
コスメのアップデートとともに肌に関する知識は更新されていく。だけど、髪についてはどうでしょう? 第一印象は髪で決まる――そう語るのは、日本初のヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さん。いま、私たちが向き合うべき髪のアレコレを改めて御指南いただきます。今回は、ロングヘアを目指している人必見! きれいなロングを手に入れるための髪との向き合い方についてです。

今回教えてくれたのは…

ヘアライターの第一人者
佐藤友美さん
15年以上にわたり、ファッション誌やヘアカタログなどで編集&ライターとして活躍。その経験を生かし2016年に『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)を出版するとベストセラーに! 以来、美容師以上に髪の見せ方を知っている人として、プロ向けセミナーやメディア出演などを通じ、多くの人が髪で輝くための活動に尽力。近著『髪のこと、これで、ぜんぶ。』(かんき出版)は、全世代に通じるヘアケアバイブル。
髪は花と一緒。切り戻し作業が欠かせない!
「みなさん、こんにちは。さとゆみです。長らくショートやミディアムヘアが人気だった時を経て、ここ数年はロングヘアへとシフトしている方が多いように感じます。かくいう私も、数ヵ月前にばっさりカットしましたが、それまではバストレングスのロングを楽しんでいたひとりです。
そこで、今回は私自身の体験も交えて、きれいなロングヘアを手に入れるための方法をお伝えします。

まず、髪を伸ばす=カットしなければいい—そう考えている人もいるかもしれませんが、コレNGです! というのも、毛髪は日々の摩擦などで傷んでいくもの。これを放置しておくと、崩れた毛先や断面から髪の養分は流出します。すると、切れ毛やうねり毛につながります。
これってお花と一緒。切り花を飾るとき、茎の断面をカットして水切りをしますよね。そうやって時々メンテナンスをするから、お花のモチが良くなる。
髪の毛もこの仕組みと同じイメージです。切りっぱなしの断面をそのままにしておくと、時間とともにグジュグジュになり、どんなにトリートメントなどを頑張っても効果を得られません。
ロングヘアを目指すのなら定期的なカットは必須。3ヵ月に1度くらいのペースで傷んだ毛先を整えていくことで、キレイなロングヘアを目指していけるはずです」
髪が生える夜間がキーワード! 夜ケアを徹底して美髪を育む
「続いてお伝えしたいのは、毎日のケアについて。毛髪は夜寝ている間に伸びていくので、まずは、夜シャンプーを習慣にしましょう!
汚れをしっかりオフしたキレイな毛穴で夜を迎えるということは、毛髪がキレイに生えてくるということ。逆に毛穴が詰まっていると、せっかく生えてくる髪が変形して伸びてくる可能性が……。これが、うねり毛となるのです。また、毛穴の変形はたるみによっても引き起こりますので、頭皮マッサージと合わせて夜シャンを徹底するのがおすすめです。

最近はナイトケアに特化したシャンプーやトリートメントも出ているので、それらを取り入れるのもいいですね。
また、寝ている時の摩擦は髪のダメージにつながりやすいもの。しっかり乾かして寝るのは当然ですが、シルク製の枕カバーやナイトキャップなど、髪の摩擦が起きにくいアイテムを寝具として選ぶのもおすすめです」
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夜ケアにおすすめのヘアケア3選