連載 VOCE特別インタビュー

【高橋一生】「いつか演じてみたいと思ってました」/ドラマ『岸辺露伴は動かない』インタビュー

更新日:2021.05.11

【高橋一生】「いつか演じてみたいと思ってました」/ドラマ『岸辺露伴は動かない』インタビュー

年末に放送されるドラマ『岸辺露伴は動かない』で主演を務める高橋一生さん。役への思いや美のことなどいろいろ語っていただきました!

【高橋一生】「いつか演じてみたいと思ってました」/ドラマ『岸辺露伴は動かない』インタビュー

年末に放送されるドラマ『岸辺露伴は動かない』で主演を務める高橋一生さん。役への思いや美のことなどいろいろ語っていただきました!

DRAMA:INTERVIEW

高橋一生

年末に3夜連続で放送されるドラマ『岸辺露伴は動かない』で主演を務める高橋一生さん。岸辺露伴といえば、「ジョジョの奇妙な冒険」という日本を代表する癖の強い漫画のなかで、圧倒的な癖の強さを誇る人気キャラクターだ。

「『いつか演じてみたい』という気持ちを密かに抱き続けていたので、決まったときは夢のようでした。露伴の職業は漫画家で、作品のリアリティを追求するために彫刻刀で蜘蛛を突き刺したり、ついでに舌で舐めて味を確かめたりするんです。他人の目なんて一切気にせずに自分の表現を追求する彼の探究心を見て、当時からお芝居の仕事をしていた僕は勇気をもらいました」

何を隠そう、露伴は特別な奥の手を持っている。人を“本”にすることで、その人の経歴や本音を“読む”という不思議な能力を使えるのだ。

「あれは露伴の『知りたい』という強烈な意思の力が具現化した能力なんだと思っています。本に指示を書き込むことで人を操ることもでき、自分自身を本にして不都合な記憶を消すこともできる。実際に僕がその能力を持っていたら、後者の使い方に惹かれます。この年齢になると、思い出したくない出来事がいくつかあるので(笑)」

ファンタジックな世界を描き、見る者の脳裏に哲学的な「?」を残すのが“ジョジョ”の魅力。

「現実離れした物語のようで、極限に追い込まれた瞬間のリアクションや切り抜け方などには、人間の本質が盛り込まれているのではないかと。結局、観終わった後に『人って何なんだ?』というモヤモヤした感情が残る。明確なオチがないところが面白い部分だと思います。個人的には、このような作品の映像化に踏み切ったNHKさんの心意気に感動しました(笑)。今回のドラマを、みなさんがどのように受け取って、何を感じるのか、僕もすごく楽しみしています」

【高橋一生】「いつか演じてみたいと思ってました」/ドラマ『岸辺露伴は動かない』インタビュー

Q.“ジョジョ”の登場人物の中で岸辺露伴以外のお気に入りは?

A.ドラマには登場しないし、露伴とはすごく仲が悪いのですが、壊れたモノを直す能力を持っている東方仗助が好きです。

Q.女性に色気を感じる瞬間は?

A.その人の“素”が垣間見えるとグッときます。職業柄、意図的な仕草は敏感に意図を感じ取ってしまうので(笑)。

Q.“美”を保つために心がけていることは?

A.保湿です。年々、肌の乾燥が加速している気がしていて。食事で良質な油を摂って内側からアプローチすべきでしょうか(笑)。

高橋一生(たかはしいっせい)

1980年12月9日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作に、映画『九月の恋と出会うまで』『引っ越し大名!』『ロマンスドール』『スパイの妻』、ドラマ『凪のお暇』『竜の道 二つの顔の復讐者』などがある。今年は舞台『天保十二年のシェイクスピア』で第45回菊田一夫演劇賞を受賞。

ドラマ『岸辺露伴は動かない』

ドラマ『岸辺露伴は動かない』

「富豪村」、「くしゃがら」、「D.N.A」という同名原作漫画・小説の人気エピソードをドラマ化。漫画家の岸辺露伴が取材先で見聞きした奇妙な体験を描く。露伴の担当編集者・泉京香役を飯豊まりえが演じる。NHK総合で12月28日~30日に3夜連続でオンエアされる。

撮影/MELON(TRON) ヘアメイク/田中真維 スタイリング/部坂尚吾(江東衣裳) 取材・文/浅原聡

Edited by 松本 薫

公開日:2020.11.23

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