけど、全身で見ると、バランスもよくなるし洗練度も上がります。こういったバランス感覚を2020年には、手に入れてほしい。いろんな美容を経験してきたVOCE読者の皆さんなら、絶対できると信じてます。

VOCE2020年3月号 神崎恵

撮影/金谷章平 スタイリング/石関靖子 ヘア/津村佳奈(un ami) 取材・文/中川知春

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