
風水に基づく開運アクションアドバイスが「怖いほど効果が現れる!」と評判の、風水心理カウンセラーの谷口令さん。風水アドバイス歴40年以上で、そのカウンセリング数は1万件以上という谷口さんに、7月の気の流れと開運アクションを聞いてきました。
恋も仕事も成長・発展のエネルギーの波にのせて!
7月は三碧木星の気が流れる月です。三碧木星というのは「発展」や「成長のエネルギー」、「スピード」「前向きな姿勢」というキーワードを持つエネルギッシュな九星です。自粛生活の反動もあるでしょう。7月はかなり世の中が“活気づく”印象を受ける月になりそうです。
先月もお伝えしましたが、今年は「庚子(かのえね)」の気が流れていますから、油断のならない年ではあります。ただ7月は、三碧木星の気の“勢い”にのって、恋も仕事も全力で取り組んでください。一生懸命取り組めば取り組んだ分だけ、成長や発展のエネルギーが“運の波”にのせてくれますよ。
ただし夏の土用が控えていますから、全力で物事に取り組むのは7月15日くらいまで。それ以降は少しペースを落としてください。
“陰の季節”の最初の土用に要注意!
6月21日の夏至を境に世の中は陰の季節に入りました。そして7月19日から夏の土用に入ります。このため、全力で物事に取り組むのは15日くらいまでとお伝えしたのです。
そもそも陰の季節というのは、次来る陽の季節を元気に迎えるためにゆっくりと過ごし、エネルギーを蓄えておくための季節です。
そして土用。
土用は春夏秋冬年4回あり、季節が次の季節に移行するための準備期間。つまり7月19日から8月6日まで、本格的な秋に切り替わるための自然界の準備が行われるんですね。そのため、人間も“停滞期”に入ります。
だから土用の期間は、
- 体調が悪い
- 気分がのらない
- だるい
- 風邪をひく
- 忘れ物や遅刻をしやすい
- 電車が遅延する
- パソコンが壊れる……etc.
といった不具合が起こりやすいんです。
夏の土用は強烈! だからこそ絶対に無理をしないで
毎年の“お小言”になってしまいますが(笑)、年4回ある土用の中で私がいちばん皆さんに注意していただきたいのが、19日から始まる“夏の土用”です。なぜなら風水において夏というのは「火」。ものすごく強いんですね(ちょっとオーバーですが、「業火」や「猛火」のような激しい火を思い浮かべてみてください)。そして夏から秋に移行する夏の土用は、火が金属を燃やし溶かすような激しいエネルギーが働きます。そのため夏の土用に無理して働いたり、頑張ってしまうとまさに“業火のエネルギー”にやられてしまい、秋になったとき体調を崩したり、やる気が起こらなくなってりまったりするんですね。
だからこそ夏の土用は“早めに来た夏休み”くらいの気持ちで、生活そのものをペースダウンさせてください。
1日の終わりには必ず湯船に入り、早めに寝ること。この時期、シャワーだけで済ませたり、夜更かしなどは厳禁です! 運が逃げていってしまいますよ。
今年は秋~冬にかけて“厳しい季節”になると思います。だからこそ今、焦って無理をしないこと。来たる厳しい季節に体力・気力ともに立ち向かえるよう、土用はゆっくりと過ごしてください。
燃え盛る火のエネルギーを安定させる“土”のアイテム
先ほどもいいましたが、夏は火のエネルギーが強まります。火というのは、安定していれば、人を温め、料理を作り、明かりにもなりますが、強すぎるとすべてを燃やし尽くしてしまう強力なもの。だからこそ常に安定させておかなければなりません。その火のエネルギーを安定させるのが“土”のエネルギー。ですから今月は食器(ガラスやメラミンなどではなく土や粘土から作られる陶磁器)を買うといいですよ。今は手頃なお値段で作家ものの焼き物なども手に入るので、仕事帰りや休日にギャラリーに見に行くのもおすすめです。
<7月の開運アクション>
◆ラッキーコスメはコンシーラー。バスソルトもラッキーアイテムです。
◆ラッキーアロマはレモンやオレンジ、ライムなどの柑橘系の香り。ハーブだったらレモングラスの香りが吉。
◆ラッキーカラーはミントグリーンやアイスグリーンのようなさわやかな緑色。
◆ラッキースポットは緑がたくさんある公園。家をラッキースポットにしたいときは、好きな音楽を流してください。悪い気を払い、いい気で部屋を満たしてくれます。
◆食べて体の中から開運する食風水は、お寿司や梅干し、酢の物などすっぱいものが吉。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系もいいので、缶チューハイを飲むときなどは柑橘系を選んで。緑茶も◎。
<7月のラッキーデー>
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
たった1粒のもみが万倍にも実り、素晴らしい稲穂になること。小さなことでも始めたことが何倍にも実る日とされるため、新しい物事をスタートするのにいい日。
【1日、2日、14日、17日、26日、29日】
取材・文/中田ぷう
Edited by 谷口 令
公開日:2020.07.01