【アイシャドウパレット部門】1位
シャネル
レキャトルオンブル 362


アイメイクのブームを牽引した鮮烈なピンク
下半期、VOCEのメイク撮影でヘアメイクさんが手に取る回数が群を抜いて多かったのがこのパレット。かすかな輝きを纏ってじんわりと発色する3 種類のピンクには、ピンクを甘いだけで終わらせないシャネルならではのエッジィな魅力が。締め色として配されたマットなブラウンとのバランスも素晴らしく激戦となったアイパレ部門の1位も納得。

美容家
石井美保さん
「ピンクという固定観念が完全に覆され、新しいピンクの世界観を手に入れた満足感。成熟した大人の知性ある色気ピンクとはまさにこれ。赤もピンクも苦手という方こそ!」

ヘアメイクアップアーティスト
犬木愛さん
「撮影でかなり使ったパレット。左下のレッドをメインに使えば、一気に旬顔! さらにソフトピンクやブラウンをメインにすれば、肌になじむオフィスメイクにも。オンにもオフにもおすすめ」

ヘアメイクアップアーティスト
小田切ヒロさん
「革新を極めているファビュラスな赤みパレットは、この秋トレンドど真ん中! ソフトでつけやすいパウダーが鮮やかに輝き、長時間美しい発色で魅了できます」
HOW TO

ブラシで左上をアイホールと涙袋に淡くぼかしてベースをつくり、チップで右上を二重幅に重ねる。下まぶたのキワにも右上をオン。右上と右下をブラシで混ぜて眉全体にふわり。
対象コスメ:2020年7~12月発売のコスメ、全部! (ただし、限定品は除く)
審査員:61 名
選考方法:ジャーナリスト、スペシャリスト、エディター、ライター、VOCE編集部員はスキンケア12部門、メイク15部門のすべて、ヘア&メイクアップアーティストはメイク15部門のみ、対象コスメを審査。1品につき10点満点で投票を行ったうえで合計点を算出し、各部門賞を決定。さらに各部門1位をリスト化し、審査員はあらためて今期を象徴する優秀なコスメを、スキンケア部門、メイク部門から各2品ずつ、各10点満点で投票。合計点を算出し、最優秀賞、優秀賞を決定。
撮影/吉田崇(まきうらオフィス/人物)、吉田健一(静物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/笹本恭平(Ilumini./上西さん) スタイリング/加藤理奈(上西さん)、坂下シホ(静物) モデル/上西星来 取材・文/穴沢玲子、中川知春、楢﨑裕美、飯島亜未 構成/大木光、河津美咲
Edited by 河津 美咲
公開日:2020.11.26