1. 【独占インタビュー・後編】ブルゾンちえみ改め、藤原史織が今一番やりたいこと

2020.06.11

【独占インタビュー・後編】ブルゾンちえみ改め、藤原史織が今一番やりたいこと

【独占インタビュー・後編】ブルゾンちえみ改め、藤原史織が今一番やりたいこと

3月でブルゾンちえみを卒業し、本名で活動をはじめた藤原史織さん。「自分らしく生きたい」と語る彼女が今もっとも興味を持っている分野が、「環境」だという。華やかでビビッド、そしてユーモアあふれる彼女らしい社会活動を聞いた。

▼前編はこちら▼
【独占インタビュー・前編】藤原史織はなぜ「ブルゾンちえみ」をやめる決断ができたのか?

【お話を伺ったのは……】

藤原史織さん

藤原史織さん
1990年生まれ、岡山県出身。島根大学教育学部中退。2017年に「ブルゾンちえみwith B」としての活動で大ブレイク。決め台詞「35億」がその年の流行語大賞に選ばれるなど、国民的スターとなる。3月31日に所属していたワタナベエンターテインメントを退社。
【Twitter】@FujiwaraShiori
【Instagram】shiori_f83
【note】https://note.com/shiorif83

保健所をなくすために立ち上がった小学生時代

ファッション誌に「サスティナブル(持続可能な)」という文字が踊り、企業が「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」を掲げる時代。折しも、コロナ危機による世界的な経済活動自粛によって大気汚染が緩和され、美しい空が戻ってきたという報道を目にした人も多いかもしれない。そんな中、元ブルゾンちえみこと藤原史織さんも、環境問題に一石を投じようとしている。かつての「35億」を思い出すと、ちょっと意外だ。

「小学生のとき、環境問題について習いますよね。エネルギー資源の問題、ゴミの行方を考える、みたいなものを授業で教わって、『人間ってこんなにも環境に悪いことをしてるんだ……』と、衝撃を受けたんです。それからというもの、クラスメートに小姑のごとく、使わない電気は消せ、裏紙は再利用せよ、水を無駄遣いするなと、口酸っぱく注意してきました。周りからしたらさぞ厄介なヤツだったでしょう(笑)。加えて当時、堂本剛さんが主演したドラマで、『向井荒太の動物日記〜愛犬ロシナンテの災難〜』(編注:2001年1月クールに日本テレビ系で放送)という獣医を目指す学生たちの物語が、ペットとしての動物たちのシビアな現実を伝えていて、それにもびっくりして。『人間の身勝手で処分されていく動物たちを守りたい!』と考えた結果、『将来は総理大臣になって保健所をなくすぞ!』と決意したほどでした」

藤原史織さん

4月にはYouTubeで「おしおひとつまみチャンネル」を開設。「おしお」とは本名の「しおり」に「お」をつけたかつてのあだ名。YouTube「おしおひとつまみチャンネル」より

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環境団体や動物愛護団体に寄付をするなど、地道な活動を続けていた藤原さんだったが、ふと、煌々と輝く高層ビル群を見上げたとき、『あの中ではめちゃくちゃ電気も紙も使われてるんだよなあ』と思うと、一人でできることの限界を思い知ったような気がした。しかし、そんな彼女に時代が追いつくかのように、世の中は徐々に「環境に優しく」なっていく。

「環境や人に配慮した“エシカルファッション”やSDGsといった、地球を思いながら経済を回していく、そんな考え方が出てきたことに、『こんな時代になったんかーい!』と、本当に嬉しくなってしまって。しかも今はSNSというツールがあって、ありがたいことに私をフォローしてくださっている方が200万人もいる。であるなら、子どもの頃からコツコツやってきて実現できなかった環境のことも、今ならできるんじゃないかって思ったんです」

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ブルゾンのメイクはコスプレメイクじゃありません

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