1. 【神崎恵さん】春のアップデート術②“美容”から解放されて広がる“キレイ”の可能性

2020.01.26

【神崎恵さん】春のアップデート術②“美容”から解放されて広がる“キレイ”の可能性

【神崎恵さん】春のアップデート術②“美容”から解放されて広がる“キレイ”の可能性

新鮮な自分にワクワクしたい。飽きたくない。その願いを叶えるためには、どうすればいいのだろう? そんな疑問への答えをくれるのは、いつでも私たちに新しい“キレイ”を見せてくれる、大人気美容家の神崎恵さん。

【神崎恵さん】春アップデート術① 春は、「バランス」の意識に目覚める

【神崎恵】新鮮な自分に出会うためのアップデート術

素顔にリップ。あるいはフルスロットルでメイク。0か100、極端が気分

美容に執着しなくなった今、気になるのは素顔にリップだけ、みたいな超引き算メイクか、女であることを楽しみ尽くせるフルスロットルな濃いメイク。0か100、そんな極端なメイクにときめくように。今までいろいろなメイクを経験してきたから、どんなメイクにトライしても上手にバランスを取れる自信があるし、優等生じゃないメイクで毎日新鮮な気持ちになれる。だからメイクって奥深いし面白い!

VOCE2020年3月号 神崎恵

アイホールにピンクのシャドウをさらりとぼかして、リップは直塗りして肩の力が抜けたラフさを演出。ちょっとモードなスタイルに合わせれば、ピンクメイクも甘くなりません。

バイブラント リッチ リップスティック、オンブル プルミエール ラック

(左)バイブラント リッチ リップスティック 102 ¥5000(限定)/SUQQU
(右)オンブル プルミエール ラック 26 ¥3900/シャネル

欠点だけを見つめてメイクしない。髪と服とトータルで。自分がいるシーンを想像しながらメイクする

人って顔だけを見ているわけじゃないから、意識すべきは顔、髪、服のトータルバランス。だから私はパーツの造作をどうこうすることより、出かけるお店の照明や雰囲気を重視します、例えば照明が暗めのレストランなら、まぶたには影が濃くならないように暗い色をつけなかったり、肌はツヤっぽく仕上げたり。シーンにメイクが合っているか、そこにいる自分を想像しながらメイクをすることが大切だと思います。

VOCE2020年3月号 神崎恵

エッジのきいたリップを際立たせるため、まぶたにのせるのはきらめきだけ。チークはリップと色を揃えて、絶妙なバランスに。

クワッドアイシャドー 5057、ピュア カラー ブラッシュ

(左)クワッドアイシャドー 5057 ¥5800(限定)/NARS JAPAN ディグニファイド リップス 29 ¥3200/セルヴォーク
(右)ピュア カラー ブラッシュ 119 ¥5500(限定)/SUQQU

VOCE2020年3月号 神崎恵

美容は目的ではなく手段。変えたいのは見た目ではなく、自分の気持ち

“キレイに越したことはない”とも思っているけど、スキンケアやメイクをするときにはそれだけにフォーカスはしません。なぜかと言うと、美容とは、なりたい女性像に近づけること、そしてそのことで気分よく生きるための手段だと知っているから。だから、ゴールは“今以上にキレイな私”でなくていい。ワクワクできるならば、いわゆる美容の“常識”から時には外れたっていいんです。美容を通して、ときめきを味わえることが何よりも大事だと思うから。

VOCE2020年3月号 神崎恵

“美容”から解放されたら、“キレイ”の可能性はもっと広がる

美容家という職業を生涯の仕事として選んだくらいなので、美容を心から愛しています。だけど、その愛のベクトルは、完璧なキレイを手に入れることとはちょっと違っていて。自分らしくあることや毎日を心地よく過ごすための、あくまでも手段として美容を捉えているのです。新しいスキンケアの心地よさとか、塗ったことのない色のリップを纏った時の高揚感とか。美容に今、私が求めているのは気持ちへの作用。

そんな私にも、若い頃は美容に執着した時期がありました。だけど執着していると本当の意味でのキレイを見失いがちだし、気持ち的にもしんどくなってしまうもの。そこに気づけたことで、新しいアイテムやメイクにフットワーク軽く挑戦する自由さが手に入りました。美容って自分ではない誰かになるためのものではなく、キレイの可能性を広げるためのツール。執着を捨ててニュートラルな目で自分を見ることができれば、新鮮な魅力を得るための答えは必ず見つかる。

VOCE2020年3月号 神崎恵

VOCE2020年3月号 神崎恵

撮影/金谷章平 スタイリング/石関靖子 ヘア/津村佳奈(un ami) 取材・文/中川知春

この記事のカテゴリー