1. 漫画家・六多いくみさんが「美容部員」時代の経験を語る! 『メイクはただの魔法じゃないの』を今すぐ読む!【VOCEマンガサークル】

2020.03.20

漫画家・六多いくみさんが「美容部員」時代の経験を語る! 『メイクはただの魔法じゃないの』を今すぐ読む!【VOCEマンガサークル】

漫画家・六多いくみさんが「美容部員」時代の経験を語る! 『メイクはただの魔法じゃないの』を今すぐ読む!【VOCEマンガサークル】

漫画でメイクのハウツーを描き、人気を博している六多いくみさんの『メイクはただの魔法じゃないの』(講談社)。基本ハウツーから、コアなテクまで、その美容知識は膨大。自称「コスメ好き」の六多いくみさんに、特別インタビューさせていただきました! 同漫画のお試し読みもぜひ!

『メイクはただの魔法じゃないの』

メイクはただの魔法じゃないの。

作品詳細は講談社コミックプラスから
好評発売中!
メイクの基本を、わかりやすく漫画から学べる!

第1話を今すぐ読む

少女漫画への憧れや美容部員の経験がすべての始まりでした!

VOCE:なぜメイクのコミックエッセイを描こうと思ったのですか?

「きっかけは、百貨店の美容部員(BA)として働いていたことです。百貨店のコスメカウンターって敷居が高い印象があるみたいで、「行くのが怖い」と言う方も少なくないんです。そういう声を聞いて、来られない方にも自分が学んだものを伝えたい、じゃあ得意な漫画で伝えられないかやってみよう、と思ったんです。

もちろん、コスメカウンターは怖くなんてないですよ。『勧められたものを買わなかったら嫌がられるんじゃないか』などと思われがちですが、そんなこともありません。お客様との時間を大切に思っているBAは多いですよ。みなさんにもっと気軽に試しに行ってほしいなって思っています」

VOCE:素晴らしいメイク知識ですが、どのようにして情報収集しているのですか?

「コスメ漫画を描き始めた最初の頃は、BA時代に習ったテクニックを紹介することが多かったですね。化粧品はシーズンごとに新しいものが出ますので、それを研究して得た知識と、あと私は自分が勤めているメーカー以外のカウンターにも行くことが多かったので、そこから得た知識も。面白いもので、メーカーのBAごとにやることが全然違うんですよ。

私たちはリップメイクを落とすとき、コットンにリムーバーを含ませ、唇のシワに沿って縦方向に拭いて落としていたのですが、他のメーカーのカウンターを訪れたとき、リップクリームをスパチュラなどで削り指で溶かすように落としてくれる技術を教わったんです。そうすると時短で落とせるので、『このテクは忙しいときに使えるな』と思ったり。そうやってタッチアップメイクにアンテナを張り、実際に体験し、家に帰って自分で練習し、もっとやりやすいよう工夫し……と知識を蓄積してきました。

今はYoutubeのメイク動画もよく見ます。ポイントは、必ず自分で試すこと。すると、『このアイメイクを私のまぶたで行うならこう変えたほうがいいな』とか発見も多いですから。あと、失敗して学ぶことも多いんです。慌てているとメイクの順番を間違えがちなんですど、順番を変えるだけで仕上がりが全然違ってくる、ということにも気づけたんです!」

VOCE

VOCE:六多さんのメイクヒストリーを教えてください。

「最初は漫画のメイクシーンを見て憧れていたレベルだったんです。安野モヨコ先生とか、矢沢あい先生とか。漫画の中で登場キャラクターがマスカラを塗っていたりリップを持ってたりするのをみて、そのビジュアルや化粧品のパッケージに惹かれていました。自分を飾るというより、少女漫画の世界への憧れから『私も欲しいな~』と思い始めた感じですね。

本当にちゃんとメイクするようになったのは、社会人になってからです。コスメコーナーに憧れていて、寄ってはみるんですけど怖くて化粧品を見るだけで終わっていました。でもある日、BAさんに声をかけていただいて、初めてフルメイクをしてもらったんです。そしたら自分の顔が劇的に変わった! 

帰ったら母親にも絶賛されて、『この顔を自分でも作れるようになりたい!』と、そこから週1でコスメカウンターに通うようになりました。もともとオタク気質なので、ハマるとそれ一筋になるところがあるんですよね。当時はプチプラアイテムはよく分からなくて、ハイブランドのカウンターだけ訪ねていたので、お金もかなり使っていましたね。

そんな時に転職を考えていて求人誌を見ていたら、いつも通っていた百貨店に入るコスメカウンターのオープニングスタッフ募集を見つけました。未経験OKという表記を見て、そこで初めて「私もBAになれるのかな?」と思い、応募したんです。これは見事に落ちましたけど。面接で失敗しちゃったんですよ。『どうしてBAになりたいんですか?』と聞かれて、『自分がきれいになりたいから』と答えてしまったんです。

そしたら『BAはお客様をきれいにする仕事ですよ』と言われて、『ああ、そうだった、今まで出会ったBAさんたちは私を綺麗にしてくれたのに』とハッとしたんですよね。でも幸運なことに、メーカー採用では落ちたものの百貨店採用で拾っていただけました。接客経験がゼロだったので、最初は靴売り場で接客の経験を積みました。そうしていろいろ勉強して、念願の化粧品コーナーに配属が決まって研修と実習を繰り返し、人様にフルメイクをしてあげられるようになって、だんだんそれを分かりやすく伝えるBAの仕事に喜びを感じるようになっていったんです。

私が勤めていたのがたまたま初心者の方も足を運びやすい売り場だったので、「メイクアイテムを一式そろえたい」という方や、「就職するのでメイクができるようになりたい」という方のお手伝いをさせてもらうことが多かったことも、「分かりやすい伝え方」を意識するようになった理由だと思います。そうして皆さんが笑顔になって帰ってくださるのがとにかく嬉しくて。その経験が今の「漫画を描いて伝える」という仕事につながったと思っています。

メイクはただの魔法じゃないの。

メイクの基本を、わかりやすく漫画から学べる!

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告白もプロポーズも自分から!?「メイクは絶対的な自信をくれた!」by 六多さん

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