#6話題の成分【NMN】で老化をストップ！「80歳になってもヒールで歩ける女でいたい」

塚田紀理先生（以下 塚田）

佐田さんは、いつもうちのクリニックでNMN吸入を受けてくださっていますからね。ありがとうございます。

塚田

僕もみなさんに、整形で顔を切ったり打ったりするのではなく、内側から美しくなって欲しいなという思いがあります。80歳になってもヒールをはける体でいて欲しいんです。そのためにも、細胞が活性化していないといけない。老化はトレーニングだけでは止められませんから。それに対してNMNはとても有効なんです。

塚田

トレーニングすれば良いという考えは20代までですね。トレーニングをするということは、酸素を吸い二酸化炭素を出し、心拍数をあげる。カラダに負荷がかかり、どうしても酸化が進んでしまうんです。細胞にムチを打っているわけなので、それをいたわってあげなければならない。ストレッチをして筋肉をリリースするように、サプリをとって細胞を補ってあげることが大事なのかなと。

塚田

NMN（ニコチンアミド・モノヌクレオチド）は、老化研究の第一人者であるワシントン大学医学部の今井眞一郎教授の研究により日本でブレイクしました。NMNはビタミンB3の一種であり、本来は体内で自然に生成される栄養素ですが、年齢とともに減っていくもの。摂取すると体内でNADという補酵素に変わり、寿命をつかさどるサーチュイン遺伝子を活性化させます。なので、NMNでの抗老化とは、サーチュイン遺伝子を活性化し寿命が短くなることを遅らせる、という意味なんです。

塚田

そもそも、“若返り”についてみなさんはどうお考えですか？　おそらく、見た目のキレイさを指している人が多いですよね？

塚田

多くの人が、NMNで若返る＝肌もきれいになる、というイメージを持ちますが、実際はそこまで直接的なものではありません。人は年を重ねていくと代謝が落ち、栄養が代謝としてエネルギー変換されなくなってきます。そうすると、余剰のものが増えてしまい、それが皮下脂肪や内臓脂肪に変わり蓄積されていきます。その代謝を促すのがNMNの役割なんです。他にも活性酸素の除去や糖尿病の改善などにも役立つと言われています。