1. 2つの鏡を用意してメイクする!顔も雰囲気も軽やかに【美容ジャーナリスト発】

2020.02.09

2つの鏡を用意してメイクする!顔も雰囲気も軽やかに【美容ジャーナリスト発】

美容ジャーナリストとしてVOCEをはじめ多くのメディアで活躍中の松本千登世さん。豊富な知識と気品あふれる美しさ、そしてチャーミングな人柄で、「松本さんのような素敵な大人になりたい!」と憧れるファンが後を立ちません。待望の新著には、キレイを叶えるヒントがたくさん。ぜひ、手にとって。

2つの鏡を用意してメイクする!顔も雰囲気も軽やかに【美容ジャーナリスト発】

松本千登世さんの他の記事も読む▼
「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる【美容ジャーナリスト発】

「甘やかす鏡」と「戒める鏡」、ふたつの鏡で観察する

女性は誰しも、すべての鏡が本当のことを語っているわけではないということを、よく知っていると思います。

家の洗面台の鏡で見た顔に、「今日はいい感じ」と思って出かけたはずなのに、出先の化粧室の鏡で見た顔には、「これじゃ人に会えない」と愕然とする。ショップで試着したときは、「似合う」と思って購入したのに、帰って姿見に映してみたら、「太って見える」とショックを受ける……、といった具合に。

自分をよく見せる「甘やかす鏡」と、現実の姿を見せる「戒める鏡」の両方があると思うのです。

我が家の場合。仕事部屋に置いてあるのは、甘やかす鏡、玄関に置いてあるのは、戒める鏡。光の量と角度の関係で、前者は肌を実際より明るく見せ、後者は顔の陰を強調します。

VOCE

そのふたつの間を行ったり来たりして、ファッションやメイクアップを仕上げるうちに、自分が整うのを感じるようになってきました。最近になって、大人にはどちらも、必要な存在だと気づかされたのです。

メイクアップは、甘やかす鏡で。「今日の顔、好き」と思うと「隠したい」気持ちを最小限に抑えることができ、メイクアップの仕上がりが軽やかになります。全身の調整は、戒める鏡で。引きの目線で見て、着方やヘア、メイクを調整することで、疲れて見える、老けて見える要素を最大限、取り除くことができます。

ちなみに、ヘアサロンやブティックの鏡はきっと甘やかす鏡。そんなときは、存分にその効果を享受して、いい意味で「調子に乗る」ことも必要だと思います。大人の高揚感は、それだけで、肌や表情を明るく見せるから。

不意に撮られた写真を観察し、分析する

洗面台に備え付けの三面鏡を前にショックを受けたことを思い出します。メイクもヘアも仕上げ、服も着替え、さあ出かけようと横顔に目をやると……、えっ、私? 正面から見ていた自分の顔とは、5歳も10歳も印象が違う。

VOCE

気づかされました。正面顔は「意識」の顔、横顔は「無意識」の顔。腹筋に力を入れたウエストと力を抜いたそれとでは、見た目印象がまるで違うように、雲泥の差があるのだって。

不意に撮られた写真をよく観察し、分析してほしいのです。まわりが見ている自分の顔を知るだけで顔の筋肉に力が入るはずだから。

VOCE

「ファンデーション」より先に「口紅」を塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ/講談社

著者 松本千登世

ヘアメイク、スタイリスト、女優、モデル、プレス……きれいを見つめているプロと接して気づいたこと。普段行っている工夫。「素敵」な大人になるためのアイデアを具体的に文字で書き下ろしています。たったひとつでも、どんなことでも変えようと思えたら、変えてみたら、自分がもっと楽しくなります。