1. VOCE6月号表紙の進撃の巨人・リヴァイに隠された“おぉ!”な秘密とは?

2015.05.18

VOCE6月号表紙の進撃の巨人・リヴァイに隠された“おぉ!”な秘密とは?

VOCE6月号のリサイズ版(VOCEミニ)の表紙、みなさんもうご覧になりましたか? そうです! あの『進撃の巨人』人気キャラクター、リヴァイ兵士長がなんとも勇ましい姿で登場しているのです。しかも、よーく見るとなんとも繊細な刺繍が施されている! これはVOCEでも人気の連載「男糸danshi」をプロデュースしているアーティスト清川あさみさんによるもの。今回はこの作品に隠された秘密を担当編集、福田秀芳がレポートします。

VOCE6月号表紙の進撃の巨人・リヴァイに隠された“おぉ!”な秘密とは?

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秘密1
裏テーマはあの三国志の超人!?

この“コラボ作品”の秘密を語るうえで、まずは「男糸danshi」について少し話しておきましょう。

VOCEで大人気のこの連載。人気のいちばんの理由として、“素敵な男性のいつもと違う顔が見られる”点があります。

男糸では、出演する男性から清川あさみさんがインスピレーションを受け、“あるテーマ”を設定して作品を作り込んでいきます。

たとえば、5月号に登場した俳優・鈴木亮平さんのテーマは戦国時代に武勇を誇った「可児才蔵(かにさいぞう)」。

可児才蔵はいつも笹を加えていて、倒した敵の上に証拠として笹を置いたというエピーソードから“笹の才蔵”とも言われている人気の武将でした。この逸話を受けて鈴木亮平さんは、笹をくわえて登場! 才蔵のオーラが乗り移ったのか、どこか達人的な雰囲気を漂わせています。

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となると、今回のリヴァイのテーマは誰……? 実は、リヴァイ自身がすでに作品上のキャラクターであることから、誌面上の設定は「リヴァイ」になっています。

しかし! 本当は隠されたテーマとして、清川さんは三国志で最強とされたあの猛将、「呂布(りょふ)」をイメージしていました。

呂布と言えば、あまりにも強すぎたため、悪いほうも含めてエピソードに事欠かない人物ですが、“最強”、ときに“非情”とも思われるほど“冷徹”、“抜群の統率力”などなど、リヴァイとの共通点がたくさん見えてきそうです。

ちなみにですが、個人的には北方謙三さん作の『三国志』に描かれている、強く統率力にすぐれ、非情なようでいて理は通し、冷徹なようでいて硬派な呂布が大好きなので、こちらもぜひ読んでみてください。特に呂布の最期のシーンは泣けます!!

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秘密2
その人の“オーラ”を刺繍する!

ちょっと呂布熱が盛り上がりすぎてしまいましたが話を今回の作品に戻しましょう。

「男糸」はその字のとおり、作品に刺繍をしています。もちろん、この刺繍にも“おぉ!”な秘密があるのです。

今回のリヴァイの作品を見ると、シルバーの翼のようなものが刺繍されていますね。実は、これ、清川あさみさんが感じた“オーラ”なんです。

よく出演する男性陣に「初めて会うのにそんなに僕のことを言い当てて、魔女じゃないですよね?」と言われている清川さん。その魔女的な観察眼で“見た”出演者のオーラを毎回刺繍で表現しているんですね。おぉ!

そう思うと、今回のリヴァイの作品は、リヴァイの発している“オーラ”なわけです。ちなみにいつもは写真に刺繍をしていますが、今回のコラボでは、なんと背景になっている迷彩ふうなアートワークも清川さんが手がけています。

裏テーマの“呂布”の力強さとリヴァイの“オーラ”が見事に表現されていると思いませんか?

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最後にめったに見ることができない作品の“裏側”も特別に公開しちゃいます。こんな細かな刺繍を作品自体に直接縫い付けているなんて! 僕には怖くて絶対できませんっ。

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