1. 美肌自慢の人が食べている食材は○○だった!【ビューティQ&A】

2016.04.22

美肌自慢の人が食べている食材は○○だった!【ビューティQ&A】

金曜日の【ビューティQ&A】は、食!今回は、予防医療チーム「ラブテリ」を主宰し、食に関する調査・研究・啓蒙活動を続けている、予防医療コンサルタントの細川モモさんが回答してくれました♪

美肌自慢の人が食べている食材は○○だった!【ビューティQ&A】

Q:ニキビができたり肌がゴワゴワします。美肌のために食べたほうがいい食材は?

A:野菜+シーフード=カルパッチョは美肌の黄金レシピ!

お肌と食生活の気になる関係 

ニキビにはビタミンB群がいいとか、シミにはビタミンCがいいとか、CM等でなんとなく食生活(栄養素)が美肌に関係していることを知っている人は多いと思います。どの栄養素が、というより肌は栄養状態と健康状態の通知表といえます。その証拠に食事制限ダイエットをすると肌は急速に乾燥するし、妊娠して栄養が赤ちゃんにもっていかれるようになると髪も肌もパサパサかさかさになります。弾力のあるモチモチ肌を作り出すコラーゲンやエラスチン、天然保湿因子やセラミドなどの材料は食事の中にあり、体内には存在しないもの。植物と同じで満ち足りた栄養が美しい肌を叶えてくれます。

また、逆に食事の内容によって吹き出物ができたりクスミや黄ばみが悪化し、ゴワゴワ肌を作り出してしまうことも。例えば、食後の血糖値を意識したことがありますか? 実は、食後の血糖値の上昇率が高いほど肌の水分量が減ることが報告されています。食後血糖値150ng/dLを超えてしまうと黄ばみの原因となる糖化が進むことも。たかが食でされど食。美肌の素は食事にアリです。

細川モモ,レシピ

美肌自慢の人は脂質を味方につけている

ダイエットのためにサラダにノンオイルドレッシングを使っているなんて、美肌のためには逆効果。サラダにはたっぷりのビタミンや食物繊維、ファイトケミカル(抗酸化物質)が含まれていて、美とダイエットとアンチエイジングの強い味方です。とくに、肌にハリを与えてシワを予防するビタミンA(レチノール)やリコペンやルテインといった植物のもつ色素に含まれる抗酸化物質はストレスなどによる活性酸素のダメージから肌を守ってくれる、お肌のカーディアン(守護者)的存在。美容のために野菜を食べている女性が多いのではないでしょうか。

実は、これらの美容成分は脂溶性といって、油(脂)に溶けて吸収される特性があります。アメリカのパデュー大学の研究結果では、ドレッシングにノンオイルとオイルドレッシングを使った人の食後の血中抗酸化物質濃度はオイルドレッシングの人の方が高かったことが報告されています。もっといえば、肌の潤いの80%を担うセラミドの材料は必須脂肪酸といって、体内で作り出せないオイルから作られます。脂肪をただ避けているようでは美肌は遠ざかるばかり。とはいえ、ノンオイルドレッシングに抵抗があるという人は、サラダの具にアボガドを選びましょう。アボガドに含まれる良質な脂質がその他の食材の美容成分の吸収率を高めてくれることがわかっています。美人のサラダは “アボガド・ファースト”。アボガドがない場合、卵でも代用可です。

細川モモ,レシピ

野菜+シーフード=カルパッチョが美肌の黄金レシピ

美肌を叶えるには実に様々な栄養素が必要です。そもそも肌トラブルが多い人は良質なたんぱく質(アミノ酸)が足りていないことが国内の研究で明らかになっていますし、鉄分不足はクマやクスミを招き、亜鉛不足は新陳代謝を妨げることでニキビ跡が残りやすく、粉を吹くほどの乾燥肌に悩まされることに。これらの栄養素をまるっと供給してくれるのがシーフードです。潤いに欠かせない必須脂肪酸の良き供給源でもあり、あえて避けている人はDHA・EPA、ビタミンDなどのサプリメンテーションをしないと他の食材からの獲得は難しい栄養素があります。

それに加え、ビタミン類の摂取も欠かせません。栄養価の高いベビーリーフをたっぷり添えたシーフードカルパッチョやオイスターは肌にとってのご馳走。美肌をつくる乳酸菌を含む味噌を使った「鯖の味噌煮」も和食の美肌レシピ。デトックスや美容のために断食やクレンズばかり繰り返していても、栄養失調に拍車がかかり、キレイは遠ざかるばかり。キレイは食べてこそ作られるものです。

スイーツのお供にはカモミールティを

血糖値を急激に高めてしまうことが乾燥肌を招くとお話ししましたが、だからといって炭水化物を食べないのは大きな過ち。炭水化物から摂れるでんぷんは腸内細菌の数少ないご馳走で、腸内細菌が美肌を育むビタミンB群の生みの親であることは覚えておきましょう。もう一つ、炭水化物に含まれる食物繊維は摂取量と体型(BMI)が比例するという研究報告が多くありますので、不足は肥満を招きやすくなります。血糖値の上昇が穏やかな雑穀米や発芽米、胚芽パンなどを意識し、白米やうどん、食パンなどは控えめにしましょう。

一方で、控えたいのは単なるシュガーです。食物繊維を含まないぶん、血糖値の上昇率はダントツ高いのです。とはいえ、スイーツ大好き!という人も女性には多いですよね。そこで、血糖値が上昇しても黄ばみやゴワつきの原因となる糖化が進まないよう、甘いものを食べるときは糖化抑制効果のあるカモミールティやルイボスティーをお供に選びましょう。スイーツのダメージを緩和し、美肌を守ってくれます。

※株式会社カネボウ化粧品基盤技術研究所と東北大学、三井記念病院総合健診センター、昭和大学の共同研究

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