
チークが得意とするのが“顔形操作”。アイテムは同じでも塗る位置と形を変えるだけで、小顔に見えて、印象チェンジまで実現。そのポイントをレクチャー。
教えてくれたのは…

ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
【顔形別】小顔見せチーク術。塗り方だけで印象が見違える!
「顔の正面に入れる」を基本に高さと形でコントロール可能です
「まず大前提として、チークをのせるのは顔のサイドではなく、頬骨の高い位置から内側=顔の正面。ここにぼんやりと色がついているだけで十分可愛く見えます。そのうえでチークを入れる高さや形にアレンジを加えれば、顔形によって固定されがちな印象を変えることができ、小顔にも見える効果が。
色は問いませんが、今回は自然な血色にもっとも近く、誰にでも、どんなメイクにもなじむニュートラルな“くすみ赤”をチョイス。また、パウダーチークにしましたが、どのタイプでもOKなので、タイプ別の塗り方と併せてチェックを」(長井さん)

◆使ったのはコレ!
面長さんは横長の逆三角形で縦の印象を弱める

目から口までの距離の真ん中あたりに横長に入れて、顔を上下に分断することで、間のび感を緩和。逆三角形にすれば縦幅の余白が減り、さらに小顔化。
面長さんはココに塗る!

顔の長さを2分割するように正面から見える位置に横長に
目頭の下→真横→斜め下の順でグルグルして逆三角形に

目頭の下、小鼻の上からスタート。ボボボッとブラシを動かし、逆三角形を描いていく。
縦幅がキュッとして愛らしさがアップ!

丸顔さんはクイッと斜めに上げてシャープさを強調

チークを顔の中央に横長に入れることで可愛さを出しつつ、最後だけ潔くハネ上げるようにすると引き上げ感が出て、フェイスラインがスッキリと!
丸顔さんはココに塗る!

顔の正面中央にサッと入れ、サイドに向かってちょいハネ
黒目の下から真横に広げて目尻の下からスッと上げる

黒目の下、小鼻の高さからスタート。少しカーブをつけながら横に広げ、目尻の下まで来たらブラシを引き抜くようにハネ上げて。
上向き印象になりスッキリ大人っぽく

ベース顔さんは下め広めに塗って柔らかな印象に

中央よりやや下からエラ部分に少しかかるように広げてフェードアウトさせるのがポイント。錯覚効果で角張った部分が削ぎ落とされ、輪郭がほどよく丸みを帯びる。
ベース顔さんはココに塗る!

あごラインに向かって下め広めの扇形にオン
頬の中央から上には攻めず斜め下に向かって放射状に

小鼻の横から真横、斜め下へとブラシを動かし、フェイスラインに向かってぼかす。
輪郭に丸みが出て優しげな雰囲気に

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【1】こちらの記事を教科書代わりに勉強
じっくり読み込んでメソッドをマスターしよう。一度、記事にある塗り方どおりにメイクを実践するのもオススメ!
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撮影/榊原裕一(人物)、水野昭子(静物) ヘアメイク/長井かおり スタイリング/浦田聡美 モデル/宮本茉由、上國料萌衣、椎名美月 取材・文/楢崎裕美 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
公開日:2022.08.03