2016.02.03
うまっ♡は北陸にあり | 金沢・富山おみやげ手帖2 ・海の幸編
豪雪の中、北陸の週末旅行を楽しんできたスヌ子さん。おすすめのお菓子に続き、今回は、北陸ならではのお酒がすすむ海産物情報です。おなじみのあの鱒ずしにもランクがあるのだとか…?

こんにちは、スヌ子です。前回はお菓子について紹介いたしましたが、今回はいよいよ海の幸を…とはいえ、やはりお刺身などは現地のお店で食べるほうがおいしいですから、持ち帰ってうれしいあれこれを。
限定販売の最高級鱒ずし
夫がいちばん好きな食べ物が鱒ずしだと知ったのは最近のこと。これはひとつ、おいしいのを買って帰らねば…と強い責任感とともに北陸入り。富山には有名店がいくつかありますが、日程的に金沢が後だったので金沢で買うことに。調べたら、おなじみのますのすし本舗 源が新幹線乗り場隣接の、金沢百番街にありました。見ればランクが3段階。
これは…最高級の「伝承館」でしょ! と思い切ったら、大当たり。普通のますのすしと比べると、酢飯が酸っぱすぎずしっとりしていて、脂もノリノリというよりはあっさりと上品。何より桜鱒の色が美しく、プリッと新鮮な感じがします。
限定数、不定期販売とのことなので買えればラッキー。予約、取り寄せも可能、どうしても食べてみたい方はお問い合わせを。http://www.minamoto.co.jp
ヤンボーマーボー的な
日本各地にある魚醤、金沢近江町市場で見つけたのがこのユニット。いしるはいか、よしるはいわしから(=ナムプラー)できています。それぞれ素材の味がガツンときいて、しょっぱいけれどまろやか。特にいしるは、ほんの少し料理にたらすだけで、おいしいスルメをちりばめたような味に。たまたま手に取ったこちらは(有)マエノ製ですが、たくさんのメーカーから出ていたので、いくつか試してみるのも面白いかも。
大根をバターで蒸して、いしるをちょろっとかけたらおいしかった! レモン汁とも合わせてみたい。
頃合いのいい半生干物
金沢の市場にも干物が所狭しと並んでいましたが、買って帰っていちばんおいしかったのは富山・氷見にある堀与の一夜干し。塩がきつすぎず、干し加減も程よくて、きときと魚のおいしさがそのまま留められているような。高級魚のどぐろでも、金沢よりずっとお安いのがうれしい。うるめ丸干しなどさっと炙った夜は、日本酒が止まらなくなること請け合いです。
私は道の駅的な「ひみ番屋街」店に伺いましたが、本店は氷見の中央町に。http://www.horiyo.net
もうひとつ、富山のこの干し甘えびもおいしかった! 完全に乾燥してるのに、えびみそがフレッシュ、生っぽいという不思議。これまた日本酒泥棒なのでした。
このつりやさん、パッケージやロゴがおしゃれでおみやげにもぴったり。http://www.tsuriya.com/
旅の間にいちばん印象的だったお酒はこちら、宗玄の「隧道蔵」。廃線になった能登鉄道のトンネルを蔵にして造ったお酒。そのストーリーに思いを馳せつつ今夜も一献…旅って本当にいいものですね〜!
それでは皆さまも、
ハヴァ・ナイスヌ・トリップ♡