
結ぶには中途半端だったり、毛先のハネが気になりやすいボブレングス。でも、使うアイテム次第でスッキリ&おしゃれに見せることが可能に。人気サロン『SUNVALLEY』の朝日光輝さんが、不器用さんにもおすすめの簡単アレンジ術をレクチャー!
【ボブ】『SUNVALLEY』発「伸びかけボブの簡単アレンジ」
教えてくれるのは……朝日光輝さん
美容師界のミシュランガイドともいうべき『カミカリスマ』で初代三ツ星に輝くなど、業界をけん引するトップランカー。顧客にはモデル、女優など、そうそうたるメンバーが。ヘアメイクとしても各方面からひっぱりだこの美のカリスマ!
【ボブ】巻きナシでOK! 雨の日にも使えるすっきりアレンジ
雨の日や湿度の高い日は、顔周りの髪が顔にはりついたりしてうっとうしさもMAX。そこでおすすめなのがバレッタを使ったアレンジ。短くて結べないサイドの髪をねじってバレッタ留めすれば、すっきり見えつつオシャレ感もばっちり。髪を巻かずに作れる手軽さも魅力です。
使うのはこれ!
HOW TO STYLING
1.ラフな動きと束感を出すため、全体にヘアセラムをもみ込んだら、髪を手グシで集め、後頭部でひとつに結ぶ。長さの足りない顔周りの毛は残しておいてOK。
2.左右の顔周りの短い毛は、くるくると後ろに向かってねじってからバレッタで留めます。もみあげの毛のみ、ごく少量後れ毛として残して、ラフ感も追加します。
3.最後に、少量のセラムを伸ばした指先で後れ毛をつまみ、ツヤと束感を仕込めば完成。
SIDE
BACK
【ボブ】生え際の色の違いを即効カモフラージュ!
根元のプリンカラー解消には、ヘアオイルを使ったアレンジが適任。髪にウェット感を出すことで、毛先の色が暗く沈み、根元の色の違いが見えくくなります。さらにカチューシャで髪を上げれば、色の違いが目立やすい、分け目部分も隠せるのでおすすめです。
使うのはこれ!
髪が短い人が毛先を巻くなら、ストレートアイロンを使った方が簡単。表面が熱くならないので、後ろの髪を巻くときにうっかり首に接触しても、火傷の心配がありません。
HOW TO STYLING
1.毛先をストレートアイロンで外ハネに。ダッカールで髪表面と内側に分けてから行うと、動きがしっかりついて◎。
2.毛先が乾いた状態だと色がより明るく飛んで、根元の暗さが目立つため、毛先中心に10円玉大程度のオイルをなじませてウェットに。これにより毛先が少し暗く見えるように。
3.もみあげの毛を後れ毛として残しつつ、サイドの髪を耳にかけたら、カチューシャで前髪をふんわり上げれば出来上がり。
SUNVALLEY
住所:東京都港区南青山5-2-12 Gビル B1F
電話:03・6427・3807
定休日:火曜、第2・4月曜(祝日の場合営業)
取材・文/北爪佳奈
Edited by 西村 美名子
公開日:2020.07.04