
サロンお顧客にしか教えない石井美保式『美肌みせメイク』の全貌がついに明らかに! その大前提としての「肌アイロン」をもう一度おさらい!
教えてくれるのは【石井美保さん】
石井式 美肌みせメイクとは?
「私が思う美肌は、つややかでヘルシーな肌。くすみやクマなどのカゲをなくし、血色を感じさせる赤みは出したいけど、一気に隠そうとしたり、色を効かせたりすると不自然に見えてしまう。そこで、いろんなパーツに少しずつ手を加えて“何をしたかわからないけどキレイ”に見せるのがこだわりです。また、肌アイロンでツヤとハリをしっかり仕込んでおくので、メイクを厚塗りしなくてすむのもポイントです」
「輪郭がシュッ! 友だちからも褒められます」(接客業・31歳)
「自然なのにきちんと華やか。毎日、実践中!」(会社員・37歳)
「なりたかった明るく優しげな顔になれて感激」(派遣社員・43歳)
※石井さんのサロンで実際にメイクレッスンを受けた方々です。
透明感仕込み&お肉移動。『石井美保式・美肌みせメイク』の前提は肌アイロン
肌の色と質感、フェイスラインや顔立ちを整える肌アイロンは石井式においてスキンケアとメイクを繋ぐマストステップ!
透明感を高めると同時にもたつきをとり、余計なカゲや余白をオフ!
「メイク前の肌アイロンによって、肌色が明るくなり、余計なカゲが消えることでメイクでカバーしなくてはいけない部分が減ります。結果、薄づきで済むのがポイント! 乳液やクリームなどを手のひらにたっぷりなじませて、すべりのいい状態で行って」
【今回のお悩み読者は】VOCEST! 176 華枝
・フェイスラインがもたつき、余白も多い
・目の下のクマがひどく疲れて見えがち
・ほうれい線が深くて年齢より老けて見える
◆フェイスラインからスタート
1、ほうれい線やフェイスラインのもたつくお肉をすくい上げる
左手で右頰のほうれい線が薄くなるように引き上げておく。一旦、右手のひらでもたついた肉をすくってから、薬指と中指の中に入れる。
【注意】こめかみを押さえないと流すたびにシワ・たるみをつくることに!
こめかみを押さえずにアイロンがけすると、お肉といっしょにシワがより、それが定着して本当のシワに!
2、“極弱”の圧で優しく優しくこめかみまですべらせて
薬指と小指を肌にフィットさせたまま、スーッとこめかみの位置まですべらせたら、移動してきた肉を逃さないように左手で押さえ直す。
◆最後は首アイロン
1、あごを上げて首のシワをのばし、あご下のもたつく肉を手のひらの中に入れ、少し圧をかけながら首元へ流す。乳液などを足して行う。
2、右耳の下から左耳の下まで往復しながら、シワが消えるまで繰り返す。左右の首筋にある太い筋肉にそって押し流し、鎖骨の下を押す。
撮影/岡部太郎(SIGNO)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア/大野朋香(air) 取材・文/楢﨑裕美
Edited by 遠藤 友子