
VOCE6月号で「顔形別“老け感襲撃”に対抗せよ!」企画を担当した、編集・蜷川です。「顔の形ごとに、シワやたるみの発生しやすい場所や起こりやすさが違う!!」という証言をもとに、顔形別に、コスメ×マッサージを組み合わせた先手ケア方法を提案しています。ここでは、たまご形の私を例に、老け方の傾向と対策を伝授します!
夜になるにつれ、目元がしぼんでシワっぽくなるし、なんだか落ちくぼんで、朝より確実に老け込む私。
「乾燥肌だから保湿には気をつかっているのに……しかもなんで目元ばっかり!?」と思っていましたが、数年来の謎が解けました。
今回の取材時に、フェイススタジオ「ミッショナリー」の鳴海えなさんが「たまご形の人は目元から老けるのよ!」と断言。典型的なたまご形の私は「だからなのか!!」と目からウロコが落ちました。
たまご形は、年齢とともに目元が痩せくぼむとともに、頬の筋肉が落ちてくるため、ゴルゴラインも発生しやすい傾向があり、放っておくとどんどん目元がオバ化するので、なんとか食い止めねば!
というわけで、たまご形がやるべきミッションを簡単にまとめてみました。
この老け顔写真、CGは使っていません。鳴海さんのお話をもとに、ヘアメイクAKANEさんにメイクで再現してもらいました。こうなる前になんとかせねば!
ミッション1 クリームマスクでみっちり保湿!
手っ取り早くうるおいを満タンにするには、クリームマスクが◎。
クリームマスク=夜のケアをイメージするかもしれませんが、お疲れ感や乾燥がひどい時は、朝から使うのも手。
洗顔→顔全体に薄く塗り、5分ほど放置→軽くティッシュオフをするだけで、むっちりとしたうるおい肌に。メイクのりもよくなるので、朝の塗るマスクは本当におすすめです。
私が愛用しているのは、スック モイスチャー リッチ マスク(70g ¥6500)。肌への密着度が高く、うるおいで包み込まれているような感覚になれます。
ミッション2 将来を見越してアイケアに投資!
まぶたの落ちくぼみ感や目元のシワに対抗するために、アイケアに全力投球を。
普段、あまりメイク直しをしない私ですが、会社のデスクにはアイケアは常備。仕事中も目元の乾燥やしぼみ感が気になったら、こまめに塗り塗りするように。
それ以来、夜になると現れるお疲れ感が減りました。
今、デスクに置いているのは、フィルナチュラント IC.U アルジェックス(15g ¥5000)。目元はもちろん、眉間やおでこ、口元などにも使える部分用美容液です。日中はメイクくずれが気になるので、アイクリームではなく、美容液タイプにしています。
ミッション3 とどめのマッサージで目元をほぐす!
パソコン作業やスマホいじりなどにより、目元の筋肉は想像以上に疲弊ぎみ。
緊張してこり固まった筋肉をほぐすことも、目元のシワ対策に効果的ということで、誌面では鳴海さん考案の5つのメソッドを紹介しています。
その中で、私が暇さえあればやっているほどハマっているのが「眉のまわりほぐし」。
はじめは、「眉まわりを触ったり、ほぐしたことってなかったな~」と、ぼんやり思っていたのですが、実際にやってみたら、痛くてびっくり! 力を入れているわけではないのに、眉の上下にゴリゴリとしたこり感があって、痛いんです。
でも、毎日続けていると「イタ気持ちいい」に変わるのでご安心を。これをやると目元の緊張がほぐれるのか、いつもより目がぱっちり開けやすくなります。
親指と人差し指で眉をぎゅっと挟んだまま、左右に細かく動かすだけでOK。眉頭、中央、眉尻の3ヵ所をそれぞれ5往復が1セットです。
今回はたまご形代表の私が実践&実感したことをお伝えしましたが、このほかにも、頬がたるんでフェイスラインがたぷつきやすい「丸顔さん」、より四角くなる&口元にシワが集中しやすい「四角顔さん」、くっきりと深いほうれい線が出やすい「逆三角形さん」の全4タイプの老け顔対策をご紹介していますので、本誌もぜひチェックしてください。
photograph:Mami Ishizawa
Edited by 蜷川 麻実
公開日:2015.05.21