
今期たくさん登場しているカラーライナー。今っぽく、そして大人らしく使いこなすため、引き方のコツを難易度別にレクチャーします!
教えてくれたのは…

ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋希さん
「カラーラインというと難しく感じる人も多いようですが、基本的には、いつもの黒やブラウンから色を変えるだけでOKだから、そんなに難しく考えなくて大丈夫! ただ、ひとつ重要なのが“ぼかし”で、ラインの端をぼかすことで色がなじみやすくなるし、ぼかしによって出てくる抜け感が、大人っぽさも引き出してくれます。まずは黒に近い色から、カラーラインを始めてみて!」

「『かわいいけど使いこなせない』って思ってない? カラーライナーは“さりげな仕込み”で誰でも今っぽい顔に!」

ディオール ディオールショウ 24H スティロ ウォータープルーフ 861 ¥3000/パルファン・クリスチャン・ディオール
深みのあるバーガンディ×しゃれた雰囲気が出せるマット質感。ほんのり色っぽさを感じる秋色アイラインが完成。

【初級編】ブラック・ブラウンからチェンジ! カーキラインでおしゃれに締める
「カラーで攻めきれない人でも取り入れやすい、黒やブラウンに近いカーキを使ったラインテク。色にニュアンスがあるから、引き方がベーシックでも、いつもと違った雰囲気に仕上がります。ラインの両端をサッとぼかすのがポイント!」

カラーラインの基本の描き方をマスター
1. キワにラインを引き目尻は少し長く

まつ毛の生え際ギリギリにラインを引く。目頭から目尻まで同じ太さで引いていき、目尻は目のフレームを自然にのばすイメージで少し長く引いて、さりげなく目幅を拡張。
2. ラインの目頭側の端をサッとぼかす

ラインの目頭側の端の部分を綿棒でぼかす。やさしく1~2回ほど、内側に向かってササッとぼかすのがコツ。内側にぼかすことで目に自然な強さが出て、やさしく締まる。
3. 目尻も同様にぼかし、じんわりデカ目に

目頭と同様に、目尻側の端の部分も綿棒でぼかす。目尻は外側へ軽くぼかすことで目の横幅が拡張されたように見え、デカ目効果が。また、ぼかすことで色みも立ってくる。
\こんなアイテムがおすすめ/

ルナソル シークレットシェイパーフォーアイズ 04 ¥2800/カネボウ化粧品
目元にカジュアルな抜け感をプラスする、落ち着いたトーンのスモーキーなカーキ。繊細なゴールドパールが、なじみのよさも叶えてくれる。

サナ エクセル カラーラスティング ジェルライナー CG05 ¥1200/常盤薬品工業
とろけるような描き心地のジェルペンシル。やや青みの強いグリーンが濃密に発色して、凛とした印象に。汗や皮脂に強いのも嬉しい。

ベイビーミー ニュアンスカラーライナー グラスグリーン ¥980/Clue
浮かずに明るく発色して、どんなメイクもおしゃれに仕上げるグリーン。アイライナーとしてはもちろん、20秒以内にぼかせばシャドウとしても使える。
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【中級編①】幅広×求心ラインで拡張アイ 2点グレーであか抜け