1. 自分はとても損だと思う……。 じゃあ得する方法を考えましょ!

斎藤薫の美容自身2

2015.04.23

自分はとても損だと思う……。 じゃあ得する方法を考えましょ!

人気連載「斎藤薫の美容自身 STAGE2」。 毎月第2水曜日更新。

自分はとても損だと思う……。 じゃあ得する方法を考えましょ!

確かに、人にははっきり“得な人”と“損な人”がいる。得する人はいつも得してて、損する人はいつも損をする。世の中やっぱり不公平なんである。でも、美人が得するとか、天に二物をもらった人は生まれつき得してるとか、そういう話じゃなく、同じような境遇に生きてても、何だか得しちゃう人っているもの。自分じゃとても損だと思う・・・・・・じゃあ特する方法を考えましょ!食事に行けば、いつもデザートが一品多いとか、月に一度は誰かしらから映画や観劇の切符をもらってしまうとか、大した実入りではないけれど、予期せぬ“もらいもん”とか“サービス”とかを受けてしまう女って、必ず身近にいるはずなのだ。ただ、チリも積もれば……で、そういう女性たちは結果いつも楽しそう。そういう得のない女にとっては、何か引っかかる、不可解な存在でもあるはずだ。さて、彼女たちはどこがどう違うのか? 答えは簡単。得する人は“楽しそう”と言ったけど、彼女たちは得したから楽しいんじゃなく、楽しそうだから得をするのである。

初めて行ったレストランで、デザートが一品増えて出てきちゃうのは、そこの料理を楽しそうに食べていて「お下げします」とやってきたスタッフの顔を見て「あー、おいしかったア」とするりと言えちゃう人。日頃からの“軽ーい楽しげ”感があるから、お店の人をいい気持ちにさせちゃうだけ。また、いろんなタダ券をしょっちゅうもらうのだって“顔見知り”に毛の生えた程度の、友人までいかない知り合いが山ほどいるから、数打ちゃ当たる的に券が集まってくるだけのこと。

しかし“友人未満、顔見知り以上”という微妙な知り合いを作るのは、わりに難しく、損な女はこれができない。これもやっぱり“軽ーい楽しげ”感っていうのが決め手であり、初対面から“です”“ます”じゃなく、“だよね”系の語尾が使えちゃうのに、図々しく非常識に見えない人なつこさがないと、そういう中途半端な知り合いはぜったい増えていかないのである。それに、得な女は相手が誰であっても、つねに同じスタンス、へーこらもしなければエラそうにもせず、ひたすらいつも楽しそう。つまり誰といつどこで会っても“お友達モード”だから“ちょっとだけ友達”が無限大に広がっていくのである。