1. 【独占インタビュー】秋元才加が切り拓く、新しい「アイドルのセカンドキャリア」

2020.06.24

【独占インタビュー】秋元才加が切り拓く、新しい「アイドルのセカンドキャリア」

【独占インタビュー】秋元才加が切り拓く、新しい「アイドルのセカンドキャリア」

「元アイドル」という看板は重い。その上、色眼鏡で見られることも多い。AKB48出身の秋元才加さんは、そんな環境を「ギャップが作れるから面白い」と語る。自分の思いを率直に発信しながら、新なるアイドルのセカンドキャリアをひた走る彼女に、その真意を聞いた。

秋元才加:1988年生まれ、千葉県出身。2006年にAKB48の「チームK」メンバーとしてデビュー。チームKのキャプテンを務めた後、2013年に卒業。女優としてドラマや舞台などで活躍する中、今年、人気アクションシリーズ『山猫は眠らない8』でハリウッドデビューを果たした。

【Twitter】 @akimotooo726
【Instagram】areasayaka

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秋元才加は、空気を読むのではなく、己の信念に従って発信する珍しい“元アイドル”である。ステイホーム期間中には外出自粛を訴えるため、自室でひとり踊りまくるダンス動画を連投。「バトン」企画を拒否したり、黒人差別問題に言及したりと、その鋭い発信に世間の注目が集まった。そんな中、秋元さん自身は“元アイドル”という看板をどう捉えているのだろうか。

VOCE

https://twitter.com/akimotooo726/status/1254401393802137600
「Stay Home」を訴える秋元さんのダンス動画。選曲もファッションも、ナイス!

“元アイドル”という看板が持つ意味

「良かったなって思ってます。アイドルって、ギャップが作りやすいんですよ。たとえば私が大学教授だったら、社会問題に言及してもそんなに脚光を浴びることはなかったと思うんです。でも、“元アイドル”が政治について語ったり、本音をさらけ出している感じが、よくも悪くもインパクトになるんだと感じています」

“元アイドル”の看板を利用し、社会問題を発信している秋元さんの目線は、「世界」や「日本」という単位であることが多く、視点が広く大きく、遠くを見ている気がした。

VOCE

https://twitter.com/akimotooo726/status/559644347772051456
LGBTQのイベントに参加するなど、人権問題も積極的に発信する。

「日本人の父とフィリピン人の母が、文化の違いから喧嘩している姿を昔から見ていて、大変そうだなと感じていました。そんな日常から、世界にはいろんな国の人がいて、それぞれが歩み寄って生活する大切さを学んでいたと思います。あと、私が小さいときはダブルに対する差別が結構あったんです。だから自分はマイノリティだという意識もあって、自然と目線が弱い立場の方になるのかなと思います。アイドルグループ時代は、できる子は勝手に成長していけるけど、伸び悩んでいる子をいかに引っ張り上げるかが大事だと思っていました。これは社会にも通じる話で、底上げされていったら全体の環境が良くなるんだ、という思いは常にあるかもしれません」

幼い頃、母親にフィリピンのスモーキー・マウンテン(かつてマニラに存在したスラム街)に連れて行かれ、自分と同い年くらいのストリート・チルドレンたちを目にしたことが今も忘れられないと話す。


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年齢至上主義が嫌。

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