1. 見た目年齢を左右する「老けて見える」要因って?

2016.04.20

見た目年齢を左右する「老けて見える」要因って?

タカミクリニック医院長 高見先生が、美容医療の見地から、ビューティのハテナに答えるQ&A。聞き手はビューティエディター安倍佐和子さん。

見た目年齢を左右する「老けて見える」要因って?

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そもそも、老けて見える要因って、どんなことが挙げられるんですか?


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年齢感で見落とされがちな、とても重要な要因に“シルエット”があります。

卵型のシルエットが崩れ、ガタガタとしたシルエットになることで年齢感が出てしまう……これは誰にでも訪れる、重要な老け顔のファクターです。
具体的には、こめかみがくぼんだり、頬がこけるなど、皮膚やせによって引き起こされるものです。言い換えれば、眉骨や頬骨の“骨感”が目立つことが、その方の年齢感をあらわしているということなのです。
若い方でも、もともとそういうシルエットを持ち合わせている方は、若い頃から年上に見られたり、「老けてるね」って言われるんですよ。

そういえば、学生時代の友人は骨感の目立った典型的な痩せ顔で、その当時からいつも年上に見られてましたね。若いときは美人だったけど、今頃どうなっているのか……。

残念なことに、痩せ顔の人は、へこんだ部分が影になり骨感が目立ってしまいます。さらに、目元や口元などくぼんできた部分に表情筋の動きが伴う場合、そこにシワができやすくなるのです。

ふっくら肉付きのいい丸顔の人が若く見えるのと、まったく逆ってことですね。

ただ、丸顔の人も安心してはいられません。肉づきがいい分、重力と加齢により、たるみやすいという宿命も背負っています。

つまり、骨格と皮膚のボリューム感が、老け顔かそうでないのかを大きく左右するのですね。女性の「老け顔脱出」の鍵は、適度なふくよかさとやわらかいシルエットってこと!

女性らしさに欠かせないものは“やわらかさ”だったり、“角のとがっていないなめらかな曲面”だったりすると思うのです。

でも、最近の若い女性はみんな痩せたい人が多いし、実際に、痩せている人が増えています。

ダイエットしてボディが痩せても、顔がこけずにふっくらしていられるのは、25歳くらいまで。
だけど、25歳を過ぎてからは顔も一緒に痩せていってしまいます。つまりは老け顔になってしまうということなんですよ。だから個人的には、極端なダイエットは25歳くらいまでのものだと思っています。頬下がこけ、影ができて“痩せた?”と言われて喜んでいる人がいますが、それは“老けた?”と同じこと。成人以降で、体重が変わっていないのに“痩せた?”と言われたら、“やばい”と思わなくては!ダイエットしてボディが痩せても、顔がこけずにふっくらしていられるのは、25歳くらいまで。

私自身、“ふっくら”は若さの証だと思っていますし、最後に勝つのは、丸顔の人なんじゃないかと思ってるくらいです。

極端な例でいうと、まるまるとした赤ちゃんのように、顔の中に「角」がないほうが圧倒的に若い。つまりは、皮膚のボリュームが減少しやすい目の下や目じり、法令線部分や口の周囲、額やこめかみなどをふっくらさせれば、見た目の印象の“若さ”は、取り戻したり、コントロールすることができます。我々、美容皮膚科医はこれをヒアルロン酸注射で実践しているのです。

BeforeAfter


協力:タカミクリニック
http://www.takamiclinic.com/

イラスト:いいあい