
自己流で磨いた歌とダンスでオーディションを勝ち抜き、2020年にJO1のメンバーとしてデビューした川西拓実さん。「ストイックな努力家」の一面は今も変わらず、現在は連ドラ初出演作となる『クールドジ男子』の役づくりに夢中。多忙な日々でも新しい挑戦を続けていく原動力とは? 今後のビジョンや変わらない素顔が覗くインタビューをお届けします。
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川西拓実(かわにし・たくみ)
1999年6月23日生まれ。兵庫県出身。2020年、JO1のメンバーとしてシングル『PROTOSTAR』でデビュー。オーディション期間中から抜群のビジュアルで注目を集め、未経験ながら歌とダンスのスキルも高く、最終審査まで高い順位をキープする存在だった。俳優としては2022年、JO1全員が主演を務めるドラマ『ショート・プログラム』(Amazon Prime Video)に出演。4月5日にニューシングル『TROPICAL NIGHT』が発売。
『クールドジ男子』で連ドラ初出演! 不安でいっぱいだけど、成長するきっかけにしたい

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──アーティスト活動と平行して俳優としてドラマや映画に出演することにどんなメリットを感じていますか?
川西拓実さん(以下敬称略)「もともと音楽だけでなく、ドラマや映画からも感動をもらうことが多かったので、自分が俳優として感動を“届ける側”になりたいという気持ちがありました。僕にとって『クールドジ男子』は連ドラ初出演となる作品なのですが、グループを離れて活動することで視野が広がる部分も多いし、やり遂げたら大きな自信になるでしょうし、メリットしか感じていないです」
──歌やダンスとは違うお芝居の面白さとは?
川西「やっぱり『自分ではない誰か』になりきるところですね。『この子だったらどうするかな?』と考えながら、撮影を通して他の人の人生を体感することで、僕自身の感受性も広がるし、それがアーティストとしての成長にも繋がるのではないかと。実際はお芝居ってすごく難しいので、正直に言うと内心は不安な気持ちでいっぱいです(笑)」
──台本を覚えるのは得意ですか?
川西「いやあ、得意ではないですね。歌詞の場合はデモ音源を聞きながメロディに合わせて身体で覚えることができるのですが、台本に書かれている文字だけではセリフの言い回しを想像できないシーンもあって、最近は夜な夜な台本とにらめっこしています。難しいからこそやりがいがあるんですけどね」
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川西拓実、今後挑戦してみたい役は?