1. 話題のベストセラー『夫のトリセツ』著者・黒川伊保子さんインタビュー「男性と女性脳の違いはアラサー世代がマックス」

2020.03.14

話題のベストセラー『夫のトリセツ』著者・黒川伊保子さんインタビュー「男性と女性脳の違いはアラサー世代がマックス」

話題のベストセラー『夫のトリセツ』著者・黒川伊保子さんインタビュー「男性と女性脳の違いはアラサー世代がマックス」

日本中で大反響の『妻のトリセツ』に続く夫編『夫のトリセツ』がすでに話題です。著者で人工知能研究者の黒川伊保子さんに「アラサー男女の理想の関係」についてお聞きしました。

【VOCE's Monthly Interview】話題の著者に訊く!

脳科学によれば、アラサー以前とアラサー以後で女性脳は、恋愛の目的が変わるという。知的に対処して理想の関係性を築こう。

■お話を伺ったのは……

黒川伊保子さん

黒川伊保子さん/IHOKO KUROKAWA

㈱感性リサーチ 代表取締役社長。人工知能研究者。奈良女子大学理学部物理学科卒。AI開発中、男女の対話スタイルの違いを発見、コミュニケーション・サイエンスの新領域を拓く。近著に『妻のトリセツ』『共感障害』『ことばのトリセツ』。

アラサー男女、理想の関係って?

男性と女性の脳の違いは、アラサー世代がマックス

 女性と男性の脳の違いを解き、関係性をキープするアドバイスが大人気の黒川伊保子さん。

「20代半ばから30代は男性も女性も生殖適齢期。男性と女性の脳の違いがいちばん大きくなる時期ですね。男性の誠実さが女性にもっとも通じづらい。特に30代になると女性の脳は一気に戦略的になります。それは、男性をゲットする戦略ではなく、子どもを育てる戦略へのシフトです。自覚の有無はそれぞれですが、恋愛の目的も変わってきて、生殖のために恋愛することになります。そうなると、男性に対して女性は自分の資源を割く気持ちが低くなります。資源とは『気持ち』『時間』『手間』。本能的に男性に対して厳しくなってしまう時期なんです。例えば、相手の男性に何かを頼みたいとき、以前なら甘えてお願いできたことが、なんでしてくれないの! と頼む前に、不満や怒りがわいてきてしまったり……。逆に、30代の男性は仕事における縄張り争いや成果や結果を目指すとき。こちらはこちらで問題解決を最優先事項とする脳にふりきっています。問題解決型の脳は、悩み事を相談されたときに、女性が必要とする共感を飛ばして、相手の弱点から最初につくという特徴があります。もちろん、良かれと思ってのアドバイスなんですが、女性はこの人は味方ではないと思ってしまう。問題解決型の会話は、基本的に“命を救うための会話”。だから逆に、責任を負わなくていい女性には、適当な共感トークができても、妻や恋人など大事な女性には手厳しい意見になりますね。

 また、働く女性は、社会で問題解決型の会話をしていますから、プライベートでは共感型の会話をより求めている場合が多い。30代の女性は、まず、彼を飼いならすこと。恋愛中から、問題解決型の男性にむけて“共感するルール”をつくってみて。デートの定番化や、季節ごと、曜日ごとの楽しいルール、2人でしかやらない、行かない場所……。ルールを守るのは男性にとっては、意外と楽なことなんですよ。それに、どん底に厳しい脳の状況とわかっていれば、彼の言動や自分の気持ちのとらえ方も変わってきます」

 脳の仕組みを知って、互いに知的に歩み寄れば、関係性の立ち消えから脱却できそう!

『夫のトリセツ』
黒川伊保子 ¥820/講談社


日本中で大反響の『妻のトリセツ』に続く夫編。結婚前のアラサーにもしっかり響く、金言に満ち溢れた関係性の教科書。相手の言動に悩んで腹を立てるより、まずは知的に対処!

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構成/藤本容子

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