
秋の主演ドラマ『だから私はメイクする』の公開や、本人の新著『神崎CARE』発売など、常に新たな顔を見せてくれる神崎恵さん。自分に飽きたら、まずやめてみた習慣は?
自分に飽きたら……いつもの習慣をやめてみる
最初は“やめるなんて無理!”と思うかもしれませんが、勇気を出してやめてみれば、目の前に新しい景色が広がるもの。特にカラコンやヒールなどの自分を飾るもの、それがないとダメだと思い込んでいたものをそぎ落とすことができたら、素のままの自分でいいと気付けて、気持ちがすごく楽になる。このページでは、私がここ数年で“やめてみた”ことを紹介します。
やめたこと ① カラコン&エクステ
雑誌を見ていても、周りにいる人を見ていても、カラコンやエクステがない方がその人だけの瞳の美しさが際立ってる。カラコンやエクステは華は出るけど、素の黒目のグラデーションや透明感には、敵わないと思うのです。

やめたこと ② 毎日ハイヒールを履くこと
ヒールの凜とした風情も好きですが、スニーカーやバレエシューズの雰囲気も大好き。何より、本来の自分より良く見せようと、ジタバタしていない。その肩の力が抜けた感じが、すごく心地いいんです。

やめたこと ③ いつでもふんわりヘアにすること
おでこやフェイスラインを思い切って全開にすると、新しい魅力に気づけます。「顔が大きいから……」なんて尻込みしないで。思い切ってバッとさらけ出した方が、意外と引き締まって見えたりもする。似合うお洋服の幅だって広がりますよ。

やめたこと ④ 甘い服ばかり着ること
甘い服、今でも好きだし着ることもあります。つまり私がやめたのは、甘い服のニュアンスに頼ること。例えば同じリボンも、ガーリーなデザインではなく、パンチの効いたタイプを選んで“可愛さ”を追求しない。モードにも転べる甘さであることが私の選考基準。

“これじゃなきゃという思い込みを捨てたら想像もしてなかったキレイに出会えるかも”
やめたこと ⑤ “女らしい” “色っぽい”という言葉を口にすること
以前は割と頻繁に使っていたこの言葉たちが、最近気分にフィットしなくなりました。今の私には、もっと心惹かれること、楽しいことがあるから。あくまで私の気分の問題なのでその言葉自体を否定はしないし、結果的にそう見えるのもOK。

“どんどん捨てて軽やかになればなるほど無敵になれる気がする(笑)”
撮影/田上浩一 ヘア/赤羽麻希(joemi by Un ami) スタイリング/石関靖子 取材・文/中川知春
Edited by 岡部 奈央子
公開日:2020.11.07