1. 「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる【美容ジャーナリスト発】

2020.02.02

「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる【美容ジャーナリスト発】

美容ジャーナリストとしてVOCEをはじめ多くのメディアで活躍中の松本千登世さん。豊富な知識と気品あふれる美しさ、そしてチャーミングな人柄で、「松本さんのような素敵な大人になりたい!」と憧れるファンが後を立ちません。待望の新著には、キレイを叶えるヒントがたくさん。ぜひ、手にとって。

「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる【美容ジャーナリスト発】

「ファンデーションより先に口紅を塗ってみる」−−本当に大丈夫!? いつもと違う発想をしてみると、自分の中で新しい発見ができるかも。「素敵」な大人になる、”小さなヒント100”がつまった美容ジャーナリスト松本千登世さんの新刊『「ファンデーション」より先に「口紅」を塗ると誰でも美人になれる』から、“ルールから抜け出したらきれいになれる”ヒントをご紹介します。

「凜」としたいときは眉から、「華」が欲しいときは唇から

あるときから、私は、「実験」をし始めました。順序を少しずつ変えてメイクをしてみたんです。

たとえば、ファンデーションを塗ってからチークを塗る日と、チークを塗ってからファンデーションを塗る日と。ほかにも、アイメイクをしてから眉を描く日と、その逆と。アイラインを入れてからアイシャドウを塗る日と、その逆と。リップラインを描いてから口紅を塗る日と、その逆と。アイメイクを終えてからリップメイクを始める日と、その逆と……、といった具合に、細かく、細かく順序を入れ替えて。

そのたび、不思議なことに、自分の顔がほんの少しだけ、違って見える。それまで、「目をつぶってでもできる」くらい惰性で行っていたメイクに、そうでなかったときのように真剣になっているのがわかったんです。

VOCE

そして、たくさんの「自分の顔」を発見しながら、居心地のいい仕上がりを模索し続けていたら……? シンプルな結論が見えてきました。

「凜」とした表情を作りたいときは、眉を最初に仕上げること。一方、「華」のある表情を作りたいときは、唇を最初に仕上げること。

こうして、なりたい印象を作るために、もっとも「力を込める」べきパーツをいちばんに仕上げることで、それ以外のパーツは上手に力を抜くことができる。「すべてに全力」のフルメイクではなく、メリハリが利いた「いい」「加減」の顔が叶うというわけなんです。上手に力を抜くことができたとき、自分の顔が新鮮に映る。この顔に、大人のナチュラルの「正解」がある気がします。

ファンデーションはフェイドアウト塗り

「均一な肌」が美しさの条件だからでしょうか、それとも、肌を隠したいという願望が強いからなのでしょうか。もともと几帳面かつ、器用であることも、その要因かもしれません。私たち日本女性は、ファンデーションを顔全体に均一に塗ることが正解と思い込んでいる傾向があります。生え際からあごの裏まで、塗りもれのないように、しかもすみずみまで同じ色、厚さで。

でも、ヘア&メイクアップ アーティストの人たちの仕事ぶりを見ていると、それが思い込みであることに気づかされます。

VOCE

彼らは多くの場合、「フェイドアウト塗り」をしています。鼻を中心に目と唇を結んだ小さな円を、中心部から外側にかけてファンデーションを塗り、それよりも外側は、残りをのばして、自然にフェイドアウトさせるように塗っているのです。

すると、ファンデーションの効果で顔の中心が明るく艶やかに、外側に行くにしたがって次第に素肌が透けて自然になじむ……。塗るだけで中心から外側に向かってグラデーションが生まれるので、顔が立体的に見えるのだと言います。また、そのグラデーションによってフェイスラインがシェイプして見えるので、小顔に見せる効果もあるようです。

そもそも私たちは、相手と対面するとき、顔の中心部に視線を集中させるもの。意外と顔の外側には意識が向いていません。また、外側が素肌に近いと、首やデコルテの肌とのコントラストもつきづらい。大人の肌を自然に見せるコツと言えそうです。

「ファンデーション」より先に「口紅」を塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ/講談社

「ファンデーション」より先に「口紅」を塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ/講談社

著者 松本千登世

ヘアメイク、スタイリスト、女優、モデル、プレス……きれいを見つめているプロと接して気づいたこと。普段行っている工夫。「素敵」な大人になるためのアイデアを具体的に文字で書き下ろしています。たったひとつでも、どんなことでも変えようと思えたら、変えてみたら、自分がもっと楽しくなります。